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EnviGreen Biotech:食べれるビニール袋

 自然由来のでんぷん質と野菜から派生した物質を組みあわせることによって、EnviGreen Biotech創設者Ashwath Hegdeは食べることができるビニール袋の開発に成功した。

 このビニール袋の代替品は100%自然由来の成分を使っており、仮に動物が食べてしまっても害を与えることがない。現在ビニール袋の市場の10-15%が生分解性のある商品に置き換えられており、Ashwathは2020年までにその数字が25-30%に上がると述べている。現に、世界ではビニールを禁止するものの、その代替品がないことが問題になっていた。Ashwathが暮らすMangaloreでも同じような規制がかかったとき、この商品の研究を始めたそうだ。

 Study.comによると、ビニール袋は成分のポリエチレンによって、生分解性がない。そのため、リサイクルで会ったり、正しく処分がされないと汚染物になってしまう。汚染物になることにより、動物にダメージを与えたり、マイクロプラスチックとなって人間に危害を与える可能性もある。また、ビニール袋の製造に使われるぺトロールは再生不可能資源であるため、ビニール袋に依存するのは極力避けるべきだ。

 日本では、お店によってビニール袋を有料にするなどといった処置がとられているものの、国全体としては処置がなされていない。海外では、カルフォルニア州がビニール袋を完全に禁止するなど、ビニール袋に関する規制活動が目立っている。コスト面の問題もあると考えられるが、日本も積極的にビニール袋の規制を設け、地球にやさしい代替品を使用するべきだ。


参考にさせていただいた記事:

EnviGreen Biotech HP:

Study.com


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