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77/数値改善!!!

2023年7月5日(水)
がん告知から77日目
※3,156文字


朝食後にテラスでアイスコーヒーを飲み、
その後にシャワーをして、
シャワー後に再度テラスにて一息つく。

(わざと口を悪く言うと)
患者のくせに優雅な時間を過ごしています(笑)

朝からタリーズの水出しアイスコーヒー

がん(腫瘍)の数値も下がっていました!(イェイ)
緩やかにというよりも、
めっちゃ下がっていました!(イェイイェイ)
※このあと詳しく書きます。

過去のこの記事の数値を1桁間違っていたと思っていましたが、
間違っていなかったので再修正しました。

今までの数値の経過は、
上の記事で確認をしてから、
今日の記事を読んでもらえると、
スムーズかなぁと思います。

ということで、
嬉しい報告です!

※副作用で手の冷感刺激と動かしにくさがありますが、頑張って書いているので(打っているので)、
あたたかい気持ちで読んでいただき、
ともにガッツポーズをしてくれたら嬉しいです。

▼数値改善してます(イェイ)


過去の記事で、
腫瘍マーカーの数値をお伝えしていましたが、

あれは診察を受けながら、
見て聞いて覚えた数値なので、
ざっくりとした数値でした。

そしてそれ以降の数値は、
報告していなかったので、
今日はその数値(キッチリ)をご報告します。


その前に、
ざっくりと今までの経緯説明を。

3月後半に胃の不快感が続き、
近くの胃腸科内科を受診。
エコー検査の結果、総合病院紹介。

4月から、
胃カメラ、CT、血液検査を実施。
悪性腫瘍(がん)の疑いがあり(4月10日)、
大腸カメラ、CTを実施。(後に遺伝子検査実施)

4月20日がんの告知。
「S状結腸癌」「多発肝転移」
「ステージⅣ」「根治不能」というセット付。

大学病院へ紹介、
5月1日に、CVポート造設手術。
5月8日から、抗がん剤治療開始。
6月2日に、BRAF遺伝子変異陽性確認。
(遺伝子検査の結果)

現在は、抗がん剤治療5サイクル目。

2023年7月5日時点

現在までは、
こういう経緯で進んでいまして、
有難いことに抗がん剤も効いています。

がん告知をされたあたりに会っていた人には、
『4,5月より元気そう』って言われるんですが、
副作用とか調子の波はありますが、
確かに元気は元気です!


それは、
数値が改善されているのもあるし、
抗がん剤が効いている安心感もあると思うし、
それらを含めてメンタルが安定しているから。
だと思います。
(あとはテラスの日焼けで健康的に見える笑)


自分を鼓舞するために、
根拠のない自信を持ったり、
無理矢理モチベーションを上げても、
やっぱりそれは不自然で疲れるし続かない。
(割り切るメンタルは必要で、それについては過去記事のどこかに書いてます)

「がん」のことを割り切るメンタルで、
メンタルは安定していたものの、
やっぱり数値(根拠)ほどの安心材料はない。
(逆を言えば不安材料にもなりえる)

僕を応援してくれている人も、
その数値を見ることで、
本当に良くなっていることが分かって安心できると思う。


「根治不能」と医師に言われた告知日。

『それって一般的にはでしょ?』
『俺には奇跡を起こす可能性がある』
って、
告知を受けた後から自分を信じてきた。

いや…

家族も友人も知人も仲間も信じてくれていた。

だから、
ちゃんと数値をお伝えして(全てではないけど)
安心してもらいたいなと思います。

手術前の熊谷ファミリーBBQ



▼「腫瘍マーカー」「CEA」「CA19-9」


腫瘍マーカーとは
がんは、身体のあらゆる部位に出来ますが、がんの中には“腫瘍マーカー”とよばれる物質を作り出すものがあります。体液(おもに血液)の中に含まれる“腫瘍マーカー”を測定することで、がんの有無や進行度、治療効果などを、ある程度は把握することができます。

