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【坂上太一TRIOの多様性と人体に与える影響についての研究報告書】坂上太一TRIO「way to living」でタイトルがいつもの1.3倍長いnote

タイトルなっがい!
こんにちは!
アキレスと亀のともきです!

今回はジョイミューにもジョインしている坂上太一さんの冠バンド

坂上太一TRIO「way to living-EP」

リリースを記念しまして!いつもなら1曲ピックアップしてお伝えする所を今回は(多様すぎて選べなかったため)全曲ドヴァンとお話していきます!特別感!!


争いを知る花

EPの1曲目を飾るこの曲!
これが1番好きかもしれん。

アップテンポでポップな曲調!最高よね!

太一さんの演奏力が化け物であることは周知の事実なわけですが、TRIOと言うだけあってバンドメンバーも超かっこよ!ノリノリ確定演出。

歌詞は太一節

この星に恐竜が生まれる前から
この星に花は咲き種をこぼしていた
争いの中風に吹かれて
何も言わずに花は咲いていた

この圧倒的神視点。坂上太一まじ阿修羅
太古の昔から儚くも凛と咲き、命を繋ぐ花を歌います。

発想力がもうSF。このアイディアは坂上太一か手塚治虫かってかんじです。

人間が争い憎しみ殺しあってそれらが巻き起こした風に吹かれても、何も言わずにただそこに咲く花の美しさよ。

だからこそのこの歌詞

孤独に潰されたとき
見上げた夜空の星たち
溢れるまま泣き明かしたら
『いま』というときの意味を知る

色んな災禍が過ぎ去って空を見上げた時、つまり爪痕が生々しくても平和が訪れた時。そこ咲き続けた花、そこに生きている人達と言ってもいいかもしれませんが、それらは『いま』というときの意味を知るのです。

すんごい曲だこりゃ。ポップな曲調だけどメッセージはボディーブロー。やってくれるぜ坂上太一


way to living


EPのリード曲となるこの楽曲。実はジョイミュー内では1番人気なんですよ。音楽通をも唸らせる変幻自在なこの楽曲。やっぱりこの曲が1番好きかもしれん。

聴く人を混乱の渦にたたき落とす変拍子なフレーズ。これ演奏すんのも一苦労だと思うんだけどそこんとこどうなんでしょうか。

でもその混沌がだんだん気持ちよくなってきていつの間にか体が揺れていくシステムとなっております。

「way to living」直訳すると生きていくための方法といった所でしょうか?

Way to livingこの時代を
変幻自在に乗りこなせよ
Incredibleこの世界は
微笑めば微笑み返すホログラフィーよ

まさに曲調が表すとおり、歌詞にもこの時代を変幻自在に乗りこなせよと。
混沌とした曲調もあって若干ダークな印象を受けるこの楽曲ですが歌詞はあくまでポジティブ

Incredibleは信じられないの意味。
信じられないこの世界は微笑めば微笑み返してくれるそうな。

トライアングル宇宙のリズムは
囚われることない破壊と想像よ
解き明かせない矛盾の中の真実は
Way to living私の中に

破壊と想像。やはりこの男は神だったようです。
真実は私の中に。
宇宙の心理と自分の心象風景が綯い交ぜになった歌詞。
宇宙の真実が私の中にある。私の心の真実も私の中に。心は宇宙、宇宙は心。一は全、全は一。怪しい宗教じゃございません。

Way to livingこの瞬間を
Way to living破壊と想像を
Way to living問い続けろ
Way to livingこの私に

驚くべきことに歌詞はこれで全部。問い続けろこの私にと言うことで生きていく方法は太一さんに聞けと言うことですね!?!?やはり神!?!?

はい。多分違います。自分自身に問い続けましょう。よろしくどうぞ。

真夜中のロックンロール


ロックンロールと言うだけあって曲の作り方はゴキゲンなロックンロール!ですが音質がドライ過ぎず綺麗でモダン。だから全然古臭く聞こえないです。その辺のバランス最高。結局この曲が1番好きかもしれん。

真夜中は一人さ
囁くようにロックンロール
いまからじゃお酒も飲めやしない
苦いコーヒーと十代のような気分で
囁く様にロックンロールは
Oh all night...Oh all night

真夜中は一人、と言いつつ寂しさをあんまり感じないのはやっぱりこのゴキゲンな曲調のおかげでしょうか?

