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株価3万円台のバブル

株価が3万円台でひけたそうですね。
バブル期をご存知の方なら、30年ぶり!みたいに歓喜に沸く人も少なからずいるでしょう。

でも、ちょっと考えてみてください。景気がいいねー!騒ぎ立てていた時にこの額で「バブル」ですよ?

それ以降30年景気が悪く、企業の業績はダメダメ、賃金も上がらず労働者が日々暮らすのにカツカツで疲弊している時にこの額。

実体経済を伴うことのない超高額。おそらく実態では12,000円程度でしょう。倍以上も高い。

さらに、東証1部の企業の多くが今や日銀関連の団体が筆頭株主のようなもの。国営と変わらんということ。

何が悪いの?って声が聞こえてきそうですが、中央銀行が企業株を買って株価買ざさえするなんてのは、金融政策ではご法度中のご法度。

この国はこの禁じ手を破り約10年。近い将来株を購入も行き詰まる。購入できる株数に決まりはないけど、いつか限界を超える。

考えてみてください。 一般企業の株を国から書い続けて保有率が高くなる=国営企業=自由市場でもこの国の多くの人が大好きで、歪んだ愛情を注いでいる資本主義でもない。

それが、限界を超えるということです。
何を盛り上がっているのでしょうか。
売れば利益になるからウハウハな人はいますが、そもそも企業の力がないところにコロナで体力を失っているこの国は、この崩壊が始まったらとんでもないことになる。

今こそ、価値がゼロになる前に手を打つでき時。
もう少し様子見というケチな根性は、危ういです。様子を見るなら、買いを様子見にする時ですね。

前からわかっていたことですが、いま、まさに危機的な状況が、誰の目にも火を見るよりも明らかになったと言ってもいいかもしれません。

しっかりと、注視していきましょう。


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