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舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の感想

2023年9月1日。
「呪いの子」をやっっと観に行ってきましたー!!!一言で感想を伝えると………………

めっっっっっちゃ良かったです〜〜〜〜!!!!!

以下感想です!!!

※注意※
・ネタバレあり
・呪いの子の原作(舞台脚本)はほとんど読まずに観劇
・見逃した箇所あるかも
(観劇直前に怪我したため、激痛と闘いながら観た)

〜魔法の演出について〜

次から次へと現れる魔法の数々!目の前で実際に魔法が行われる驚きと感動!!!
生ものである舞台上では映画のようなCGは使えないので、どうやって魔法を表現するのがとても気になっていました。しかし確かに自身の目の前で物語のあのキャラクター達が現実世界で魔法を使っていました。想像を遥かに超えた期待以上の舞台でした。
中でも一番凄いなと感じたのは「暗闇の使い方」です!舞台の上では役者がステージの奥に向かって歩くと照明が当たらなくなり姿が見えなくなるようになっていました。暗闇を利用して全てを見せずに、観客に想像させるようなシーンが沢山ありとてもワクワクしました〜〜!「暗闇」は魔法世界と親和性がありハリポタの舞台にとてもマッチしていたと思います。
作中では数えきれないくらいに様々なトリックを使っていて、どういう仕掛けなのか気になりましたが……きっと仕掛けがわからない方が楽しいんだろうな…!いやでも気になるな〜〜!!!

〜デルフィーについて〜

彼女を最初見た時、銀に青入っている派手髪だったので「もしかしてトンクスの子供…??でもテディは男の子だったよな…実は双子だったとか…??」なんて考えていたのですが……………
まさか…まさか………
彼女が「例のあの人」の娘さんだったとは〜!!!!!!※ネタバレ※
呪いの子のネタバレをチラッと読んでたのでヴォルデモートとベラトリックスに子供がいることは観る前から知っていました。しかし2人の特徴がデルフィーに受け継いでるようには見えなかったので、かんっっっぜんに騙されました….ッッ!!
しかし考えてみたらベラの娘ということはトンクスとは従兄弟になるし同じ血が流れていることになるのですね。タイムターナーを壊した後に飛び立つシーンで黒い翼?を使って飛び去っていたけど、そうなると彼女が7変化の能力を持っていてもおかしくはないのか…?
そしてテディとデルフィーは同い年!もし二人が一緒にホグワーツに通っていたら同級生!しかしテディの母親はデルフィーの母親に殺されてるので、テディからしたら母の仇の娘ということに…とても辛い。

けどデルフィーちゃんの正体知らなかったおかげで、自分もアルバスとスコーピウスと同じ気持ちで観れて楽しさ倍増。感情移入もしやすかったです〜〜!彼女が本性表した時はアルバス達と一緒にお口ポカーンってなってしまいました…!!
舞台全体を使った表現も凄かったです。中でもデルフィーの部屋のシーンでライトを当てていくとメッセージが現れてそれが会場の壁全体にも書かれているというシーンは背筋がゾクゾクしました。映画エスターを彷彿とさせます。この娘、どこか変だ。
他にも「こんなの見たことない!」がこの作品には沢山ありました。ハリポタ専用劇場を作った理由がよくわかりました…!!

〜ヴォルデモートについて〜

まさかのヴォル様客席降り!!wwwwwwww
流石闇の帝王…!!スター性が凄いです!トップスターの貫禄!!
「演出の都合上途中退出できない時間帯があります」って案内見てどんな演出が!?って思ってたけど…そらあトイレに行こうとして、移動しているヴォル様とぶつかったらまずいもんなあ!?納得~!!!!次はヴォル様がよく見える端の席を取ろうと心に決めました。

しかしヴォルデモートよ…
当時70歳のおじいちゃんなのにちゃんと子作りできたんか……
スターウォーズのパルパティーンが子供作ってたのも中々衝撃だったけどそれ以上だ…闇の帝王が性交している姿は全く想像できないし、したくないんだが…(白目)
あの世界にはセックスせんでも自分の子供を妊娠させる魔法とかあるんやろか??お腹に杖当てるだけで妊娠させられる魔法とかあれば…………まだ想像できる…かも……???ウ~~~ン???

〜スコーピウスについて〜

マルフォイの息子なのに全然すれてないのが凄い。優しいお母さんアストリアに沢山愛情を貰って育ったんだなと感じた…。彼は面白くて優しくて…なんて魅力的な人物なのでしょう。スコーピウスくんが大好きになってしまいました。
アストリアが亡くなってしまったシーンではドラコとスコーピウスの気持ちを思うと辛すぎて号泣しました。ホグワーツに行って友達が欲しかったスコーピウス…アルバスと友達になれて本当によかったね……よかった………涙涙涙
彼が出てくるシーンはシリアスな場面でも何故か面白くなったり、逆に笑いのシーンで彼の何気ない一言から辛い過去が見えて切なくなることもあり…情緒がしにました……。幸せになってくれ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!(泣)

今回、私は今回門田宗大さんのスコーピウスで観たのですが、渡邉さんのスコーピウスも観てみたくなりました!お顔の印象は門田スコーピウスの方が天然っぽくて可愛い印象、渡邉さんはキリッとしたかっこいい印象…どっちもいいな~~!?

