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タイからの帰国(日本への送金)

タイについたのは、前の国王陛下がお隠れあそばれた翌日だった。あれから7年たち、月末で帰任と相成った。帰国にあたり手持ち資金を持って帰ることにした。

さて、どうやって持ち帰るか調べると2つの方法が選択肢となった。

・現金をハンドキャリーで持ち帰える。
調べると別に現金で持ち出ちだす額が高額でも課税はされない。ただし、マネーロンダリング対策として届け出が必要。タイの出国時、日本の入国時にそれぞれ税関への届け出する必要がある。あと機内でも盗まれる可能性とか、ビクビクしないといけない。相方があまりそれは・・・という感じなので辞めることにした。

・タイの銀行口座から日本の銀行口座へ送金する。
こちらの日系の銀行駐在員もまぁ送金が面倒くさくないねぇーというのでそちらを選択した。

周りに話を聞いてみると日本の銀行側が入金を拒否したのでお金の送金に失敗したケースなどがあるという事だった。入金を拒否する理由はこれもまたマネーロンダリング対策の一環で、日本で海外からの送金を受ける際に、連絡先に確認が取れない場合には入金を拒む場合があるらしい。

日本で口座を7年間くらいほぼ放置プレーしている銀行数行に電話してみた。結果として、赴任前にタイで日本側のお金が必要になった場合、海外でのATM引き落としが便利そうだなぁと思い、口座を開設したSMBC信託銀行(元米シティーバンクの日本法人リテール部門をSMBCが買収)を選択した。理由はコンタクトセンタのエージェントがこの手の質問に慣れている感じだったし、口座の現状も確認してくれて入金は問題なく出来そうなところまで確認してくれたので助かったからです。

タイで口座を持っている銀行は緑の葉っぱマークのKashikorn Bank(K-Bank)である。K-BizというInternet online Banking経由で最初送金しようとしたら、なぜか日本の銀行が送金先の選択肢から欠落している。使えない・・・ K-Bank App という携帯アプリでは送金するのは問題なさそうなのであるが、送金するのは今回が最初で最後なので諸々ドキュメントが多分たくさん残りそうな窓口でやってみることにした。

まだ世の中は旧正月でガラガラな2/12月曜日午後1時過ぎにSilomスクエアの窓口に到着し、Money transfer to Japanと言ったら書式をくれた。そこに日本側の銀行口座情報とか諸々書き込んで、書類を提出したのが1時15分、それからは若手の行員さんがたびたびマネジャーに確認しつつ作業してくれて、諸々終わったのが2時過ぎだった。

窓口送金に関して必要だった書類などは以下の通り、
1.パスポート
2.K-Bank 銀行口座のPassbook 
3.Work permit
4.Salary Pay Slip (給与明細)

#Work Permitはデジタルなのでスマホをスクショして窓口の方にメールしたらプリントアウトしてくれたし、PaySlipもPDFをメールしてプリントアウトしてもらった。対応する窓口の子の機転に救われたが事前にプリントアウトを用意しておいたほうが無難。

さて、無事に入金されるのか?楽しみである。結果は1週間後!

他に気になったことなどをまとめたので以下を参照。

・Work PermitがないとK bankは外国人は海外送金できないかも・・・
知人が2022年に帰国し、2023年に再訪して口座のお金を送金しようとしたら、Work Permit無しは国際送金はNGで処理してくれなくて泣く泣く現金を持って帰っていった。多分これもマネーロンダリング対策の一環なのだと思う。

・送金通貨ですがTHBで送金してSMBC信託側で円転しようとしていたら、K Bank側で円に変換して送金となってしまった。これはまぁレートがどちらが良いかをみているとタイのほうがよさげなのでこれでもいいかなぁと思っている。

・送金理由は Other を選択し、Repatriated earning of worker (給与の本国への送金) としてあるが問題あるかなぁ?。

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