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【ハッピーエンドを願って】mibuki「この世界から僕が消えてなくなりますように」で1.3倍優しくなれるnote
こんにちは!アキレスと亀のともきです!
今回はmibukiさんの「この世界から僕が消えてなくなりますように」について
視点の巧みさ
ストーリーについて
コロナ君よどこへ行く
の3つのキーワードで勝手に深読みして参ります!お楽しみに!
視点の巧みさ
これはもうこの曲を聞いた人ならみんな思ったなぜ?だと思うのですが
なんでこのテーマ!?
ということなんですよ。
このコロナ禍で作られた曲のほとんどが
「前を向いて乗り切ろう」「みんなでまた会おう」のような明けない夜はないんだぜベイベー!的な歌なわけです。
ところがどうでしょう!?この人
コロナウイルス擬人化しちゃったよ!!笑
何それ!?とおもいません?笑
なんでよって。なんでなのよって!
明けない夜はないんだぜベイベーな曲は、今は辛いけど乗り切ろう。とか会えないけど離れていたって繋がっているんだ!とか、今は○○だけどいつかは…というようにネガティブにポジティブなんです。
ところがこの小さな暴れん坊はどうでしょう?
「僕が居なくなればいい」というような後ろ向きの発言をガッツリ押し出すポジティブにネガティブな作品を創り出しているのです!
コロナウイルスをやっつけるべき敵ではなく苦悩する主人公に置くことによって誰も聞いたことがない歌を作り上げました。天才か。
ストーリーについて
「この世界から僕が消えてなくなりますように」は一体どんなストーリーで進行していくのか!?
僕は一瞬で世界中に広まってしまった
目の前で流れる涙は拭えず悪化していく
僕は気づくんだ 閉じた瞼を見て
奪ってしまった命に
自分が怖くて仕方がなかった
1コーラス目のフレーズです。
一瞬にして世界中に広がるコロナウイルス
命を奪ってしまった彼は怖くなり助けを求めるのです。
もうこれ以上僕は人を傷付けたくないよ
だから皆んなで一つになって少しずつ減らしてほしいんだ
もう傷つけるのは嫌なんだ!と人々の団結を求めるのです。
おそらくこの辺りまでは今の情勢と重なる部分でしょう。
この後からは未来の世界に移動します。
僕は重たい瞼を必死に開け見下ろす
静かだった街が嘘のように
笑顔に包まれていた
僕は重たい瞼を閉じて願うの
「どんなことがあっても
世界が平和でありますように」
コロナ撲滅成功!ここで直接的に消えるとか死を連想させる言葉を使わないのも上手いですよね。後ほど詳しく描きますが、ここが今回の考察ポイントでもあります。
そして最後にコロナ君のモノローグ
僕がこの世界に生まれてこの目で見れたのは涙だけ
だけど「当たり前にあった幸せに気づくことができた」その一言で
少しこの世界に生まれた意味があると感じられたの
この世界はきっとどんなことがあっても乗り越えられるそう思ったよ
全てのことに意味がある。
コロナのおかげだなんて言うつもりはないですが、確かにこの期間で気づけたことは沢山ありますよね。
そんなコロナ発生から収束までを、ウイルス側を主人公として作られているのがこの楽曲です。
コロナ君よどこへ行く?
さあここからは勝手に深読みのコーナー!
今回の議題は、「コロナウイルスはどこへ消えたのか」これにファンダジックな理由をこじつけてみました!
ポイントは先程も書いたこの部分
僕は重たい瞼を必死に開け見下ろす
静かだった街が嘘のように
笑顔に包まれていた
僕は重たい瞼を閉じて願うの
「どんなことがあっても
世界が平和でありますように」
ここです!どこに食いついたかって?それは
重たい瞼を必死に開け「見下ろす」というところ!
笑顔に包まれる街を見下ろせるところってどこ?展望台?山の上?
いやいや空でしょ!
コロナウイルスはこの楽曲の中では天に昇っていく。つまり天国に行ったと考えられます。
あくまでも楽曲の中の話ではありますが、コロナウイルスは命を奪ってしまうことを恐れ消えようとします。人々の幸せをただ一心に願って。
そんな心優しいコロナ君に神様からのプレゼントが与えられます。
僕がこの世界に生まれてこの目で見れたのは涙だけ
だけど「当たり前にあった幸せに気づくことができた」その一言で
少しこの世界に生まれた意味があると感じられたの
この世界はきっとどんなことがあっても乗り越えられるそう思ったよ
ここの部分、実は天国から世界を見下ろしていたとしたら!?
だってコロナ君が「この世界で見たのは涙だけ」なのです。つまり笑顔は見ていないはず。
だけどこの曲のむすびは
みんなの笑顔が溢れている奇跡を最後に見れたから
笑顔見てるんです!
人々の笑顔のために自ら消えることを選んだコロナ君。そんな彼に神様からの粋なプレゼントは人々の笑顔を見せてあげることでした!
まるで映画のような感動のエンドじゃないですか?そんなことない?
そんなことを思いながら「この世界から僕が消えてなくなりますように」をお聴き下さい!
現実世界のコロナウイルスもこんなに優しい生き物だったらいいのに…と思いかけましたがやっぱりヤダ。
こんな良い奴だったらやだ!憎めないもん!
めっちゃ嫌な奴であれ!一匹残らず駆逐してやる!!
みなさんも体には気をつけて、また会える日を楽しみにしています!
mibukiさんのこれからの活躍をお楽しみに!
それではまた次回!お楽しみに!
おいしいビールが飲みたいのです・・・