第四章 長田区 完

神戸市全9区を毎月お引っ越し。街の魅力を探して発信する企画。
#神戸に住むで #神戸へおいで

4区目。ついに長田区。
なぜ「ついに」と書いたかというとね、

この企画が始まって1日目の夜。
1月1日から始めたから、つまりは元旦の夜。
その日になんと長田区の増田区長から連絡が来たのです。

「大丈夫?寂しくないかなーと思って。」
って。

記念すべき1発目の配信を見てもらうと分かるのですが、
「電気がない!光がない!僕、ランタン生活やん!」

これを見てくれた増田区長が心配して連絡をくれたのです。(ゴリ優)

増田区長は
「長田区早く来てねー!待ってるよー!」
って。
だから「ついに」だったのです。


みんな長田区に怖いイメージある?
僕は少しだけありました。
レコーディングでしょっちゅう通ってるし、長田で神戸ストラット(野外音楽フェス)もした事あるけど、それでも少しだけ、ありました。


でもね、住んで分かった。


長田の人!
特におっちゃんおばちゃん!
自分より年下の人間を全員、自分の子供とか親戚くらいに思ってる!絶対!!


僕は
「長田は人情の街」
を体感した。


まずね、
すぐなんかくれようとするねん!
何にもないと自分のカバンの中からあげられるもんないか探す探す!

ビールにアイスにクラゲの佃煮!
出汁用の昆布まで!
(いや、それは絶対おばちゃんの家にいるやつやん!)

お店でキムチ買ったら「これオマケ。」って、オマケの方が多い!!


「関東炊き、作りすぎたわ〜。」
って鍋持って隣の家に配るおばちゃんこの令和に長田だけちゃう?(ほんまに最高。)


ものだけじゃない!
「中入ってくか?コーヒー入れるわ。」
「おっちゃん写真が趣味でな〜。」

なんなん!
人との距離詰めるん早っ!


「人との距離をあけましょう。」
っていう寂しい時代に、なんせ心が近い!

だからね、僕は長田区生活、全然寂しくなかったです。


「なんでこんなによくしてくれるんですか?僕ただ立ち寄っただけやのに。」
って聞いたらね

「おばちゃんな人が好っきやねん。人が来てくれるだけで嬉しいねん。」
って。
そこに嘘がないのが分かる。

「震災で一回全部無くなったやろ?だからこうして人が喜んでくれたらそれでおっちゃん充分やねん。」

全員に聞いたわけじゃないねんけど、これがみんなの答えなんやわ。きっと。

だんだん若い人たちが長田に入って来てるの、理由分かるわ〜。
オシャレな都会では味わいにくい刺激が、ここにはあるんやなー。


長田の人は、人が好き。
そんな長田の人が僕は好き。
だから長田が大好きです!


最終日、新長田鉄人広場で僕は
「長田のおっちゃんおばちゃんって鉄人28号みたいやなー。」
って思いました。

鉄人28号って大っきくて、強そうで、
ほんでなんか優しそうに見えへん?