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絶滅危惧種 ローカル弁当屋さんの魅力と思い出

幼い頃
ソフトボールの大会があればこんな感じのお弁当屋さんに2〜30個単位で注文を入れていたのがこんなお弁当屋さんだった

決まって唐揚げ弁当だったな

私が一番稼いでいた若い頃の内装工事の職人時代
よくお昼にお世話になっていたのもこんな
ローカルなお弁当屋さんだった

こんなタイプ見覚えありません?

大手チェーンがすぐそばにあっても
あえてこちらを好んでいた

この頃は 特のり弁ご飯大盛りにカップ麺とか
無茶なことをしていたけど
その分忙しく動いていたので太ることもなかった

話は戻り
それは子供の時
弱小ソフトボールチームだけど頑張って3位決定戦まで行った事が一度だけあった
私はランニングボームランとか打ってしまい活躍した

相手ピッチャーは同級生で同じクラスの岩佐くんだった

彼は泣いていた


最終的に私があとに泣くことになる

そんな淡い思いでもあって
いまだにこんなローカル弁当屋さんの味を思い出す

とびきり美味いか?
そーでもないし不味くもない
ただいつ見ても食っても懐かしい
そんな味なんだな
ローカル弁当屋さん

チェーン店とは真逆の
なんとも言えない暗さや哀愁がある
弁当袋をぶら下げて帰るのは
6畳二間のボロアパート
鉄の階段をタンタンタンと登る
木製ドアの鍵は開け閉めするのにコツがいる
水カビの匂いがキツい
服はいつもこの臭いがついてしまう
でもキライじゃない臭いだ
少し強いのが気になるけど

なんだこれ
若い頃の中村雅俊がゲタ履きで出てくるのか?
いかんいかん妄想が止まらんw

なんだかこー綺麗じゃダメなんだ
100均のすだれかな

どぎついオレンジ色の壁
昔のタイルだったり欠けたか崩れたかしてパネルになっている所もある

ショーケースには古びてビンテージ化した
食品サンプル弁当

厨房では夫婦なのか
仲が良すぎる店主とパートさんなのか
昼の一番忙しい時間帯なんかは
口喧嘩していて客が引きまくると言うリアル
客には絶対に当たらないそれはプロ
逆にさっきまでワーワー言ってた人の変わり身が怖い

最強 のり弁

手作りぽい煮物がいい
ごはんも盛り盛りだ
醤油かソースと探すw

これが唐揚げ弁当になると

明石海峡と唐揚げとストロング

からあげとご飯が別!!
コレがまたいい訳ですよ

容器のコストが倍?
そんなもんは知らん!!ウチは始めた頃からこのスタイルなんで!!とお店の意気込みが見えます

一つの容器にする方がら絶対コストカットなはず
このサステナブルを叫ぶ時代に真っ向から挑む姿

いいよねえ

皆さんの町のローカル弁当屋さん
少し気にしてみて下さい
まだある所にはあります

懐かしい気持ちになると思います
なんなら買ってあげて下さい
経営は火の車で大変だと思いますので

いつまでも残って欲しいな
ローカル弁当屋さん。

※写真はネットから拾いまわったものになります
私も何度かお世話になった
明石駅からも近いお弁当屋さんです。

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