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2021シーズン ホークス8回戦

F 3 - 7 H in札幌ドーム 対戦成績2勝6敗

イケメン外国人投手対決はマルちゃんに軍配。

先発はバーヘイゲンとマルティネス。
昨年ファイターズが誇ったイケメン外国人投手(歳も同じ)が袂を分かって対決することに。
フクザツ…と言えばフクザツ。
マルちゃんは気さくで、ファイターズが好きで、何なら奥さんも札幌で出産したくらいの親日家で、人気があった。
ただこの2年、ろくに働けていなかったのも事実。
来た年に10勝したが11敗しているし、totalで6つの負け越しを残してファイターズを去った。
そんなマルちゃんとの対決に、ファイターズナインはどんな気持ちで臨んだのだろう。

ゴロピッチャーのバーヘイゲンに対し、ホークスは左を8人並べてきた。
立ち上がりはまあまあだったが、2回にノーアウトから失点すると、セカンドゴロの間に1点、タイムリーで1点、と3失点。
ホークスの作戦が効を奏した形になった。
続く3回、2アウトから四球でランナーを背負うと、バタバタと満塁になり、四球で押し出し、タイムリーを打たれたところでK.O.。3回持たず。
前日も中継ぎを多く使っているファイターズには中々厳しい展開。
バーギー、いつもよりもずっとイライラしているように見えた。何と戦っていたのだろう。
変わったのは前日9回を投げた西村。
盗塁を刺してこの回を終える。
5回、先頭の柳田に3ベースを打たれたが、何とか1失点で凌いだ。
西村はよく頑張ったと思う。連投ながら3回1失点。
積み重ねていけば、首脳陣の信頼を勝ちとることも出来るだろう。
6回には望月が登板。2回を投げて一人のランナーも許さず。一軍生き残りに名乗りをあげた。
8回には宮西がマウンドへ上がる。ヒットでランナーを背負うものの、後続を断ち無失点。
今回は負け試合だが、僅差の勝ち試合にも投げられるか?投げてもらわなきゃ困るのだが。
9回は谷川。こちらも連投。前日HRを打たれているが、この日は問題なし。
先頭に四球を出すものの、Wプレーで切り抜けた。
中継ぎを多く出すことになったのは残念だが、全体の調子は上向き傾向なのが救い。

一方の打線、貧打に喘ぐ程ではないものの、一時期の勢いはどこへやら。
マルティネス攻略は主軸の活躍が鍵か。
4番に王、6番に中田を置くコロナショック前のような打線の組み替え。
前日復帰の淺間も1番でスタメン。五十幡が外れた。
3回まで2本のヒットに抑えられていたが、4回、先頭の近藤が9球粘ってヒットで出ると、王も粘って7球めをライトスタンドへ叩き込む。
私生活では友達だそうだが、勝負には関係ない。
しかし後ろが続かず、この回は2点どまり。
そこから7回までヒット1本。
貧打、という言葉がだんだん聞こえてきそうだ。
7回、先頭の石井がファールかと思われた当たりがレフトスタンドへ届き、1点追加。
しかし、反撃はここまで。
ヒット6本、さみしい限りである。
うち2本は大田、残りは左打者が打ったものだ。
大田以外の右打者は完全に抑えられたことになる。
今日以降にどう影響してくるのか。

今季、札幌ドームでまだホークスに勝ちがない。
今日は勝ちたい。
まだまだいけるところを見せたいものだ






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