コロナウイルスが賃貸経営に与える影響
昨今のコロナウイルスを起因とした日本経済の停滞は、じわじわと賃貸経営をされている方にも忍び寄っているように感じます。
実際、日々の業務を行う中で、自社で管理を任せていただいている物件で賃借人様から賃料の減額・据え置きなどの問い合わせが日に日に増えております。こうした中、オーナー様から『どうしたらいいの?』どご質問をいただきますので、今回記事にまとめてみようと思いました。
まず、賃借人様の業種でみますとBtoCの業種で真っ先に影響が出ております。テナント物件ですね。飲食店からの問い合わせがやはり多いですが、直接顧客と取引する業態からの問い合わせがあります。テナント賃借人様からお聞きする話の内容は、
①固定費を抑えたい。賃料を期間限定で減額できないだろうか
②従業員用に取っておいた(お客様用にも)駐車場を今すぐ解約したい。
③コロナウイルス収束まで店を閉たい。その間の賃料は据え置きしてもらえるだろうか?
賃貸物件のオーナー様のリスクとして、『家賃の下落』『空室リスク』がもう目の前にやってきています。実際賃料期間限定の値下げに応じたオーナー様のいらっしゃいます。ではオーナー様の立場でどのような対応がベターなのか?を考えてみようと思います。
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