〜セオドールについて〜

セオドール大好きなのでまさか出てくると思わなくて大興奮!!!※名前だけ登場
高校生の時、セオドールの夢小説よく読んでました。一番好きなのはスネイプ先生ですが、セオドールも大好き〜!!
彼に関しては本編で明かされていない設定がまだ多くあるらしく、非常に気になっています。
セオドールは映画では省かれているのですが、今度ドラマシリーズをやるそうなので、そっちでは出てきてくれることを期待。映画の方は尺の関係か出てこないキャラが沢山いますよね…ビープスとかもドラマでは出てきてくれると信じている…!!頼むぞ…!!!

〜ドラコについて〜

「僕には本当の友達はいなかったからポッターが羨ましかった〜」みたいな台詞を聞いて寂しい気持ちになってしまいました…。
ノットは?ザビニは?パンジーは〜?(涙)
彼らはドラコのこと大切な友達だと思ってたんじゃないのかしら?
けど思い返してみるとドラコがヴォルデモートから任務を受けてた時に相談してたのは嘆きのマートルだったし、ドラコからしたら本当に困った時、相談できるような友達はいなかったのかもしれない……辛い……………………………………。
ドラコがアストリアと出会えてよかった。ハリーが「スコーピウスは本当にお前の息子か?」と聞いてマルフォイが怒ったシーン、妻を愛していたことがよくわかってとてもグッときました。ドラコとアストリアの関係がとてもときめくので詳しく教えて欲しい。ドラコ視点の物語「ドラコ・マルフォイ」を出して欲しい(切実)

〜車内販売の老婆について〜

漫★画太郎の漫画に出てきそうなババアが出てきてお腹痛くなるほど笑いました。
ババアおめえそんなに強かったんか!?!?
このシーンだけじゃなく、呪いの子は結構重いストーリーですが笑えるシーンも沢山あり、足の激痛を忘れて沢山笑いました!今まで見た舞台やミュージカルで一番笑った気がする。笑ったり泣いたりと忙しい作品だ…!!泣笑泣笑泣笑

〜ディメンターについて〜

ディメンターのフライングが凄すぎた。
会場の色んな場所で浮遊してたけど、あれマジでどうなってるん…????中に人が入ってるんかな…???ディメンターがあまりにも本物すぎて寒気がした…実際にあのシーンでは空調の温度下げてるんだろうか…?
あと調べて観たら2階席一列目は目の前まで来てくれるらしい。次は2階席一列目センターの席を取ろうと心に決めました。

〜ストレートプレイについて〜

私はミュージカルが大好きなのでこの作品が歌なしのストレートプレイだと最初に聞いた時は正直残念に思っていました。歌無しの舞台は今まで観たことがなかったので、楽しめるか不安もありましたが………………………
結論、めっちゃくちゃ楽しく観れました!!!!!!
ミュージカル作品は歌で説明する分、詰め込める情報量が少なくなるというデメリットがあるように思います。だからこそ元々の原作があり説明を省ける2.5次元ミュージカルを除き、ミュージカル作品は基本的にシンプルなストーリーが多い印象です。その点を踏まえると呪いの子はストーリーがかなり複雑で多くの情報を詰め込んでいる為、ストレートプレイの方が合っている作品だと感じました〜!
また作中では早口で台詞を言うシーンが多く聞き取れなかった箇所も沢山ありましたが、舞台脚本が読める呪いの子だからこそ「ここは後で読み返そう〜!」と切り替えて作品に集中できました!
ただ四季のような台詞の発声に慣れていると、聞き取りにくさは慣れるまで気になるかもしれません。しかし台詞を聞き落とすと気になって物語に集中出来なくなる半面、不自然なくらいハキハキと喋っているとそれはそれで「演じている感」が出てしまうのも事実。私は呪いの子の発声については普段の喋り口調のように自然だったので、より目の前で起こっている魔法がリアルに感じられて感動できました〜!!

〜怪我について〜

会場が暗かったのもあって、席に向かう途中で階段一段踏み外しました(死)
すっ転んだ時に思いっきり変な方向に足首が曲がった為、どんどん足がパンパンに腫れ上がり…しまいにはトロールの足みたいになってしまいました。ワハハハ
それでも観劇中は興奮しながら観ていてアドレナリンが出ていた為、なんとか耐えられました。しかし観劇後に帰宅しようとしたところ、足を床におくだけでも激痛が走り……まっったく歩けなくなってしまいました………………ウケる。
でもたまたま徒歩5分の距離に接骨院があったので、片足でケンケンしながら病院に行きました〜!!幸運!!(帰りはタクシーを使って帰った)
トロールの足になりたくないなら暗い会場では転ばないように気をつけて移動しようね…!!
でも足が痛くて耐えてる時、三頭犬に足齧られて怪我したスネイプ先生と同じ気持ちなのでは!?って気づいて興奮した。

最後に

演劇なのに3D映画みたいだった…終始色んなシーンで鳥肌立ちまくっていました。ハリポタが好きな全人類に見て欲しいし、ハリポタ知らない人はハリポタこれからハマってもろてこれを観にきて欲しいと思いました(誰目線)

長くなってしましましたが
読んでくださりありがとうございました〜〜!!!!!




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