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【バラ色の未来へ】Patrick&Patricia「COME UP ROSES」で1.3倍夢を語っちゃうnote

こんにちは!
アキレスと亀のともきです!

今回は!#ジョイミュー vol.3に参加するアイリッシュでフォーキーでロックンロールなあのバンド!

Patrick&Patricia「COME UP ROSES」

について

COME UP ROSES
もう怖くないさ
全て繋がるのさ

3つのキーワード勝手に深読みしていきます!!!

COME UP ROSES


民俗調のフォーキーさ熱量の高いロックサウンドの融合でスペシャル華やかなこの楽曲。そもそも音像だけでぶっ飛ばされそうになってしまいやす。

パトパトさん珍しい楽器がたくさん見れて楽しいです。今回だとあれよ。あのギターみたいなやつ!あの楽器はバズーカと言うそうです。

ごめんなさいブズーキです。元々はギリシャ音楽で使われていたものが色々な地方に流れて行ったそうです。アイルランドではアイリッシュブズーキと呼ばれる背中が平らなものが使用されるとか。ほえぇ…

今回の楽曲でも現代的なエレキギターとエレキベース、ドラムがいたかと思えば、ブズーキやらバイオリンやらいわゆる「バンド」の編成でなかなかお目にかかれない楽器たちが躍動します。

時代も地域もジャンルも飲み込んだ圧巻のソングライティングセンスにはもう脱帽です。足を向けて寝れません。北枕になっちゃうからね。

というわけで歌詞の方のお話に入っていきますがその前に、この楽曲を考えていく上でわかっていなきゃいけないこと。それは「COME UP ROSES」という言葉。ど直訳するとバラがやってくる。なんですが流石にそのままじゃないです笑
英語の慣用句で全てうまくいく。という意味になります。バラは成功の象徴。日本でもバラ色の日々なんて言い方をしますからね。その辺も踏まえた上で歌詞を見ていきましょう。

大きな夢を 小さな声でも
叫んでみれば COME UP ROSES

サビ入りはテンション上がるぜ。これが頭にあるってことは楽曲のキーフレーズと言っていいでしょう!

夢を叫べばきっとうまくいく!アツいメッセージです。
その中身を深く見ていきましょう!

華々しく散るのもいいだろう
だけど僕は出来なかった
木陰に咲く花のように 生きてこそ

ぱっと咲いてすぐ散ってしまうのも一つの美しさでしょう。でもそれが出来なかった
木陰に一輪だけ咲く花は確かに派手ではないかも知れないけれど凛と美しくて、しかも意外と強かったりするものですよね。根っこがしっかりしているというか。

一花咲かせて派手に散っていくより、木陰で凛と生きていくことを選んだ僕にどんな未来が待ち受けているのか。

運命のイタズラか
次第に目の前が変わっていって
完璧になれなくても きっと上手くいく

目の前の景色はどんどん変わっていきます。
完璧になんてなれない。それでもきっと上手くいく。なんで上手くいくかって?それはこれから説明していきますよい!

もう怖くないさ

さて、少し先の歌詞を見ていきましょう。

風が吹く 明日鳴らす
気がつかないうちに 背も伸びて
見える世界が広がっただろう
もう怖くないさ 僕らなら

ここの歌詞すごくいい。めっちゃ好き。

木陰で凛と生きた僕。時間の流れとともに見える景色がどんどん変わっていく。
それはもちろん時間経過で景色そのものが変わっていたせいもあるんだろうけど1番は自分自身が成長して見える景色が変わっていっていたんです。

悔しいことも悲しいこともあったでしょう。それこそ見える景色が真っ黒に塗りつぶされるような出来事にも出会ったかも知れません。
それでもしっかり根を張って咲つづけた小さな花はいつの間にか広い世界を見渡せるほど大きく強く成長していたのです。

そして過ごしてきた日々の中でかけがえのない仲間たちと出会ってきたのでしょう。それが一言で表されるこの僕らならという言葉。

もう怖くない 僕らならってすごくアツい言葉だよなぁ。成長してかけがえのない人たちと出会って、そんな僕たちならもう怖くない。あれ?そもそも怖がるようなことあったっけ?というところですよね?

それじゃぁここまで触れてこなかったサビの歌詞をじっくり見ていきましょう!


全て繋がるのさ

それではクライマックスの歌詞を見ていきましょう!

挫けた過去が 明日見る自分が
全て繋がるのさ HANG IN THERE
大きな夢を 小さな声でも
叫んでみれば COME UP ROSES

愛した日々が 涙した夜が
全て繋がるのさ HANG IN THERE
大きな夢を 小さな声でも
叫んでみれば COME UP ROSES
僕らだけの唄 COME UP ROSES

怖がっていたこととは何か?冒頭にお伝えしたキーフレーズですよ。
大きな夢を叫ぶこと。これってすごく怖いことですよね。

ミュージシャンになりたいとか、サッカー選手になりたいとか。海賊王とか火影とか。憧れはあれど声にするのは大人になるほどに気恥ずかしいものになっていく。ダメだったらどうしようとか、そんなことばかり考えてしまう。

話はそれますがHANG IN THEREってどう意味でしょう?
これは頑張り続けよう。というような意味。しかもただの頑張ろうじゃなくて今は辛い状況だとしても頑張っていこう。というようなニュアンスで使われるとか使われないとか。

挫けた過去も明日見る自分も愛した日々も涙した夜も、全てが今につながっている。アツいでこれは。木陰でじっと耐えていた日々も夢を口にできなかった日々も。全てが今と、そしてこの先につながっていく。

しかも今の自分にはその夢を一緒に叫んでくれるような仲間たちがいる。今はまだ日陰かもしれない。でも夢を叫んでみんなで進んでいく決意と、お前らも一緒に頑張ってこーぜ!というメッセージがこもってる。これは主人公。


そんな音だけじゃなくメッセージでも心に火をつけてくれるPatrick&Patricia「COME UP ROSES」どうぞお聞きください!

聞くだけですっごい元気になります。辛い時も体が軽くなり疲れがとれ、雨は止み空は晴れ渡り鳥たちは歌い出します。おすすめです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!



おいしいビールが飲みたいのです・・・