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自分との対話を通して_(:3」z)_

皆さんいかがお過ごしでしょうか??まだまだ油断ならない日々とは思いますが、少しずつ日常へと移行して行けることを願っております_(:3」z)_
さて、長らく続いてきた「自粛期間」の間に、自分自身がどのように考えながら過ごしてきたのかを備忘録も兼ねて書き連ねてみようと思います。


<自分の軸と向き合う>
あくまでも自分がキャッチできる範囲のお話ですが、コロナ関連の自粛期間に入って以降感じた大きな変化は、「オンライン」を活用した「知的情報の共有」の場が飛躍的に増えたということです。普段では接点がなかなか持てなかったであろう人たち、分野を横断する形で、日々様々な形でオンラインミーティングが開催されていきました。

そのような中、私自身はあまり積極的にそういう場に顔を出さずに過ごすことになりました。むしろ、家族との時間や自分自身が読書をしたり余暇をのんびり過ごしたりという「オフライン」側に時間を費やして過ごしていました。

これは善し悪しの話ではなく、それぞれの人が目の前の状況に対して何を選択するかの差でしかないので、あくまでも私自身のこととしてお付き合い下さい。そこで意識していたことは「見ているものは同じでも、自分次第で見え方は変わる」ということでした。要は「景色を変える」ためにはどうする?という風に考えた時に、1つはよりたくさんのものを見ること、もう1つは見る主体の自分を変えること、があるなと。今回選んだのは後者でした。

一応サッカー界に足を突っ込んでいるつもりですので、私のことを「サッカーの人」と思われている方も多いのかも知れませんが、自分自身ではそうは思っていません。あくまでも「自分自身」という軸があって、今は「サッカーと向き合っている」という感じにとらえています。なので、この時期にサッカーにまつわるブラッシュアップを実現するために、敢えて「サッカーと距離を置く」ことを選びました。その上で、より「自分の軸」であるものと向き合おうと考えた結果、その選択肢が「歴史と向き合うこと」だったわけです。


<世界史の旅人として歩む>
おかげさまで、今までに無い形で多くの時間を歴史を旅することに費やすことが出来ました。これは書籍にも書いた気がしますが、原体験は10年ほど前に教職を一度横に置いて大学院に行き、修士課程を修了したことにあります。あの時は必死にサッカーのインプットを重ねた結果、整理がつかなくなってしまった自分の軸を整えるために「歴史学」を学び直すことを選んだ訳ですが、今回も似たような形ではありました。

世に「わっきーサイクル」なんてものを密かに広めている身としましても、インプットはしっかりしつつ、アウトプットを具体的にしましょう、ということを意識して取り組んではいますが、やはり息切れはします。その時に、まず「自分と向き合う」ことをしますか?「周りを見る」ことをしますか?

私自身は常に自分と向き合うことを大切にしています。向き合うべき相手がいるとしても、その主体は自分自身です。こっちが不安定なら相手もそれに巻き込んでしまいかねません。なので、いつも自分自身の在り方にはアンテナを張り巡らしています。ところが、どうしても周りを見て意識を持って行かれることが起きてしまったりしますよね。特に、選手経験も無く指導者になった身ですし、より良い指導をと願うほどに焦りを感じることもしばしばでした。そして、結局そうやってバタバタ過ごした先で何を手に入れどう整理できているのか、と立ち止まってみた時に、これは・・・となることもよくありました。

今回の世間の流れを感じた時に、おそらく自分はその流れに飛び込むと良くない気がするなと思い、先ほどお伝えしたような選択をすることにしました。そして、「今手元にあるインプット済みの知識」の総量を増やさなくても「その見方を変えることで意味を深める」ことを目指しました。とは言え、知識の総量はなんだかんだで増えるんですけどね笑

ご存じの方も多いかと思いますが、れうすくんのアシストもあり、機会を得てイギリスやスペインの歴史とサッカーを結びつけ(こじつけて?)研究することも出来て非常に楽しく過ごすことが出来ました。自分自身の軸と向き合う、という当初の目標は割と達成できたのかなと思います。

その結果、サッカーをどう見ていけるか、指導をどうブラッシュアップできるかはまだ未知数です笑


<結びに>
コロナに関する様々な状況はこれからも油断無く見ていかなくてはいけないと思いますが、少しずつでもサッカーのある日常が帰ってくることを切に願っています。本校もいつからきちんとした形で部活動が再開するかは未定ではありますが、前よりはもっと余裕を持って選手たちとサッカーに取り組めるといいな・・と思いながらその日を待ち望んでいます。

失われたものもたくさんあります。もう取り返せないものもあります。だけど、常に私たちに出来るのは「今」という時に「最大限」でしかないです。私自身、しっかりと軸を持って歩んで行けたらと思います。みなさんにとってもより良い「今」が積み重なっていくことを願っております。

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