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[VRChat] 初めてのワールドを作ったので紹介したい


はじめに

VRChatをプレイし始めて早何年か……
いつか自分のワールドを持ちたいと思っていたが、ようやく先日それらしいワールドをアップロードできたので、ワールドの紹介をしたいと思う。

なお、筆者はUnityはおろか3Dモデリングそのものの素人であり、文中の誤りについてはご容赦いただき、できれば優しく訂正していただきたい。

ワールド紹介

ワールドの名前は「Bar Foxtrot」

名前の通り、バーをイメージしたワールドになっている。


入り口

スポーンポイントから入口を望む。
地下にある隠れ家的な雰囲気を醸し出そうと努力した。

コンセプト、というかどうしても入れたい・使いたいギミックを詰め込んだらバーっぽくなってしまった、という本末転倒のようなワールドである。


メインエリア

入り口を入ると、右手にバーカウンター、左手にゲームエリアがある。

入り口入ってすぐの様子を、カメラを超広角にして撮影した。

カウンターは4席。
標準の椅子では沈んでしまうようなアバターでも、位置を自在に調整できるギミックを仕込んでいる。

バーカウンター内には、実際に材料をシェイクしてカクテルを作ることのできるギミックを配置している。

材料をシェイカーに入れ、実際にシェイクすることによりカクテルが出来上がる。
よくできている。

ボトルのメッシュを入れ替えたかったがうまくいかなかった。
これは課題事項。


ゲームエリア

ゲームを2個用意している。

まずはビリヤード。

よく見る感じのビリヤード台。
オープンソースで開発されており誰でも入手可能だ。

ビリヤードのルールはよく知らないが、あったらオシャレだろってことで置いた。
きちんと打てるが、これがかなり操作がシビア。

たまに一人で練習している。


続いて、ダーツ。

1台につき4人対戦まで対応できる。

これもあったらオシャレだろってことで置いてみた。
実際にプレイすることもできるが、激ムズである。みんなやってみてほしい。


個室

バーカウンターの奥、ダーツ台の隣のカーテンをくぐると、ちょっとした個室になっている。

心穏やかに動画を見たいときに

ゆっくり動画を見ることができるスペースを、ということで設けた。

コーヒーメーカーとマグカップを用意している。

壁の間接照明の表現はかなり試行錯誤した。最終的にスポットライトを置いてそれらしくした。


喫煙室

ビリヤード台の横、入り口ドア側のカーテンをくぐると喫煙室になっている。

今の時代、大人の社交場といえども分煙がトレンドだと思う。知らんけど。

スイッチ式ローカルミラー、タバコ自動販売機、喫煙テーブル、QVPenを配置している

タバコをピックアップしてライターで火をつけると、実際に吸うことができる。

実はこのギミックを一番置きたかった

デフォルトのギミック付きオブジェクトの仕組みを応用して、灰皿に火のついたタバコを入れると火が消えるようにした。

とてもよくできているので、ぜひ体験してみてほしい。

リアル世界の喫煙は20歳になってからだぞ!


課題事項

Unityの使い方についてはズブの素人なので、いろいろ調べたり試行錯誤しているが、まだ分からないことだらけだ。

ライティング
ワールド全体の明るさをもっと落としてペンダントライトの明かりでムードを出したいと思ったが、どうにもうまくいかなかった。
LightのIntensityの値をいじったりしたが変化がなかった。なぜだ……
ライトについても、スポットライトを駆使して光を当てることはできたが、電球のフィラメントの表現、直視するとまぶしっ!となる表現ができず残念。光る玉を生成できれば何とかなるような気もするが……


おわりに

実際にワールドを作ってみることによって、実際の作業フローを体感することができた。
予想よりもかなり簡単だったという印象なので、この経験を生かしてチュートリアル記事の執筆や、異なるコンセプトのワールドの開発を行ってみたい。


おまけ:使用したアセット

ワールドのベース


カクテルギミック


ビリヤードギミック


ダーツギミック


喫煙ギミック


引き立て役


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