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【何気ない日々を愛そう】Lemonticニューアルバム「INU」フライングレビュー「つもる話」編

こんにちは!アキレスと亀のともきです!

今回は!Lemonticニューアルバム「INU」の5曲目を飾るミディアムナンバー!

「つもる話」

についてフライングでレビューしていきます!

どんな曲なの!?

Lemontic「ラヴ」ソングだ!と散々言って来ましたが、この曲もしっかりイズムが詰まってますよ!

ミディアムテンポの心地よいリズム感。
ピアノのちょっとジャジーなフレーズがオシャレです。

このバンド、ホントに演奏がうめぇのよ。それがバキバキに伝わってくる楽曲になってます。

ミディアムテンポだと重くなりがちですが、ハマダさんの軽やかでポップな歌声がそう感じさせません!日曜日の午後に聞きたい!

キラキラポップと双璧をなす、優しいLemonticがそこにはいました!
早く聞いて貰いたい!ほんと!
フライングレビューも5本目とかになるとスタッフみたいな気持ちになる。早く聞いて欲しい!めちゃいいから!!

歌詞とサビ先行大公開!

貰った権利はガッツリ行使!
まずは「つもる話」の歌詞を、例のごとく少し隠しながら公開します!

「つもる話」

いつまでもそばにいるよ
西陽の差し込むこの窓際で
他愛もない昔の話をまた聞かせてくれよ

悲しみを払うように
モクモクと僕に笑いかける
懐かしい臭いが鼻の奥をツンと刺したのです

はしゃいで走り回って
夜は○○○○○○○
くたびれて眠るだけ
日々は続く

だからdarling 泣かないで
手を取って歌おうよ
何度も同じような話を
また聞かせてくれよ

だからdarling いかないで
手を取って歌おうよ
いつでもまたここに戻ってくるから
その日まで

どうしたっていつの日か
終わりが来るからこそ愛しい、なんてさ
そんなの詭弁だよ
いつまでもそばにいてよ

歌うように跳ねるように
また繰り返すメビウスの輪っかの隅で
日々は続く

だからdarling 泣かないで
手を取って歌おうよ
あなたの仕草 癖 温度が
愛しくて仕方がない

だからdarling いかないで
手を取って歌おうよ
どうにも忘れられそうにないから
ここに置いてくよ

あいのうた歌ってよ
心を伝うくだらない夜よ
誰も知らないふたりの秘密を
風と共に過ぎ去りし日々よ
僕たちを繋ぐのは
いつもの待ち合わせ場所で

だからdarling 泣かないで
手を取って歌おうよ
何度も何度も同じ話
また聞かせてくれよ

だからdarling いかないで
手を取って歌おうよ
いつでもまたここに戻ってくるからその日まで
ありふれた日々をどうか忘れないでいてね

------------------

どうよ?優しいでしょ!?

ありふれた日々を愛おしく思う歌。「恋のうた」と言うよりは「愛のうた」になっています!それもまた「ラヴ」

この楽曲のサビ

だからdarling 泣かないで
手を取って歌おうよ
何度も同じような話を
また聞かせてくれよ

このフレーズのように、ダーリンという言葉が沢山出てきます。
これ、誰のことをさしているのでしょう!?

日本ではダーリンと言えば女性が恋人に対して使うイメージのある言葉ですが、実際のところ「大切な人」というニュアンスで男女関係なく使用するそうです。

なので男性から女性に向けた愛のうたとしての側面もあります。

ですが、僕はこの楽曲からまた別のイメージを受けたのでそのお話を少しだけ…

引っ掛かりはこのフレーズ

悲しみを払うように
モクモクと僕に笑いかける
懐かしい臭いが鼻の奥をツンと刺したのです

そして

歌うように跳ねるように
また繰り返すメビウスの輪っかの隅で
日々は続く

このフレーズ。
モクモクと笑うってなんだ?

メビウスの輪には永遠という意味があります。永遠の片隅。
もちろん素敵な表現なのですが、これモクモクと合わせると、タバコの銘柄なんじゃないか?と勘ぐってしまいます。

そう思うと「懐かしい匂いが鼻の奥をツンと刺した」というフレーズがより実感を持って聞こえます。

そして先ほども登場したサビのフレーズ

だからdarling 泣かないで
手を取って歌おうよ
何度も同じような話を
また聞かせてくれよ

何度も同じような話をまた聞かせてくれよ。
このフレーズから僕が感じたのはそう。

おじいちゃんですよ。

いつまでもそばにいるよ
西陽の差し込むこの窓際で
他愛もない昔の話をまた聞かせてくれよ

西日の差す窓際で、タバコをふかすおじいちゃんの話を聞く。
そんな時間って大切でふよね。なんだかそんな素敵な時間を過ごせる自分はきっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルターズオリジナル。なぜなら彼もまた特別な存在だからです。って感じですよね!?

そう思うとなんだか最後の歌詞はぐっと来てしまうものがあります。

だからdarling いかないで
手を取って歌おうよ
いつでもまたここに戻ってくるからその日まで
ありふれた日々をどうか忘れないでいてね

ずっと元気でいて欲しいものです。

曲調自体は気丈に明るいのも泣きポイントよね。


本日の宿題!

さて!今回も歌詞に1部伏字がありましたね!?
実はこの楽曲からおじいちゃんを感じたもうひとつ決定的なフレーズなのです!

はしゃいで走り回って
夜は○○○○○○○
くたびれて眠るだけ
日々は続く

おじいちゃんおばあちゃんと会った時、夜って何をするかな?これ、きっと全人類共通だと思うんです。子供に戻ったような、ノスタルジーに浸れる歌詞となっております!

なんて偉そうに行ってきますが、別におじいちゃんとかおばあちゃんを思うだけが正解ではありません!自分の恋人や家族、友達を想って聞くと何気ない日々を大事にしよう。と改めて思える、心が洗われるような楽曲に仕上がっております!

「つもる話」本当に皆さんに聞いて欲しい!

Lemonticのニューアルバム「INU」9/30リリースです!いい曲しか入ってないから!聞いてね!お楽しみにね!!

それでは次回は最終回!
フライングレビュー「I LOVE YOUが聞こえない」編でお会いしましょう!バイバイ!

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