2021シーズン ライオンズ11回戦

※画像は旭川観光案内より。

F 2 ‐ 1 L in旭川スタルヒン球場　対戦成績5勝5敗1分

雨は雨でも恵みの雨になった。
試合開始が30分遅れ中断も30分に及んだ結果、
札幌行きの特急に間に合わなくなる人も出たのではないかと思われる時刻に試合は終了。
気温も決して高くはない中、
両軍とも選手はよく頑張りました。
開催の為に奔走された関係者の方々、
そして応援していた方々も、
最後までお疲れ様でした。

30分の遅れにも動じず、先発のアーリンはらしいピッチングで3回を2安打無失点に抑えた。
非常に冷静な選手だと思う。
前回の静岡のピッチングも良かったので、本当はもっと長い回見たかった。
恐らく、最初から3回の予定だったのだろう。
4,5回はバーヘイゲン。
1点は奪われたが、いつもよりもずっとリラックスして投げられていたように見えた。
雨のせいか、地方球場のせいか。或いは捕手の違いか。
今後もこれが続けば、勝ち星は伸びてくるのではないだろうか。
そして6回からは勝利の方程式。
前日に続いて4人揃って連投になったが、ランナーが出てもびしっと抑えるし、見ていて安心感を与えてくれる。
後ろの回に行くにつれ、田んぼのようになってきたグラウンドながら、野手もよく守った。
特に二遊間はここ数試合での成長が感じられる。やっぱり経験が大事なのかな。
ミスをしても次に活きればそれは彼の財産になる。
ひいてはチームの勝利になる。
ヒーローインタビューは縁の下の力持ち、勝利の方程式の4人。
中継ぎや抑えがヒーローになることは珍しい。
選んだ広報さんにも拍手を送りたい。

相変わらず残塁の山は築いているが、
しぶとさが目立つようになったファイターズの打線。
7安打8三振タイムリーなしの2点を守り切った。
タイムリーなしでも点が入れば勝てるということの証明にもなった試合。
併殺の間の1点、や、犠牲フライで1点、がずーっと取れなかったのだ。
それが取れるようになった。
また1歩前進したかな。日々成長あるのみ。
( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, )うんうん　
見ていると、高校球児のような心理状態でプレーしているようだった。
初心忘るべからず。
間もなく夏の北海道大会(南・北それぞれ)も始まるという季節。
あの頃の気持ちを思い出して、土のグラウンドでプレーすることが、前へ進む原動力になったらいいな。

雨でも旭川で2連勝。縁起がいいことになった。77試合めでようやくホーム10勝。
札幌ドームでの勝率が.250なことを考えると、
旭川の勝率がどれだけ良いかわかる。
来週も、釧路・帯広での試合を控えているだけに、良い後押しとなった。
後は週末、同じく屋外の千葉。
マリーンズには苦杯を舐めているし、コロナショックで試合が中止(延期)になったこともあり、対戦数も少ない。
何とかカード勝ち越して、苦手意識をなくそう。エースとルーキーが、勝利をもたらしてくれることを祈る。