見出し画像

【深読んでみて!】歌詞考察おじさんがすげぇと思った曲3選

こんにちは!
アキレスと亀のともきです。

今回は、歌詞勝手に妄想おじさんこの歌詞すげぇ!と思った楽曲を3曲紹介します!

いい曲ありすぎて迷ったけれど3つに絞り切った!ご覧ください!


RADWIMPS「有心論」


僕と同世代の皆さんはもうピンときているでしょう!
数多くの人の携帯の待ち受け画像になっていたあの有名なフレーズ

誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろ?

どうやって生きてたら思いつくねん。
「君」のことを地上で唯一出会える神様と表現したこの曲

地球が丸いことにファンタジーなのに聞き手と距離が近い理由を付けた。このセンスが教祖。野田教。

今回のコンセプトは皆さんにもじっくり歌詞を見ながら考えてみてほしい!ってとこなのであんまり語りすぎないように注意しますが、いろんなギミックが隠れてるよね。
有名どころだと3分前の僕がまた顔を出すってやつ。3分前に歌われた歌詞ってなんだっけ?ってさかのぼってみてくださいね。

RADWIMPSはほかの楽曲もハチャメチャに歌詞が良くて、しかもギミックが効いてて聴きごたえも読みごたえも抜群なんですが、やっぱりこの「有心論」のインパクトはすごかった。


ほんとどんな生き方してたらこんなこと思いつくねん。
どんな生き方してたら思いつくんだよシリーズはほかにもたくさんあるんです。例えばaiko「花火」とか。

夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろして

何食べたら夏の星座にぶら下がって花火を見降ろそうと思えるんだろう・・・


不可思議/wonderboy「Pellicule」


この曲の歌詞は先ほどの「有心論」とは対極で青臭くストレートなんです。
めちゃめちゃ青いの。なのにいつ聞いても今の自分のための言葉だって思ってしまう。

そうやって俺達はいつまでも待ってた
来はしないわかってながらいつまでも待ってた
俺たちの知る限り時間ってやつは止まったり戻ったりはしない
ただ前に進むだけだ
だから今日は戻らない日々を思い出して笑おう
今日だけ、今日だけは思い出して笑おう
こういうのってあんまり格好よくはないけど
初めから俺たちは格好よくなんてないしな

こんな言葉をラップというかポエトリーリーディングというか、そんな飾らないスタイルで並べていきます。

トラックの儚さ青臭い声が相まって聴くといつの間にか「あの頃」に引き戻されてしまうんです。

この曲を初めて知ったのは高校生のころ。そのころロック大好き少年だった僕もこの曲は引き込まれるように聞いた。
高校卒業して聞いたら今の自分のための歌だって思った。今になって聞いても、今の自分にぴったりの言葉に感じる。

大切な思い出が過去になればなるほどこの曲の持つ力を大きく感じることができるわけですよ。言葉の力。
でも過去にすがるわけではなく今この瞬快を悔いなく生きていくための歌。リリックを見ながらじっくり聞いてほしい。


back number「いつか忘れてしまっても」


大好きなバンドの大好きな曲。実はことあるごとにこの曲の歌詞がすごい!!って言ってるのにあんまり聞いてもらえないので記事にしちゃう笑

いつか忘れてしまってもいいから
君が一度でも心から「忘れたくないの」と思えるような
そんな思い出に僕はなりたいのさ
君と見た街の景色がいつしか
全部変わってしまっても
「確かに君と僕はここにいた」って
笑えるような男に僕はなりたいのさ

という切ない失恋ソングなんです。
back numberらしい曲だけどそんなにすごいか・・・?と思ったみなさん!すごいのはここじゃないんです。

楽曲通してお別れしてしまった君に対する思いを歌い、でも笑えるような男になるからと決意を述べるのですが、最後の最後が清水節。しびれたね。

楽曲の最後の最後で本音が漏れてしまうんです。

君と見た街の景色がいつしか
全部変わってしまっても
「確かに君と僕はここにいた」って
笑えるような男になるまで

この後!

忘れないで

どっひゃ~!女々しい~!!!
最後の最後でそうなるまでは僕のこと忘れないでって言っちゃうんです。

最後にこれが来ることで、今まで歌ってきたことは全部強がりだったっていうどんでん返しが起きるわけですよ。これは震えたね。
こういうのがあるからこのバンド大好きよ。

やべぇ皆さんもいろいろ考えてねっていったのに結構語ってしまった・・・

余談ですが

二人朝になるまで車を停めてキスをしてた駐車場に

この歌詞を聞くたびに、駐車場?チューだけに?ねぇチューだけに!?っていう声が脳内に響きます。浸らせろ!!


サブスクが浸透して、歌詞カードを見ながらじっくり曲を聴くってタイミングが少なくなってしまってる気がします。
もちろん聞き方は人それぞれでいいのだけれど、たまにじっくり歌詞と向き合ってみるのも楽しいものですよ!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!ばいばい!

おいしいビールが飲みたいのです・・・