[VRChat] 「貸会議室β」ワールド紹介
はじめに
いままでの経験から、ワールド作成の手法がなんとなく見えてきた。
そこで構想を温め続けていたワールドを制作してみたので紹介したい。
ワールド紹介
ワールド名は「貸会議室β」
名前の通り、会議室をモチーフにした。
制作動機としては、いろいろ試した中で一番使い勝手がよいと感じたスライドシステム「UnaSlides」を使えるワールドが少ないことに加え、ビジネスライクというか、真面目寄りで使うことができるワールドが欲しいと思っていた。
デザインやギミックに凝ったワールドが多い中、敢えて質実剛健でシンプルな構造とした。(ギミックを組み込む技量がないとも言える)
入り口エリア
ワールドにJoinすると、まずここへスポーンする。
左手にスイッチ式のミラー、右手に座ることのできるソファを用意している。
また、ユーザーの属性を示すことができるタグシステムも設置した。
置いてからいつ使うんこれ?と思ったりもした。
いい使い方があれば教えてほしい。
(項目の追加削除は割と柔軟にできるようだ)
廊下エリア
入り口から先に進むと、廊下に出る。
右手には「会議室の後ろ側のドア」「休憩室」「謎エリア」
左手には「会議室の前側のドア」「控室」
壁面が寂しかったので適当にポスターを設置した。
控室
演者がスタンバイする場所として用意した部屋。
会議室の様子を見ることができるモニターを設置し、演者が空気を読んで登場できるよう工夫をした。
会議室
ここがメインエリア。
長机と椅子を用意しており、最大で16名まで座ることができる。もちろん立ち見でもOKだ。
(ワールドの仕様として16人まで参加可能、招待などで最大32人まで収容可能)
また、演者用のギミックとしては、定番の動画プレイヤーである「IwaSync」およびスライドシステム「UnaSlides」を準備している。
これらはスイッチで表示・非表示を切り替えることができるため、スライドを中断して動画を流すといったことも可能だ。※デバッグ中に、この切り替えがLocal動作ということに気づいたので後ほど修正する。←先日Global動作に変更するアップデートを行った。
なお、UnaSlidesの詳しい使い方についてはこの記事が詳しいので参考にされたい。
また、表示順としてはIwaSyncの前面にUnaSlidesがあるので、たとえばBGM的にIwaSyncを使うなど工夫次第でいろいろできる、気がする。
補助機能として、演台の高さを調節できるもの(いわゆるロリコライダー)や、音声減衰を防ぐマイクを配置している。
※なお、原因不明だがUnaSlidesのプレゼンター(ページめくりできるリモコン)をピックアップすると表示が壊れる問題がある。
回避策を見つけられなかったので、プレゼン画面を直接Useすることでページ送りをしてほしい。
休憩室
喫煙室を備えたおまけ的エリア。
ここだけ防音エリアにして密談できるようにするという手もあるのかなと……
いい使い道があればこっそりアドバイスして頂きたい。
謎の空間
なんとなくできてしまったあまりの空間。
使い道が思いつかない。何かいい使い道ないです?
おわりに
部屋の枠組みを自分好みにカスタマイズするという、前回より一歩進んだワールドの作り方を試してみた。
結果的に、見た目に若干の違和感はあるものの何とか形になったので、やればできるんだなと思ったりもした。
いい加減チュートリアル記事の続きを書け、わたし。
おまけ:使用したアセットたち
ワールドのベース
スライドシステム
動画プレイヤー
引き立て役
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