見出し画像

EASE: 大麻通販

 最近何かと大麻の話で世界が盛り上がっている。

 6月にカナダが娯楽用大麻を合法にした第2の国(G7の中では初めて)として注目を浴びたり、2018年の始めにはアメリカのカルフォルニア州が娯楽用大麻を合法にした(アメリカの中では9州目)。

そのような変化に伴い、「大麻市場」が現在大幅に成長をしている。New Frontier Analysis (2018)によると、2017年の時点で医療用と娯楽用大麻を合わせた市場規模は83億ドル(約9000億円)であり、2025年には250億ドル(2兆5000万円)になると予測されている。

カナダを筆頭に、アメリカやヨーロッパでは大麻合法化の動きが進んでおり、今後世界中で大麻が合法化される可能性は低くない。これは、「すでに起こった未来」なのではないだろうか。

 Easeはカルフォルニア発のスタートアップ会社で、医療用大麻所持免許を持っている患者に大麻を配送することから始まった。しかし、カルフォルニア州にて大麻が合法化されたことから、大麻の配送屋として事業を展開している。24億5000万円の資金を調達しており、今後各地で大麻の合法化が進めばさらに大きなサービスになると考えられる。

 先を行っているものの、アマゾンなどの配送会社に一瞬で潰されてしまうのではないかという声もあるが、EaseのCEOであるJim Pattersonは法的なプロセスが複雑であることから、十分競争はできると主張している。

ちなみにEaseの商品の中には大麻入りのクッキーなどもあり、普通に食べてみたい。


参考にさせて頂いた記事:

New Frontier Analysis:

Ease HP:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?