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QUAD CORTEX(QC)の有償キャプチャー販売サイト一覧

Neural DSPが販売しているQUAD CORTEX(QC)ですが、Kemperと同じくキャプチャー機能が搭載されています。(Kemperではプロファイルという名前)

簡単に言えば、実機アンプなどを本体側でビビビビビっとデータ化して、コピーする機能です。

上の動画は私が「Divided by 13 Highball (Block Party)」をキャプチャーした動画ですが、こんなに簡単にできるのか!って感じです。(もちろん、より精度を上げるためにはIN1やIN2の設定を突き詰める必要はあります)

QUAD CORTEXのキャプチャー機能は万能

Kemperとの違いは、エフェクターもコピーできてしまう点が魅力で、コーラスなどの空間系のもの以外は一通りコピーできます。お気に入りのアンプや友達に借りたオーバードライブなどをコピーして、QUAD CORTEXの中で使えちゃうというわけです。

とはいえ、一般の方であれば、実機アンプは1、2つ、エフェクターなら10個持っていたら多いといえるかもしれません。せっかくのキャプチャー機能ですが、なかなか活かせないこともあるでしょう。

もちろん、デフォルトでキャプチャーされたものは多数登録されていますし、QUAD CORTEXのアプリを使って世界中の方々が共有してくれたデータを使うことができます。

しかし、Kemperのときもそうですが、精度の高いものからなんじゃこりゃというものまで玉石混交状態です。

ちょっとアプリの検索機能も使いにくく、自分の大好きなアンプやエフェクターがなかなか見つけにくいところも課題といえるでしょう。

というわけで、前置きが長くなりましたが、質の高いキャプチャーが欲しいなら、やっぱりちょっとは身銭を切るのが大切なわけです。つまり、有償キャプチャーを購入して、これだ!と思えるキャプチャーを楽しみましょうというわけです。

しかし、なかなか有償キャプチャーのサイトは検索しても見つかりにくく、FacebookなどでQUAD CORTEX関係のグループに参加して投稿されたものを見つける、というのが基本になります。そんな有償キャプチャーを扱っているさまざまなサイトを一覧で下記にまとめてみました。是非、活用してみてください。

QUAD CORTEX有償キャプチャーサイト一覧

Boutique Tones

私お気に入りのブティックなトーンを集めたサイトです。私が長年敬愛している布袋寅泰さんが愛用している「Divided by 13 FTR 37」を中心に、クリーンクランチ系のアンプからハイゲインまでさまざまなアンプを扱っています。
販売されて間もない、「Soldano ASTRO-20」のキャプチャーもありますし、イタリアのブティックアンプの「Mezzabarba」のオフィシャルキャプチャーも取り扱っているのです。(Mezzabarbaの公式エンドーサーであるEric Steckelのシグネチャーモデルまで扱ってます)

また、アンプだけでなくペダル系も扱っており、「Klon Centaur」、「Analog Man King of Tone」、「Origin Effects Revival Trem」など買いたくても買えないようなペダルまで扱っています。

  • Divided by 13 FTR 37、LDW39、RSA31

  • Custom Audio Electronics Pete Thorn

  • Custom Audio Amplifiers OD100 ML Plus

  • Soldano ASTRO-20、SLO-30

  • Mezzabarba MZero Overdrive

  • Bogner Shiva EL34、101B Ecstasy、Uberschall

  • Paul Reed Smith MT15 Mark Tremonti

  • Klon Centaur

  • Analog Man King of Tone

  • Origin Effects Revival Trem

  • Hudson Electronics Broadcast             などなど

The STUDIO RATS

YouTubeでギター関係のレビュー動画を多数投稿している、ポール・ドリュー率いる、The STDUIO RATSのキャプチャーです。
彼はQUAD CORTEXリリーズ時に解説動画を投稿し、その際に自身のアンプとペダルをキャプチャーしたものを無償でアップロードしてくれていました。その際に「Divided By 13 RSA 23」や「Xotic Effects BB preamp」などを上げてくれていました。(いまは消えているようです)