森外科医院様サイトより抜粋


このnoteやSNSでも、
「腫瘍マーカー」という言葉を使っちゃうのですが、簡単にいうと「がん物質の数値」です。

その中にも、
色々と種類があって、
がんのできた場所によって、

どの種類の腫瘍マーカーの数値に焦点を当てるか?ということですが、

僕の場合は、
「大腸」「肝臓」にがんがあるので、
「CEA」「CA19-9」の数値を注視するとなります。

森外科医院様サイトより拝借

CEAとは
がんが存在する可能性を示す代表的な腫瘍マーカーの1つである。CEAは胎児がいることを示す早期の受精卵細胞と共通する物質であることから、がん胎児性抗原とも呼ばれる。

《CEA正常値0〜5》

森外科医院様サイトより抜粋

CA19-9とは
膵臓がん、胆道がん、胃がん、大腸がん、卵巣がん、前立腺がんなどで、高値となる。糖鎖抗原の一種であり、がんを発症していない人(正常者)でも、微量に検出される。特に膵管、胆嚢や胆管、胃、唾液腺、結腸、前立腺などの上皮細胞に多くみられ、これらの組織ががん化することで、大量に作り出されるため、血液中の検出値が上昇する。

《CA19-9正常値0〜37》

森外科医院様サイトより拝借

森外科医院様々でございます。

さてと、
難しい言葉が出てきましたが、
こういう言葉も僕にとっては新鮮で、
しかも自分の細胞のことなので、
色々と調べています。

過去の記事でも書いたと思いますが、
「無知」だと選択肢が少なくなるし、
理解ができないと不安を引き起こすこともある。

正確な情報は、
流れてくるSNSなどの情報(受け身ではなく)
自分から取りに行かないと正確な情報は得られません。

『難しい〜』
『頭悪いから…』
って言い訳して逃げずに、
情報は取りにいきましょうね。

無知は不安を増やし選択肢を狭くしますよ。


さてと話を戻しまして。
数値の報告です。
(あくまでも数値なので)

CEA(正常値0〜5)

4月24日「242」
5月15日「459」
※最大正常値の91.8倍

5月19日「357」
6月6日「141」
7月4日「45」(やったぜ!!ガッツポーズ!)

4月から5月まで(1ヶ月経たずで)
倍近く増えているのが遺伝子変異のせいです。
(原因が分かって良かったですが、今は薬の変更をせずに今の抗がん剤治療継続です。)

まだまだ異常数値ではありますが、
抗がん剤治療の回数を重ねて数値が改善されています。

そして、
もう一つの腫瘍マーカーである、
「CA19-9」

これは最初にリンクを貼った
「遺伝子変異」の記事でも載せていた、
とんでもない数値のやつです…(苦笑)

※その時に書いたざっくり数値ではなくキッチリ数値です

心の準備良いでしょうか?
老眼鏡の用意は良いでしょうか?
電卓の用意は良いでしょうか?


CA19-9(正常値0〜37)

4月24日「62,658」
5月15日「147,882」
※最大正常値の3996.8倍

5月19日「129,823」
6月6日「90,811」
7月4日「36,738」(っしゃ!!ガッツポーズ!)


今もまだ最大正常値の992.9倍なのですが。
(数字がバグってるw)

それでも先月より、
どちらの数値も50%以上も改善されていて、

40歳になって初めてガッツポーズをしました!
(40歳2日目に拳を握りました!)

ちなみに、
肝機能も「138」まで下がっていました。
(4月「350」、5月「420」)
正常値は50未満だけど…イェイ!!


ということで、
誕生日翌日に良い報告が出来て良かったです。


副作用が強くなければ、
明日から自宅での点滴治療に切り替わります。


応援や支援をしてくれる皆様のおかけで、
前向きに治療ができています。
本当にありがとうございます!!

朝活テラス


2023/07/05
熊谷翼

ps,
note記事をstand fmで、
音声配信できるようになったようなので、
そちらも準備をしていきますね。



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【熊谷noteの説明】

太字は強調
「」は強調
『』は話し言葉
丁寧語と話し言葉は混同。
修正無しの一筆書きなので誤字脱字あり。

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