お酒も飲まず、まるで十代の様な気分でロックンロール。素敵な夜だ。

この曲の面白いところは歌詞の突拍子のなさ。夢の中の出来事のように脈絡なく色んなことが起きるわけです。

例えば

そこにUFOが来たなら
きっと君を起こして
二人して連れ去られよう

みたいな!おんもしろい!君が寝ているから一人静かにロックンロールしてたのね!

さっきまでの2曲はかなり深い、ともすると仏教の教えのようなテーマでしたがここに来てこの少年性よ。顔何個あんのよ。まったく。

日常


ギター弾き語りの形態から始まる美しいバラード。太一さんの甘い声がバッチリ映えます。ほんとはこの曲が1番好きかもしれん。

天気予報は雨
いまから仕事へ
部屋干しのままの洗濯物を横目に
日々の繰り返しが
人生を創るのでしょう
いつの間にか慣れてしまったその日常

部屋干しの洗濯物とか飾らない日常感が滲みます。日々を歌う。シンガーソングライターって感じです。

あの街へこの街へ
あなたのいる街まで
走っていくよこの歌を届けに
ただ、それだけのために

この歌詞を読んだ時、そうか。これが太一さんの日常か。となんとも言えない心が熱くなる様な感覚を味わいました。
ちょっとこの曲は(他の曲ももちろんだけれど)歌詞全文目を通して見てほしい。こんな熱い歌うたいがいるんだぞ!ってミュージシャンの端くれとしてなんだか嬉しくなりました。

朝が来るということ
生きるということ
死ぬということ
その全てがいま輝きに変わる
心の中にあるメロディーを
そっと引っ張り出してみたら
こんなにもこんなにも
あなたの事を歌にしたくなったんだ

生きることも死ぬことも日常。やっぱり若干の仏の御心を感じます。

とはいえそんな日常を改めて見つめ直した時、あなたの事を歌にしたくなる。そんな相手がいることは幸せだし、そう思われる側も幸せだと思うし。歌を歌いに行く相手にこの気持ちを持っている太一さんは仏だし。そういうことだね。うん。

I'm a man


EPの最後を飾る楽曲。ノリノリなロックンロールナンバー!
真夜中のロックンロール
と比べてもよりカラリとしていてロック色強め。結局この曲が1番好きかもしれん。

I'm a man、俺は男だ!だからお前を愛さずに居られないんだ!と言うラストにふさわしい愛のうた(という説もある)

Hey driving pretty woman
ガソリンは満タンだぜ
もうこれ以上注げないよ
溢れ出しても危ないよ

Hey driving pretty woman
直訳すればねえそこの運転してる女の人
それっぽく訳すとなぁそこのドライブしてるお嬢さん
やりすぎに訳すならヘィそこのハンドル握った子猫ちゃん

ガソリンはもう満タンでそれ以上そそげない
だからどうするか

だから
Feeling good feeling good feeling good feeling now
Feeling good feeling good今夜朝まで

Feeling good
直訳するなら良い気分に感じる
それっぽくするなら気持ちイイことしようぜ?

今まで仏の仮面を被っていた太一さんですがついに本性を表したようですね。スケさんカクさんやっておしまいなさい。

とはいえこのカラリとした曲調で聞くと全然ヤラしく感じないっすよね?ね?

その辺の塩梅もわかってらっしゃる。さすが。

この潔さと疾走感色んな顔があったEPの最後として、そんなこと忘れて踊ろうぜ!と言わんばかりのフィナーレを引っ張ってきます!さすがすぎ。

結論


5曲入りEPでここまでキャラクターの違う曲詰め込んで、ここまでしっかり聴かせるってすごいよなぁと感心するばかりです。

5曲の中で色んな事件が起きて色んな顔が見られて、そのくせ一貫した雰囲気もあって。ジェットコースターみたいな1枚になっているのではないかと。

太一さんソロももちろん素晴らしいけれどTRIOになると、ただでさえジェットコースターな太一さんの背中にロケットブースターが着いたみたいな。
なんかジェットコースターの登りも高速だし、落ちる時は音速を超えるみたいな。そんな感じ。

以前の記事から太一さんには顔が何個もある!と言い張ってきましたが、皆さんこれで分かっていただけたでしょう。

坂上太一は腕が八本顔は20面相とんでもない怪人である。ということが。

そんな怪人坂上太一率いる坂上太一TRIOの最新作。心してお聞きくださいね!下記リンクから各種配信リンクに飛べます!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!バイバイ




おいしいビールが飲みたいのです・・・