  • Amplified Nation Overdrive Reverb、Wonderland Overdrive V2

  • SLODANO SLO 100

  • Friedman X

  • Bogner XTC 101B

  • Mezzabarba Skill 30

amalgam

クリーン・クランチ系のアンプを中心に扱っているサイトです。かなり珍しいアンプを多く扱っており、なかなか実機を見つけるのも難しいものを取り扱っています。

  • Dr Z MAZ38

  • Magnatone 213

  • Watkins DOminator V-Front

  • Silvertone 1484

  • Supro 1624T Dual Tone

  • Two-Rock TS-1

  • Carr Mercury V

  • Tone King Imperial MKII

  • Top Hat Super Deluxe

  • Matchless Phoenix

  • Jackson Ampworks Britain

  • Benson Chimera

ampguru

QUAD CORTEXがリリースされた初期からハイゲイン系のアンプを販売しているサイトです。
基本構成はアンプの各チャンネル、アンプにハイゲイン系エフェクターを通した音となっています。メタル系などを扱う人にぴったりのサイトといえます。

  • Peavey 5150 Block Letter、6505+、Invective 120

  • Mezzabarba Mzero Overdrive、Trinity 100

  • Framus Dragon

  • Diezel VH4

  • Engl Artist MK2

  • Bogner Twin Jet

  • Mesa Dual Racktifier Rev F

  • KSR (Rhodes) Orthos MK1

  • VHT Pittbull Ultra Lead

  • Krank Rev

  • Marshall 1977 JMP modded by @klein.michael.w (truly unique).

  • Licthlaerm Prometheus

  • Red Seven Leviathan

  • Monomyth Skeleton Key

  • Carsten Empire amp

  • Carstens Grace (Billy Corgan Signature)

  • Driftwood Darkest Nightmare

Jason Sadites

Revv Amplificationのキャプチャーが多い印象のサイトです。とはいえ、ハイゲインというよりも、クリーン・クランチ系のキャプチャーを多く扱っている印象で、定期的に更新されているのも魅力です。

  • Revv Amplification Genrator 7/40、D20、D25

  • Two-Rock Studio Signature

  • Boogie California Tweed

  • Dr. Z Z-Wreck Jr

  • Friedman Pink Taco v2.0

  • Fuchs ODS

  • Matchless Chieftain

  • Budda Superdrive 30

JustinMuncy

ミュージシャンが作成したキャプチャーをEtsyで販売しています。

  • Immix Eleven VS15

  • Orange Micro Terror

  • Belle Starr

  • Klon Style Drive

  • Shark

MBcortexCaptures

Etsyでペダルメインでキャプチャーを販売しているサイトです。

  • Xotic BB Preamp、EP Booster、RC Booster

  • UAFX Dream、Ruby、Woodrow

  • Mad Professor Little Green Wonder

  • Cornerstone Imperium、Gladio

  • Baldringer Magic Scream

  • Browne Atom

  • Wampler Tumnus

developdevice

270ものキャプチャーを1つのバンドルにしたメタル系のものを扱ったサイトです。バンドルの内容がわかりにくいのが残念ですが、サンプルのYouTube動画が載せられているのでチェックしてからゲットしましょう。

  • PRS MT 15

  • Diezel VH4                   などなど

Robyrocks

ちょっと重いサイトですが、精力的にマルチ系のレビューをしているサイトです。

  • Egnater Tweaker 40

  • Warm Audio Centavo

  • B.K. Butler Tube Driver

  • Ibanez Tube Screamer TS808

Draven Noire Audio

  • Soldano Astro

  • Orange Dual Dark

  • Wizard MTL

  • Omega Granophyre

  • Bogner Uberultra EL34

  • DRIFTWOOD DARKESTNIGHTMARE

  • Peavey JSX

  • Skeleton Key

  • VHT Pitbull Ultra Lead

  • Bogner Ecstasy 101B

WICKED TONES

ごりごりハイゲイン向けのアンプやエフェクターが欲しい方向けです。

  • KSR Orion 45 EL34

  • Ground Zero Ampworks modded "Triple Rectifier"

  • Ground Zero Ampworks "Dirty Bomb"

  • Armored Amplification "Sabot 50"

  • Highwind Amplification "Direwolf"

jonkaneshiroguitar

ジョン・メイヤー風のプリセットを販売しているサイトです。

  • Quad Cortex John Mayer Preset

Worship Tutorials

丁寧なYouTube動画が魅力のWorship TutorialsもQUAD CORTEXのキャプチャーを販売しています。基本コンセプトがいわゆるチャペルというか日曜礼拝な感じなため、デモ動画が空間系ばりばり効いているのが少し残念。

