SSTR2022を見てきた

SSTRって何よ?

ざっくりいうと、太平洋側で日の出を見て、日本海側で日の入りを見ようぜ!というバイクツーリングイベント。

冒険家である風間氏が発案したもの、らしい。

スタート地点は日本列島の太平洋側であればどこでもよく(たぶん)、指定された道の駅でスタンプを集め、ゴール地点である 石川県羽咋市 千里浜海岸に向かうというものである。

ゴール地点にものすごい数のライダーが集まるらしく、知った当時はバイク(原付だけど)に乗っていたこともあり、ちょっと興味があったけども
さすがに原付で行くのは無理やろ… ということで何年かスルーしていた。

しかしコロナ禍における行動制限等で気軽にお出かけができないという状況が長く続き、鬱憤が溜まっていたこともあり
なんとなく雰囲気を味わうべく、くま号(軽自動車)でゴール地点を目指して見物しに行くことにした。

当日のタイムライン

あさ

8時前におうちを出発、高速で一路北を目指す。

道中、長良川サービスエリアで朝ごはん。

豚汁+三分玉子の定食590円
大盛にもできたが普通サイズでオーダー。
ちょうどよいサイズ感でお手頃価格。味はいい意味でこれぞSAめしって感じ。おすすめ。

ひる

飛騨清美ICから中部縦貫道路に逸れ、道の駅ななもり清見(高山市)でお昼ごはん休憩。

予想以上に早く着いてしまい、レストランが開いておらず
先に給油を済ますことにしたが…

レギュラー179円/L…。
たっけーーーーけど仕方なし。


そして待望のお昼ごはん。
敢えて道を逸れて高山まで向かったのは、道の駅で飛騨牛をいただけるという事前情報を入手していたからなのである。

ひとり焼肉するず!!と意気込んでいたものの、2,000円オーバーにビビってしまい、結局 飛騨牛カルビ丼を発注(それでも1,600円くらい)

おにくめっちゃ柔らかくて、タレもいい感じでめちゃくちゃおいしかったです
今度はビビらずに焼肉定食をオーダーしたい


この先、ふたたび東海北陸道に戻り、ひたすら北を目指すことになるが
飛騨高地・両白山地の合間を縫って作られた道路なだけあって勾配がかなりキツく、上り3%を超えると失速するというやべー事態にヒヤヒヤしつつ走破。
東海北陸道はまだ片側1車線の区間が多く、ちんたら走ることが許されない厳しい道だった。

途中、氷見の道の駅にも寄った。
新しい施設のようだったが、いろいろ散らかってしまっていて見物するのがダルくなってしまったので即撤退。

展望デッキから富山湾を眺めることができた。

余談だが、ここから羽咋に行く道中で「獅子舞ミュージアム」というニッチかつ激アツな博物館を発見したので、またこの地を踏む機会があれば訪問してみたい。


宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋

実物の宇宙機が展示されていることで有名な博物館。
展示室そのものはこじんまりとしているが、マーキュリー宇宙船やアポロ月着陸船、ヴォストーク宇宙カプセル(実際はゼニート偵察衛星とのこと)などが展示されている。

この中で一番渋く、かつ貴重な展示品だと思っているのが、旧ソ連の月着陸機「ルナ24」である。

ルナ24は、旧ソ連におけるルナ計画(月サンプルリターン)のトリを飾ったミッションであり
1976年にプロトンロケットにより打ち上げられ、無事任務を果たした。

ここに展示されているものは予備機だが実物である。
これとヴォストークは、ここ以外ではおそらくモスクワの宇宙飛行士記念博物館に行かないと見られないのではないかと思うような逸品である。

あとは、UFOや宇宙人についても割とガチめに展示解説がしてあり、また有名なオカルト雑誌「ムー」のグッズも置いていたりネタ的な意味でも楽しむことができる。
余談だが、矢追純一氏が名誉館長である。


千里浜レストハウスと千里浜海岸

千里浜海岸沿いにある売店・休憩施設。
SSTRと古くから関わりがあるらしく、施設内に「SSTRカフェ」というカフェ兼展示場が併設されている。

カフェで休憩できるかなーと思ったら席がすべて埋まっており断念…

はんばーーーーぐはなくなってしまったんだよな(悲しみ)


かなり早着してしまったので車で仮眠をとったり、砂浜に下りて帰ってくるライダーに手を振ってみたりした。

こんな感じで続々とライダーが戻ってくる
ゴール地点

帰ってくるライダーは知り合いでもなんでもないんだけど、手を振り返してくれたりするとなんとなく親近感が湧いてきていいなと思いました


あまり関係ないですが、鬼滅の刃のサンドアートがありました


ゆう

オンラインで交友のあった方々と会合を果たし、第二目標であったオリジナルグッズの頒布などを済ますことができた。

オリジナルグッズと言いつつも、Twemojiを使ったローカルのスラングを物質化したものである

人見知りが強く出ちゃった申し訳なさをずっと引きずりつつ、夕日を眺めて帰路につくこととした。

一日通してグズついた天気ではあったものの、この時間は晴れて沈む夕日を眺めることができた

日暮れ後は花火も上がって、ほんとに祭りみたいな感じだなーと思ったりもした。(写真なし)
こんな祭りに参加したのはどのくらいぶりだろうか…?

またいつか参加できたらええなー


よる

さて、ここから帰路である。

このときすでに時刻は19時を回っており、気力体力ともに限界が近づいていた。
そんなときはごはんである。

富山ブラックラーメンとミニチャーシュー丼(1,080円)
これもまた高速SAめし然としていてよかった。
ただ、チャーシュー丼についてはあんまり味がなくてちょっと残念。

帰路はずっと霧雨が降っており、かつ道路灯もなく、めちゃ視界が悪くて死ぬかと思ったが
ほとんど車がいなかったのが救いで、無事帰ってくることができた。


まとめ

気軽に行ける距離ではないが、しっかり計画をしたうえで行くならギリ大丈夫な感じ。
だがノンターボの軽自動車で高速を走るのは割と無謀感があるので普通車で行こう!
(そもそもバイクで行け)

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