書けない時を書く

時々まったく書けない時があった。それでもそのままにしていた。どこかでひっかかりながら。

大きく二つあって パソコンにもスマホにも触らない日はないからなにかはテキストにしているわけで書きたいものを残せていないといったらいいのか。なのでたまにわざわざ紙に何かを書く時がある。こんなことが書きたいが時間が取れないと意思表示するかのように。

なんだか子供の頃を思いだす。たまに原稿用紙にいきなり書くようなことがあった。あれが苦手で。感想を書きなさい。二行しか書けない。

つらつらと書いているやつのそれはあらすじであり先生が開口一番注意していた内容ではないかと。

あるとき教わった、数行のメモを並べて、入れ替えて、加筆してを繰り返してそれらしくまとめていく。

日常でも同じことが結構ある。前提条件があり、ことの経緯があり、現象があり、原因調査があり、それの再現を確認して、随分と長いものになる。対策や。再発防止や。暫定処置や恒久対策も本当はあるが。それを結論を先にいわんかいといわれ、短く説明すると説明が足りないとなり常にグルグルする。

きっとフォーマットがあって埋めていけばいいのだろうけどなんだかいつもその様式を作っている気がする。そしてそれを作ってしまうとルールはどうなっているんだとなる。

シンプルにいうと編集作業が嫌い。
書いて直して書いて直してとどこかでしたくない。書きながら完成させたいところがある。
書きながら調べ物を挟んでしまうと元に戻れないことが多い。自分の熱を維持できない。
やろうとしていたことを忘れてしまっていたりもあるが。