しかし、実際のキャプチャーはしっかりと丁寧にされており、ブティックアンプも多数そろえています。特にTwo RockとMATCHLESSが豊富なのが魅力です。

  • Two Rock Traditional Clean、Bloomfield Drive、Classic Reverb Signature、TS1

  • Fender Deluxe Reverb

  • REVV D25 

  • Friedman BE-100 Deluxe

  • Matchless Lightning、Clubman 35、Laurel Canyon、C-30

  • Morgan MVP 35、AC20 Deluxe

  • Victory Amps Copper Deluxe

  • Suhr Badger 18、Badger 30

  • Bogner Goldfinger 45 Super Lead

  • Sampson era Bad Cat Cub II R

  • Mesa Boogie Lone Star

  • Sovtek Mig 50

  • Dr. Z Z Wreck

  • Carr Telstar

  • Benson Monarch Reverb

  • Bad Cat Cub III 40

Guitaremerge

  • VOX AC30

  • Marshall SV20

  • Klon KTR 2023

  • Browne Amplification Protein V3

  • Analogman King Of Tone V4

  • Paul Cochrane Tim V2

  • Hermida Audio Zendrive V1

Alter amp works

クリーン・クランチ系のアンプを扱っているサイトです。また、ペダルのキャプチャーもいくつか扱っています。

  • Divided By 13 FTR 37

  • Dr. Z Z Wreck

  • Orange Rockerverb 100

  • Tyler Amp Works PT14

  • Morgan JMI AC30

  • Benson Chimera

  • 3rd Power Amplification 3PDC

  • Tyler Amps HM30

  • 65 Amps London Blue Line

  • Top Hat Super Deluxe 33

  • DRV 1981 Inventions

  • Vemuram Shanks ODS-1

  • 5150 Overdrive

  • Bondi Effects Sick As overdrive

  • Proco The Rat

  • Mythos Pedals Herculean V2 overdrive

Fremenpresets

  • Synergy modules : Friedman BE/BB、Dirty ShirleyなどのSynergy modules系

  • Mesa Boogie MK V、Mesa Boogie Triple Crown

  • Victory V30 The Jack MK II

Sonic Drive Studio

YouTubeでハイゲイン系アンプのレビュー動画を多数上げているSonic Drive Studioのキャプチャーです。

いつもあのゴリゴリのメタルサウンドを出したいけど実機アンプは高いし、日本で扱っていないものも多い・・・と感じていた方におすすめします。

  • Marshall JVM 410 H

  • Peavey Invective

  • RedSeven Amplification Leviathan custom SDS Joker edition

  • Lichtlaerm Audio Prometheus tube amplifier

  • PRS (Paul Reed Smith) Archon 50 & MT15 Mark Tremonti

  • Driftwood Purple Nightmare

  • Diezel VH2

  • ENGL Fireball 100

The Tone Ranger

アンプヘッド、キャビ込みのそれぞれを分けて販売しているサイトです。自分の好きなIRを使って演奏したいという方は、アンプヘッドだけのものを買えるので嬉しいです。

  • Fender Bandmaster Reverb

  • Morgan AC20 Deluxe

  • Divided by 13 JRT 9/15

  • Fender Twin Reverb

  • Suhr Badger 35

  • JMI Vox AC30T

  • Hiwatt Custom 50

  • Bad Cat Cub

  • Marshall JMP MKII

  • FULLTONE  Fulldrive 2

  • TS9

  • Timmy V2

Tone Junkie

Kemperのプロファイルを多数リリースしていることでお馴染みのTone junkieのQUAD CORTEX版です。単品もありますが、まとめて買える「Everything Pack」がお得です。そして、定期的に開催されるセールコードを入れれば、
驚くほどお得に買えることも・・・。

  • Mark Sampson Gainstar 15

  • Marshall 74 JMP 2040

  • Marshall Astra

  • Dumble ODS

  • Fender 1962 Pro Amp

お得に購入するには?

海外製品にありがちな話ですが、QUAD CORTEXの有償キャプチャーは定期的にセールされています。
サイトによって価格はまちまちで、通常価格が5,000円程度のものもありますが、セールを活用すれば20%OFF、30%OFF、半額になります。

また、Buy 2 1的なキャンペーンをしているサイトもあります。簡単に言うと2つ買うと1つおまけでプレゼント的なやつです。

セール情報を逃さないためには、サイトのInstagramやFacebookをフォローしてチェックしましょう。新商品情報も素早く手に入りますし、お得なセール価格で買えるのは嬉しいです。

特にブラックフライデーセールが一番値引きされることが多く、サマーセールや建国記念の日にクーポンを配布するサイトが多くなっています。

QUAD CORTEXの有償キャプチャーを購入する際の注意点

非常に便利なQUAD CORTEXの有償キャプチャーですが、いくつか注意点があります。

購入したキャプチャーをどうやってQUAD CORTEXで使うの?

