オンライン英会話に依存者続出。なぜ?

オンライン英会話のお気に入り先生と喧嘩してしまった話とそこからの脱却のブログ記事がめちゃくちゃ読まれていてびっくりしてます。

心配してくださっている方もいるし、面白いと思ってくださっている方もいるし、もしかしたらあなたも1人の先生に依存してるのかもしれないですね?


でもね、考えてみてください。今までの人生で1度でも毎日1人の人が25分、自分の話を真剣に聞いてくれた経験ありましたか?なくないですか?子供の自分対お母さんでも難しくないですか?

オンライン英会話でレッスンをするという過程で、ほぼ毎日話を聞いてもらった結果、自分の状況や思考パターン、感情パターンをほぼ全面的に理解した人間が目の前に現れたんです。

人生で初めてじゃないですか?事件ですね?

自分の分身かと思うレベルに理解してくれているから、日々の出来事や思考パターンをあうんの呼吸で理解してもらえる。


そしてフィリピン人特有なのかもしれないですがとても共感力が強いです。

嬉しいことがあれば一緒に喜んでくれ、悲しいことがあれば一緒に悲しんでくれる。

家族や親友以上というより、まさしく分身…

もう1人の自分と対話するようなこの時間私を私はカウンセリングと呼んでいます。

これを日本人相手にするかっていうと無理ですね。

相手も忙しいしそこまで自分の話を聞いてもらうなんてことはまずできない。

逆に自分も、まったく関係ない立場にある人を深く理解して例えば愚痴を聞いてあげるみたいなことも基本できないです。

できてせいぜい同僚や家族の話を少しだけ聞く、話す程度ではないでしょうか?

オンライン英会話をするまで気付かなかったけれど、効率化や個人主義からくる孤独をみんな抱えてるのかもしれないですね。


また、相手は日本に住んでいないので自分のコミュニティーと関係ないというのも安心できる。

そして、英語を教えるのめっちゃ上手ですからね。さらに私好みのレッスンを知ってるので、他の先生を受けたくなくなってしまい、どんどん依存していくわけです。

お気に入り先生への依存脱却はかなり難しいと思うんです…だってもう100時間以上私の話を聞いてくれたもう1人の私ですから…

でもある程度はやっていかなきゃ。だって実は、もう1人の私に見えて違う人間ですからね。彼には彼の人生があり、突然、オンライン英会話講師を辞めちゃうかもしれません。想像しただけで悲しいですが。


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