OctoPrintおすすめプラグイン

はじめに

最近、3Dプリンタを導入し、いろいろ印刷して評価しているところです。

3Dプリンタを制御する「OctoPrint」というサーバソフトウェアも併せて導入していますが、プラグインにより利便性が大きく向上するため
試用してみて有用だなと感じたプラグインを備忘録的に紹介していきたいと思います。

バージョンについては執筆当時のものです。

OctoPrintのセットアップについては、別途記事に起こすかもしれません。


Resource Monitor (0.3.4)

トップ画面のタブに、リソースモニターを追加します。

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(上記サンプル画像では、タブがハンバーガーメニューに収納されてしまっています)

Windowsのタスクマネージャーのような表示で、グラフと数値でサーバーのパフォーマンスを見ることができます。


PrintTimeGenius Plugin (2.2.8)

WebUIに「Print Time Left(印刷残り時間)」が表示されますが、デフォルトでは正確性に難がありアテになりません。

このプラグインを用いることで比較的正確な残り時間を算出・表示することができます。

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体感ですが、印刷開始時から見て+15分くらいの誤差に収まっているように感じます。
(デフォルトだとかなりブレがある)


Camera Settings (0.2.2)

接続されているWebカメラの画質を調整することができるプラグインです。

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明るさ・コントラストをはじめ、露出やゲイン、など細かいところまで調整することができます。


Dashboard (1.18.3)

トップ画面のタブに、さまざまな情報を集約して表示するDashboardタブを追加します。

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表示できる情報は、Raspberry Piのリソース情報からプリンタのノズル・ベッドの温度、プリントの進捗状況や残り時間、カメラ映像など多岐にわたります。
表示項目は設定画面である程度カスタマイズ可能です。

また、フルスクリーン表示もできますのでサブモニターで常時監視するといった用途にも適します。

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GCodeの解析情報やレイヤーの情報の取得に「DisplayLayerProgress」プラグインの情報を使うため、完全に動作させるには併せてインストールが必要です。


Filament Manager (1.8.1)

フィラメントの残量を管理できるプラグインです。

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あらかじめベンダ(メーカー)、材質、満重量、密度を保存しておき、手持ちのスプールに名前を付けて登録しておきます。
中途半端に使ったスプールを登録するのは現在重量から風袋を引く必要があり、めんどくさいので新品の段階で登録しておくと後で楽です。

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印刷前に、どのツールにどのスプールを使うか選択しておくと、印刷の進捗に合わせて使用量がひかれていきます。

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設定で、印刷前にフィラメントが足りなくなりそうな場合に警告を出したり、フィラメントが残り少なくなったら印刷を一時停止したりできます。


おわりに

その他によさそうなプラグインがあれば教えてください!

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