QUAD CORTEXの場合、Kemperと異なりデータをファイルでやり取りすることができません。

Kemperの場合、購入した商品のファイルをダウンロードして、自分のKemperにドラッグアンドドロップすれば完了です。ファイルのやり取りはすごく簡単ですし、パソコンやUSBにファイルを残しておけばバックアップも自動的にできている状態です。

特にスタジオにKemperが置かれているという贅沢な状態であれば、自分のUSBにファイルを保存して、それをスタジオのKemperに差し込めば自分のRIGがすぐ使えるというのは大きなメリットです。

QUAD CORTEXの場合は、アプリを使用してデータを共有する形になります。QUAD CORTEX本体だけでは自由に好きなキャプチャーをインストールできず、事前にアプリで気になるキャプチャーを選択して仮ダウンロードしておく必要があります。

お店でQUAD CORTEXのキャプチャーを購入した場合は、必ず「自分のQUAD CORTEXのユーザー名を記入すること」と、「相手のQUAD CORTEXアカウントをフォローする」必要があります。

販売する側のメリットとしては、Kemperと異なり、ファイルを違法に共有される可能性が無くなる点です。

Kemperの場合はファイルを誰にでも渡そうと思えばできるので、某サイトではKemperの有償データを勝手にひとまとめにして販売している人もいました。

しかし、QUAD CORTEXは自分で送る手間が発生しているので販売する側も受け取る側もかなり面倒です。

購入後はお店から「送りましたぜ!」と報告メールが送られることが多く、その後にQUAD CORTEX本体のキャプチャーの項目の一番下にある「Share with me」という画面を見ると、送られてきたデータが表示されています。

そちらをタップしてそれぞれ本体にインストールすればデータが使えます。ちょっと面倒ですね。

キャプチャーの料金はさまざま

有償キャプチャーなのでお金がかかるわけですが、その価格はさまざまです。数百円で購入できるものもあれば、5000円を超える料金設定のものもあります。

また、基本的に海外のサイトなのでドルかユーロで料金が表示されています。2024年7月現在、日本はかなりの円安なため5ドルの製品を買っても約800円になります。50ドルの製品であれば、約8000円なので注意したいところです。

ヘッドなのか、フルキャプチャーなのかを確認しよう

QUAD CORTEXのキャプチャーは、アンプヘッドだけ、キャビ込みのフルキャプチャーなどいくつかの種類があります。
アンプヘッドだけであれば、別にQUAD CORTEXのキャビをセットするか、IRを利用することになります。
キャビ込みであれば、そのキャプチャーだけで音出しできますし、メーカー推奨の純正キャビでキャプチャーしてくれている商品が多いです。

アンプヘッドだけの魅力は、自分で好きなキャビやIRを使えることです。たとえば、日本産のDYNAXさんが販売している「DYNAX IR」はかなり質の高い製品で、さまざまなマイクと距離・角度で作成したIRとなっています。
こういったIRを使いたいのであれば、アンプヘッドの有償キャプチャーを購入するほうが良いでしょう。

サイトによってはアンプヘッドだけ、キャビ込みだけというパターンも珍しくありません。

デフォルトの設定が良いとは限らない

未だにQUAD CORTEXの正しいキャプチャー方法については、さまざまな議論があります。IN1やIN2をどの程度あげるべきなのか、というのは難しい課題です。

また、自分が使う際にキャプチャーの設定をデフォルトのまま使うべきかどうかについても議論があります。

たとえば、「GAINが少し下がってキャプチャーされるから、少しGAINは上げたほうがキャプチャーしたときのセッティングに近づく」とか、「Volumeは上げて使おう」といったものです。

このあたりは個人の好みなので正解はありませんが、購入したキャプチャーのなかで、おっと思ったものをさらに良くするためにGAINや各EQを少しいじってみるとより良くなるので試してみてください。

今後もQUAD CORTEXの有償キャプチャーを扱うサイトは増える?

さまざまなQUAD CORTEXの有償キャプチャーを取り上げましたが、今後もこういったサイトは増えるのでしょうか?

