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点P畑で捕まえて_(:3」z)_

みなさんあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします_(:3」z)_わっきーです_(:3」z)_

先日「点Pをどうやって捕まえるか」みたいなことを呟いた訳ですが、その辺りにまつわる色々を今回はまとめてみようと思います。

【要点として】
・自由に動き回られても困るよ点P
・ここは通さないと言ったらどうする?点Pさん。。
・可能性を基準とするお話

という感じでいってみましょう_(:3」z)_


①点P捕獲命令下る
割と明確な文系の自分にとって、数学はなかなかの強敵でした(今戦っても負ける自信しかないです)。その中でも「点P」に対しては、ネットでもよく見かける通り「なんで動くねん」とツッコミを入れていた部類でした_(:3」z)_

以前、何人かの方とサッカーの分析の話になった時に、「ボールの動きをトレースしながら試合を見る」という話をして「へえー。。」と驚かれたことがありました。毎回そういう見方ではないのですが、ボールをトレースしていてふと「点P」を思い出しました。

1つの「ボール=点」の動きを追いかけているうちに、かつての苦悩の日々を思い出したわけです(そんな大袈裟な話では決してないですけどね、、)。

さて、本題へ。。
もちろん点Pとボールは全然違うものなのですが、サッカーでボールを奪うがごとく点Pを捕まえようと思ったらどうできるのかな?とよく分からない方向にこじれ始めました。ボールは人が動かしていますが点Pは(仕組みは知りませんが)自発的に一定の法則に従って動き回っています。

幸いなこと?に、点Pは自由自在に動き回っている訳ではないので、捕まえるのは問題なさそうです。


②法則と制限と予測(部屋とYシャツと私風に)
線分ABの上を、Aから毎秒5センチずつBに向かって点Pが動くとして、今あなたはこの線分の近くに立っています。あなたは点Pに「動くな!」と直接説教がしたくなり、意を決して点Pを捕まえるために進み始めました。

どこに向かって進んでいますか??

点Pの移動にあたり、「線分ABの上」という「移動範囲の制限」があり、「AからBに毎秒5センチ」という「移動の法則」があります。これを踏まえて「ここなら捕まえられる」というポイントを「予測」し、実行するという流れになるのではないでしょうか?それが、線分上を移動中に捕まえる形なのか、Bにたどり着いてから捕まえるのか、という辺りもありますが、とりあえず予測の過程は概ね同様としましょう。

さて、点Pはこれで捕まえて説教出来そうです。少しは反省してじっとしてくれれば良いんですけどね_(:3」z)_

では話をサッカーに戻してみましょう。ピッチ上を動き回っている「ボール」はどのようにして捕まえることができるのでしょう?

ボールは点Pと違い、一定の場所を一定の法則に従って動いている訳ではありません。なので、結果としてのボールの動き「だけ」を見ていても「予測」には繋がりにくいと思います。


③可能性を操作する
サッカーとは「ゴールルートをめぐる主導権争い」とも言えます。そして、お互いのチームにとって目指すべきゴールは一つしか無い&動かないので、「原則的な理想ルート」は「ボールとゴールを結んだライン」です。しかし、「そんなことさせないぞ!」とばかりに相手選手がそのルートを遮断しに来ます。

そうすると、、、「それでもまかり通る!」と強引に突き進むのか「じゃあ回り道しよう」と迂回するのか、「モーセの奇跡」よろしく駆け引き等で相手を動かしてルートを拓くのか、この辺りが大まかな選択肢になりますかね?

ボールの移動には点Pのような「法則」は無いと思いますが、ゴールルートの設計図とその実行プランはあるとしましょう。さらに、サッカーの原則に従って「最終目的地」は決まっています。この辺りを大まかな「法則」のようにとらえて、相手の「ボールの運び方」を読み解いていきます。

そして、その「大まかな法則(ゴールルートの設計図)」に対して「制限」を与えます。点Pが、もし線分ABだけでなくACだのADだのいくつものルートの可能性を持っている状況で捕まえようとしても、「点Pが動いた結果を見てから」のリアクションになりそうですよね?「いや、動く前のAにいる間に捕まえる!」という方、試合でボールに突撃してかわされた思い出ないですか??それはさておき、例えば線分がいくつかあるその状況、AB以外のルートを先に遮断することが出来るとしたら??

そうです、これが「可能性の操作」です。ボールに対しても、1stプレッシャーに行く選手が「何をどれだけ」制限しているか、によって「その後の可能性」は変化します(2nd他然り)。この辺りを整理しているのが枝D理論ですが、詳細は受講して触れてください(※ステマではありません笑)。そして、この可能性の操作が意図的に実行できるようになるにつれ、次の段階と接続されます。


④手段と目的
意図的にボールを回収できるということは、いわゆる「ボール狩り」に必死になって走り回ることからの解放に繋がります。選手たちにも伝え続けているのですが、どうしても「ボールを奪おう」と思いすぎる傾向があるなと感じます。点Pを、点Pを追い回すことで捕まえようとしてる訳です。点Pは、移動法則やルート制限により予測に基づいて先回りしておけば、勝手にそこにやって来ます。ボールも然り。100%とはならないとしても、有意な確率に可能性を引き上げることは可能です。

ボールの場合は人が動かしている以上、その操作に働きかけて誘導することが出来たら、ボールはその移動中無防備になります(空中は除く)。「制限」の「結果」として「移動させる」ことで、意図的な回収に接続します。

そうすると、ボールの回収は「目的」ではなくなります。時系列で捉えれば、まったくもって目的ではない、とは言えませんが、「そこにプレーの切れ目はない」のです。

あくまでもサッカーの目的は「ゴールを奪う」ことです。そこからの逆算を持ってボールを意図的に回収する、と設計するなら、それは目的のための「手段」です。人間って、「目的」にエネルギーを注ぎ込む気がするので、ボールの回収が目的化してしまっている守備は、「めっちゃ頑張ってボール奪ってやったぜ!で、どうする??」になりがちに思います。で、そこでエネルギーを消耗してゴール前に迫るも、本来の目的達成のための分が不足している。。みたいな_(:3」z)_

この辺りはちょっと長くなりそうなので今回は置いておきましょう_(:3」z)_


⑤まとめ?
まぁなんだかんだで「当たり前じゃね?」みたいなお話でした_(:3」z)_
とりあえず、自分自身の考えのまとめみたいなものとして読んで頂けたら幸いです。。けど可能性を基準として、というのはホント枝D理論に触れてもらうのが一番早い気が(※ステマではありません笑)_(:3」z)_

相変わらずまとまりがないですが、今年もよろしくお願いします_(:3」z)_

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