なんで花屋さんになったんですか?-第1章-
こんばんは、クマケンです。
花屋をしている、よく聞かれることがあります。
それは、"なんで花屋さんになったんですか?"
将来の夢は、花屋さんではなかった
よく聞かれる、なんで花屋さんになったんですか?という質問。ずっと、お花が好きだったんですか?小さいころから花屋になりたかったんですか?なんて、僕のことを気になってくださるかたがいてくれて、嬉しいです。
色々と質問攻めされますが、元々は花屋さんになる予定ではありませんでした。
むしろ、小さい頃の夢は何?と聞かれると、
・牧場主
・獣医
・小説家
ってものが挙がっていました。
小さい頃から、生きものが好きで、昆虫、鳥、哺乳類、魚、なんでも追っかけて見ていましたね。
そんな生きものが、とても好きな熊木少年は、牧場物語というゲーム(牧場で、野菜を育てたり、牛や羊、鶏を育ててたり、ほのぼのライフを送るゲーム)にハマって、いつかは農場でファーマーやるんだ!なんておもっていた時期もありました。
そのゲームにハマっていたこともあり、高校は農業高校へ進学。当時は、受験勉強しに塾へ通っていましたが、農業高校一択でしたね。
農業高校で研ぎまされる好きなこと
母校である農業高校のオープンキャンパスへ行く、ワクワクは今でも覚えています。
大きなビオトープがあったり、植物バイオテクノロジーの実験室があったり、泥団子を作る体験もやりました。
進学して、生物生産科という学科を選びます。
ここでは、
・野菜や鉢花の生育
・淡水魚の飼育
・植物バイオテクノロジー
・ビオトープ植栽管理
などの授業がメインでした。
タンポポの研究から土木の道
農業高校3年生になると、課題研究という大きな授業があります。1年を通して、テーマに沿ったものを研究してレポートにするもの。僕が選んだのは、「在来種と外来種のタンポポについて」。
在来種のタンポポ(もともと日本に生息していた種)は、受粉で増える種なので、都市化の影響により、生息できる場所が少なくなっていることを知りました。
都市化って、どんなことが行われているんだろうということから、大学では土木を専攻します。当時は、あまり聞いたことのない響きがカッコいい、ランドスケープ学系。景観や公共空間、地域づくりのことを大学で触れて、緑と街が関わる仕事がしたい!ここが僕にとってのターニングポイント。
就活は、造園の会社へ
緑と街の仕事=駅前空間の植栽や公園のグリーンの部分に携わりたい!とおもい、就活で造園の会社ばかり受けますが、どこも上手く内定が通らず、、、。
卒業1ヶ月前に追加募集を出していた会社に、アタック。ここで内定をいただくことができました!(採用担当のかたに本当感謝。)
ところが電話で、
熊木くんは、造園希望だと聞いているんですが、
園芸部門の採用でも大丈夫ですか?と。
僕は農業高校から植物に触れていたし、
園芸部門でも大丈夫です!と元気よく返しました。
ここから僕の花屋人生がスタートしました。
つづく
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