2021シーズン イーグルス12回戦
F 4 - 1 E in楽天生命パーク 対戦成績5勝7敗
今日につながる良い試合。池田サマサマ。
イーグルス、良いピッチャーをくれたものだ。
先発池田は、相変わらずの安定感。
ピンチを迎えても、堂々と立ち向かう姿がとても頼もしい。
いきなり先頭を四球で出すが、後続は何なく抑える。
特に苦手?としていた浅村を抑えたことが大きい。
3回、1アウトから四球でランナーを背負うと2塁打を打たれ同点。
暴投もあり3塁までランナーを進めるが、そこから踏ん張り逆転は許さず。
池田のいいところはこういう踏ん張りが利くところだと思う。
ルーキー伊藤もそうだが、タフな場面で崩れることがない。
きちんと試合が作れる投手。
今までのファイターズに足りなかった駒だと思う。
今2軍で燻っているピッチャーには是非とも学んでほしい。
5回、ノーアウト2塁から、続く2人をアウトにとるが、先ほどタイムリーの田中貴也にライト前に運ばれる。
ライト淺間の好返球でホームタッチアウト。
やはりチーム徳之島。
守備で池田を救った。
6回もヒットでランナーを出すが、要所を抑えて無失点。
最後の三振は声が出た。
石川亮とのコンビネーションも良いようだ。
イニング間もコミュニケーションを取り合い、信頼関係が築けている様子がよく分かった。
今回は勝ち負けつかずだったが、こういうピッチングを続けていれば報われるはずと信じたい。
7回は堀が中1日で登板。
先頭岡島にいきなり二塁打を打たれる。
最近のイーグルス戦は岡島にやられ放題な気がするが気のせいか?
送られて1アウト3塁、続く代打内田に死球。
ここで2安打の田中貴也。
セーフティスクイズを試みて失敗。
心の中でキャッチャーフライを唱えていた私はガッツポーズ。
盗塁を決められ2アウト2,3塁、代打田中和基が内野ゴロで3アウト。
ピンチは迎えたものの、相手のミスと好守備で勝ち越しを許さず。
際どい場面での登板が続いているが、堀は良く投げている。
ベンチの信頼もより厚くなるだろう。
8回はロドリゲス。捕手も清水に交代。
このところ被弾が気になっていたが、この試合は丁寧なピッチングに見えた。
2アウトからヒットを打たれるが動じず、無失点に抑える。
9回は守護神・杉浦。
前回、前々回と30球投げているので疲労が気になっていたが、中4日、連敗が杉浦にはいい方に傾いたか。
先頭にいきなり四球を与えてハラハラさせるが、続く3人をすべて三振で切って取り、ゲームセット。
連敗脱出。
集中力あふれる守備と、杉浦らしい三振が続いたことが好材料。
打線は…私のnote読みましたか?と聞きたいくらいな変更があった。
1番にCF五十幡、2番にLF西川。
そうそれ、求めていたのは。
3,4番はさすがに変更なかったが、大田を下げた。
初回、五十幡が9球、西川が7球粘る。
結局アウトにはなったが、こういう細かい仕事が後々功を奏すると思う。
2回先頭の王がライトスタンドへ叩き込む先制のソロHR。
そこからは一進一退の緊張感漂う攻防が続く。
6回、先頭の五十幡がヒットで出塁。牽制球の多いこと。また、五十幡のリードの大きいこと。
4回の牽制を掻い潜って盗塁を試みるがタッチアウト。
送球は確かにベストだったが、それ以上に五十幡が思ったより遅かった。
スタートが遅れたか?土がドーム球場とは違ったか?
後ろの西川が四球で出塁後、あっさり盗塁を決めたので、技術の差なのかもしれない。
まだまだ学ぶことは多い。
見せ場は作ったが、この回も得点ならず。
両先発降板後の8回、相手投手は福山、ここまで防御率0.00。
1アウトから代打・大田がライト前へらしいヒットを放つ。
このところずっと凡退が多かったが、一旦スタメンを外れてみると見えてくる何かがあるのかもしれない。
続く五十幡は送りバント。
セーフティをするだけあって上手い。
しかも足が速いので野手の焦りを誘う。
さすがにセーフにはならなかったが今後もこういう場面での起用はあるかもしれない。
2アウト2塁から、西川、近藤が連続四球を選ぶ。この場面で4番・王。
追い込まれてからボールを見極め、3者連続四球。
押し出しで勝ち越し。
王、思わず叫んだ。
この場面に胸が熱くなる。
みんながつないだこの場面での勝ち越しに気持ちが入ったのだと思う。
そして、続く渡邉が初球を見事に弾き返し、2人帰って4点目。
ようやくタイムリーが出た。
そして粘りながらも三振の続いていた渡邉にヒットが出た。
どん底だったところに光が見えた。
9回も攻めの手を緩めない。
2アウトから大田は2安打目、続く五十幡もレフト戦を破る長打を放つが、ホームで大田タッチアウト。
しかし、この果敢な姿勢が大事。
今後につながっていくのだ。
連敗脱出は大きい。
今日からは交流戦前最後のカード。
勝ち越して気持ちよく交流戦に入りたい。
その原動力になり得る勝利だった。
まだ6.5ゲーム差。
交流戦が明けたらもっと縮まっていることを願う。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?