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1年でできるようになったことを考えた話

珍しく残業をして、しかもnoteを書かずに夜になってしまいました。

今日、じぶんの業務をマネージャー陣に発表する、という場がありました。可もなく不可もない私としては、アピールのチャンス。
なのですが、いざ自分の業務を振り返ってみると、
「何ができるようになった」ということが具体的に言葉にできない、
ということに気付きました。

具体的に、イラレが使えるようになった、みたいな技術的な話とか、
1億稼げるプレーヤーになりました、ていうお金の話とか、
GAの資格を取りました、等の資格としての話であれば、すごく話しやすいんです。
結局、「ロジカルに考えられるようになった」と発表しました。
実際、そんな自信も、根拠もないのです。
ただ、案件としても一昨年の1年間と大差ない、できるドキュメントのクオリティも大して変わらない、となったとき、無理矢理にでも何かできる感を見せた方が良いと思って、そう発表しました。
(もちろん、自分の評価的にも成長感見せないとやばいので。)

ただ、ここで私が自信を持って思えていない、という時点で、おそらく嘘なんだろうな、と思いました。
でも、自分の評価だったり、その道を併走したメンバーを思うと、そう言わなきゃ、という気持ちになってしまったのです。
実際、「この1年何も成長できなかった」と素直に言っている人を見たことがありません。(いないことはないだろうけど)
きっと、定性評価でしか判断できない職種の人は、目に見える評価が難しいから、結局今日の私みたいに、自分を若干偽って見せることができちゃうし、バレないからそうしちゃってる、という現実があるんじゃないかな、と思いました。

さいきん、デザインとかコーディングとか、今までできなかったスキルを勉強しはじめたのですが、その理由として、
今日みたいなことを思いながらも私自身は自分に正しい判断を下せないので、「これができた」と思える、可視化できる判断材料を自分に身につけて行きたいんだな、と思い直しました。

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