2021シーズン イーグルス11回戦
F 2 - 3 E in楽天生命パーク 対戦成績4勝7敗
打てませんなぁ…2安打だって。よく2点入ったもんだ。
正直、主力が帰ってきてからの方がずっと成績が悪い。
調子が悪いにしても、打線に中田がいないので、近藤さえ警戒すれば良いことになってしまう。
それが一番の原因なのだろうか?
ゲーム差7.5。だんだん厳しくなってきた。
先発は勝ち頭・加藤。今季負けなし。
昨年までのショートスターターなる謎の役割から脱却して、しっかり試合を作る先発投手として君臨中。
チームが加藤くんを見縊っていただけではないかと思われる。
しとしとと小雨が降り続き、気温も17度前後と高くはない中、1,2回はらしく飄々と投げていた。
3回2アウトからヒットでランナーを許し、浅村に甘めの球をスタンドまで運ばれた。久々の被弾。
味方の援護が期待できない現在、いきなりの2失点はちょっと痛い。
5回、1アウトからセカンドゴロを渡邉がトンネル。ランナーを背負うとヒットで繋がれ、再び浅村に犠牲フライを打たれ3点目。
さらに清水がパスボール。
取られた点はここまでなので、加藤が悪かったとは言いにくい。
渡邉も清水も、ミスは仕方ないし雨のせいだと思いたいが…。
最近のファイターズは捕手のミスに厳しく、6回のマスクは石川が被ることになった。(ピッチャーの信頼が得られないからね)
加藤は6回3失点で降板。いつもより球数が増えてしまったのはやはり雨のせいなのか?
7回を前日1失点(自責0)の河野、8回を前日1失点(自責0)の玉井が投げ、それぞれランナーを背負うもこの日は無失点。仕事は出来た。
前日との違いは捕手か?回の初めから投げたことか?或いは既に負けている状態で出て行ったからか?
正直今日の内容だと投手は責められない。9安打されても3失点で抑えている。でも打たれた本人は「自分が打たれなければ…」と言うだろう。改めて、投手は孤独なポジションだと言われることに思いを馳せる。
打線はチャンスに悉く弱い樋口を外し、1塁にプロ初の近藤を起用。淺間が復帰。果たして起爆剤になるのか。
全然ならなかった。ならないどころか9回までで2安打しかできなかったのだ。
5回まで四球を選んだ王以外出塁すらできず。
「このままだとノーノーじゃ…」と思った矢先の6回、清水の代打杉谷が四球を選ぶ。
続く西川が意地でライト前へ運んだ。
渡邉は際どいボールを見逃して三振、近藤が2塁のエラーで出塁。
2アウト満塁で4番王。
4番に座ってからいいところなしだったが、ライト前へはじき返し、2人帰って1点差。
しかし後が続かなかった…終わってみれば14三振。則本に手玉にとられたわけだ。
本当に2安打でよく2点取った。集中力は増していると言えるだろう。
しかもクリーンアップに打点が付いたことは今日につながると信じたい。
疑問点はいろいろある。
淺間は復帰後の試合で良い仕事をしていたが、何故大田をセンターに置いてまで外す必要があったのか?
淺間を使わないなら五十幡を思い切って使うべきではないのか?
楽天生命パークは外野まで天然芝の球場だ。足の負担は少ないと思われる。
代走の為にベンチに人を置く余裕は今のファイターズにはない。
2試合スタメンから外れたために、淺間の調子が落ちる可能性だってあるのだ。
調子のいい選手から使っていく、との言葉はどこへ行きましたか、監督。
それに西川が戻ってきた今、西川と五十幡が1,2番を組めば、足でかき回せる可能性が生まれる。
敵からすればかなりの脅威になるはずだ。五十幡が9番でもいい。
2人は併せて使えば戦力が2倍にも3倍にもなり得ると私は思う。
それから、打順。
昨日は仕事をしたが、3,4番を入れ替えた方がいい気がする。
王にとっての4番と、近藤にとっての4番は意味が違う気がする。
4番に座ったことで王は自由に打てなくなっている気がする。責任を感じているのだと思う。
では近藤が責任を感じていないのかというとそうではなくて、「代わりに4番に座っている」と思っているのだと思う。
恐らく、ファンもチームも「ファイターズの4番は中田翔」しか有り得ないのだ。
絶対に外れないという意味ではない。
精神的なものと言ったら良いのか、つまり、打線の、チームのアンカー(錨)なのだ。
中田が帰ってくるまで「預かる」と考えられる近藤の方が内容に変化がなさそうだし、王も自由に打てるのではないだろうか。
スタメンと足と打順、連敗阻止にはこれがカギになる。
今日の先発は池田。
再び古巣と相まみえることとなった。
ローテとはいえ同じ相手にぶつけるのが本当に好きですな。
今日こそ連敗阻止。そして池田くんは古巣相手に勝ち星を挙げたい。
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