「サイド2の危機」みました

こんにちは、たちかわです。
今日は機動戦士zガンダム 29話「サイド2の危機」を見たので報告します。

 私の記憶が正しければ、ファーストガンダム、Zガンダムの順番でアニメーション内で一般市民に大量殺戮兵器が使われる回は初めてだったと思います。
 ※追記 グラナダへのコロニー落とし忘れてました。申し訳ないです

 大まかな流れとしては、エゥーゴを降伏させるため、サイド2コロニーに大量殺戮兵器であるG3ガスを注入させる作戦を発動したティターンズ、それを阻止するために動くブライト・ノア率いるエゥーゴのアーガマと言った感じです

 G3ガス注入作戦の指揮を取ったジェリド・メサの戦争が長引けばより多くの被害が出るから、この作戦でサイド2の人命を犠牲すれば結果的により多くの人命を救えると言った説明は印象的でした。
 本当は、ジェリド自身もこの作戦には不服であるし、この詭弁でなんとか自分自身を納得させようとしているような気がします。
 実際ヤザン中尉はこの作戦に反対していますし、恐らくほとんどのティターンズ構成員はこの作戦に正義を感じていないでしょう。

 またサイド2の市長が早々にティターンズに降伏しようとしたシーンもリアルさがあったと思います。彼も詭弁を言っていましたが、戦闘終了後にブライト・ノア艦長にたしなめられていました。ここらへんは軍人と、日和見主義な政治家の対比という感じがあります。合っているでしょうか?

 一般市民の大量殺戮を目的をした作戦の動きを克明に描いた描写はなかなかないと思いますので、感想をしたためました。一番理不尽に感じるのは攻撃の対象にされた市民ですが、作戦の実行部隊に命じられ大きな十字架を背負うことになったジェリド隊にも同情できる部分を感じますね。ヤザンみたいに突っぱねれれば一番いいのでしょうが。そううまくはいかんさー

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