たとえば、私がKemper時代にDivided by 13のRIGを販売されていてお世話になっていた「SELAH SOUNDS」についてです。

このサイトに直接、「QUAD CORTEXのキャプチャーは販売しないの?」と問い合わせたことがあるのですが、回答は以下のような感じでした。

「マーケットプレイスのシステムが導入すれば、すぐにでもキャプチャーを販売したいんだけどね・・・」

これはQUAD CORTEXがクラウドデータ以外でキャプチャーを共有する方法がなく、現状データを渡したい側が欲しい側にアプリを通して送信する、という方法しかないことが関係しています。

最初は1つ1つのデータを送るしか方法がなく、今はプリセットをダウンロードしてもらうと、自動でそこにセットされているキャプチャーがダウンロードされるという形にアップデートされました。

しかし、それでも購入通知が来たら、販売者が一人ひとりに送信しているという状況は変わっておらず、販売者からすれば「面倒だ」という感じなのでしょう。

結局、SELAH SOUNDSも無料のキャプチャー(Kemperで作成したものをQUAD CORTEXで再度キャプチャーしたもの)をアップロードするに留まっています。

Neural DSPはマーケットプレイスに対する意欲は低い?

QUAD CORTEXを販売しているNeural DSPは、「どういった機能が今後搭載されて欲しい?」みたいなアンケートを取っていた記憶がありますが、みんなの希望はさまざまでした。(FacebookやDiscordのファンページだったかもしれません)

一番はやはり、商品概要にも最初から記載されていたNeural DSPのプラグインをQUAD CORTEXで使えるという機能でした。

私は個人的にプラグインはどちらでも、、、というスタンスなので、もっとキャプチャーを共有しやすい環境が欲しいと考えており、マーケットプレイスを搭載して欲しいと考えていました。

そこそこ同意見の方もいたようですが、ちょっと優先度としては低そうです。Neural DSPのCEOも「一応、候補の機能には入っているよ」みたいな反応でしたが、公式ニュースでまったく触れられたことがないので可能性は低いと思います。

マーケットプレイス機能が搭載されれば、もっと有償キャプチャーを扱うところは増えそうですが、なかなか厳しいかもです。

しかし、私がここに掲載したサイトはQUAD CORTEXリリースから少し経ってから誕生したところもあれば、つい数ヶ月前になってQUAD CORTEXのキャプチャーをリリースしたサイトも含まれています。

今後はKemperのキャプチャーを販売している日本の「ViViX」のように、日本産のQUAD CORTEX有償キャプチャーのサイトがでてきたら嬉しいです。

キャプチャーという機能との向き合い方

X(旧:Twitter)の中には、フォロワーさんを含め個人で良いアンプをキャプチャーされている方がたくさんいます。

さすがに「そのキャプチャー譲ってください」とはなかなか言えず、その方が共有していないかなぁとQUAD CORTEXのアプリで探したりすることもあります。

マーケットプレイスがあれば、「是非、マーケットプレイスで販売しやしょうぜ!」と声がけできるのになと、思ったり思わなかったり。

もう少し、日本人同士でも共有しやすい艦橋ができたら良いなぁと思っております。ちなみに私はQUAD CORTEXを購入した際に、ほとんどの機材を処分してしまったので、共有できるキャプチャーがほとんどなく申し訳ない次第で・・・。

QUAD CORTEXで出た当初ぐらいの頃は、エフェクターをレンタルできるサブスクリプションサイトがいくつかあったのですが、ほとんど無くなってしまいましたね。

PEDALDIG(ペダルディグ)」さんとかその代表的な存在だったのですが、現在は機材の販売だけになってしまいました。

キャプチャーにしても、プロファイリングにしても、メーカーにとっては必ずしも好ましいツールではないと思います。

しかし、日本で言えば、なかなか実機を大きな音で楽しめる環境は限られていますし、個人で買えるエフェクターの数も限度があります。

キャプチャーで試して気に入ったものを、実機として購入した!という方も少なからずいるでしょう。このあたりは、ゲーム実況と似ているかもしれませんね。

Kemperでもそうだったのですが、「Victory Amps」のようにメーカーが公式のキャプチャーやプロファイリングを行うことも珍しくありません。

メーカーにはこういったツールと良い感じに付き合っていって欲しいところです。

まとめ

ぱっとメモっているQUAD CORTEXの有償キャプチャーを販売しているサイトを紹介しました。
Kemper時代からお馴染みのサイトもありますが、いろいろと新しいサイトも増えています。
ちなみに、いくつかのサイトはQUAD CORTEXだけでなく、Kemper、TONEX、NAMMなどに対応したキャプチャーも併せて販売しており、IRも取り扱っているのでチェックしてみてください。

掲載情報更新日:2024/07/03



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