見出し画像

無料でラッピングしてくれない時代に

昨年7月より始まったレジ袋の有料化

昨年7月よりスーパーのレジ袋が有料になりました。最近は紙袋まで有料になるというニュースも聞きます。

日本でレジ袋が登場したのは、いつだと思いますか?
昭和40年代です。その頃からスーパーも全国的に広がり、パッケージに綺麗に入れられた食品が並べられている棚から効率的に買い物ができるようになりました。

まさに戦後から復興して高度経済成長期の勢いのある時代でした。

その頃からお客様が無料で頂いていたレジ袋。ラッピングサービスも無料で、受け取る私たちもそれが普通だと感じていました。

その当たり前だった無料サービスが有料化に変わってきています。

お店にとっては資材の負担はなくなるわけですが、おもてなしとしてのサービスがなくなるのは寂しい感じがします。

時代の流れと言ってしまえばそれまでですが…

海外では日本より早く、その流れはありました。

一昨年旅行したドイツではマイバッグ持参が当たり前でしたし、紙袋も有料でした。

ただ、お店の広告が入った紙袋は可愛くて安価なものが多く、お土産用にお菓子と紙袋たくさん購入してきましたけどね。

そうなるとラッピングはどうしてるの?と疑問になります。

海外ではラッピングはなくなっていない

海外のラッピングペーパーはとても素敵なものがたくさんあります。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア・・

ラッピング自体がなくなっているなら包装紙は必要ないですよね。
海外にはかわいいラッピング製品が本当に多い!

SNSをしていると海外でも私と同じようなラッピングサービスをしている方を時々見かけたりします。ラッピング製品を購入して、自分で包む人が多いのでしょう。

「素敵にラッピングして相手に喜んでもらいたい!」
そういう気持ちは世界共通なんですね。

シンプルに考えてみる

日本の包む文化とは、人とのつながりやおもてなしを大切にしてきた日本人の心です。現在、世界中が家に滞在することが余儀なくされ、交流方法がリモートに変化しました。

物理的に離れてしまったときこそ、特別な贈り物が想いや温もりを伝える大きな役割をしてくれます。

シンプルにラッピングを考えてみると

特別な想いを伝えたいとき・・必要なら包む
環境に配慮して・・必要でないなら包まない

それでいいのだと思いませんか?

誰もが必要な時に、自分でラッピングできることがゴール

ラッピングは品物に付加価値を付け相手に喜んでもらえる技術です。

いまは100均やネットで資材も手に入りやすく便利ですよね。

普段はエコでいいのですが、感謝の気持ちを伝えたいときはご自分でラッピングにチャレンジしていただきたいと思っています。

「言葉を介さなくても感謝の気持ちを伝えることができるコミュニケーション」のひとつを知ることであなたの強みになると思います。

多くの方が笑顔が溢れる人間関係を築いていくことができたら素敵ですね。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?