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札幌が拠点の大スターを生み出そう!

今年も開催します!
HOKKAIDO-1グランプリ2023。

昨年初開催し、
総出演芸人100名以上。観覧者数500名以上。
大盛況のうちに終えることができた
HOKKAIDO-1グランプリ。

イベントを継続するのは
大変なことではありますが、
目指す未来に向けて今年も
続けていきたいと思っています。

まず、
【なぜ笑いのコンテストを開催しようと思ったか】
ということですが、

昨年ある芸人さんから
「札幌には腕を磨ける場所が少ない」
「自由に出演できるステージがない」
という声を聞いたことがキッカケとなっています。

それを受けて、自分自身も札幌でお笑いを
生で観る機会がなかったと気付いただけではなく
札幌で開催されるお笑いライブに対して
関心を持っていなかったことに気付きました。

テレビやネットでお笑い芸人が
活躍する番組を観る一方で、
札幌で活動する芸人さんには
目を向けてこなかったのです。
これは私だけではなく、
札幌全体の課題だと感じました。

200万都市であるにもかかわらず、
芸術やアートの世界で
札幌を拠点に活躍している
大スターが不在と言ってもいい札幌。
スターが生まれにくい原因が、
ここにあるのではないかと考えました。

自分達のまちの芸術やアートといった
知らなくても生活に支障がない
世界に興味を持つか持たないか、の分かれ道は、
子供の頃の経験に依るところが
大きいのではないかと思っています。

小さい頃に劇場でお笑いを観て育つと、
大人になっても劇場でお笑いを楽しむでしょう。

同様に、子供の頃にクラシックコンサートに
連れて行ってもらっていたら、
大人になってもコンサートに足を運ぶでしょう。

つまり、札幌が芸術やアート、演芸の分野で
弱いのは単純に、札幌市民の休日の過ごし方として
芸術やアート、演芸に触れる機会が
少ないからではないかと。

東京や大阪で活躍する芸人さんの
テレビや動画配信で満足してしまい、
劇場やホールに足を運ぶ文化が
少ないのが原因ではないかと。

昨年、ダルマホールで
寄席のイベントを開催した際、
落語家を目指す大学生がいました。
その学生に

「どうして落語家を目指しているの?」
と尋ねたところ、
「子供の頃にお父さんに連れて行ってもらった
寄席で観た落語家さんが格好良かったから」
と答えました。

このような体験が子供の頃にあるからこそ、
その学生は、
札幌で落語家になろうと決心したのです。

このような機会が札幌で
夢を見つける一つの選択肢となるのです。
生で観ることは、夢に繋がる憧れだけではなく、
応援する気持ちも生み出すと確信しています。

ダルマホールは、住宅街に存在している
珍しいエンタメホールです。
認知度さえ付けば、
親子で気軽に来場できる環境です。

住宅街のエンタメホールは
可能性に溢れていると勝手に思っています。

中心部の劇場は、本当に興味がある人たちしか
行かないかもしれませんが、
住宅街にあれば、そこに住んでいる人たちは
歩いて来れる場所にあるので
気軽に来てくれるのではないかと考えています。

時間はかかるかもしれませんが、
子供たちが興味を持てば大人も持ちます。

私は、札幌市民が、札幌で活動している人たちに
目を向けることが本当に重要だと考えています。

【札幌で活躍したいと思っている人たちを、
札幌の人たちが応援する】

そんな当たり前の様に聞こえますが、
決して当たり前ではない
そんな未来を描いて
自分の出来ることを始めていきます。

その取り組みの一つが、HOKKAIDO-1グランプリです。

札幌にも面白い芸人さんがたくさんいます。
それは去年のHOKKAIDO-1グランプリで
確信することができました。

そして2年目のHOKKAIDO-1グランプリの
4月月間チャンピオン大会の
エントリー芸人さんの中には
去年エントリーしてない
新しい芸人さんも多くいます。

【場所があれば芸人を目指す人がいる】
そして、
【場所があれば、
自分が向いているのかどうかを知ることができる】

昨年も芸人を目指している
初挑戦のコンビもたくさんいましたが、
中にはステージに立って
諦めた人も少なからずいます。

場所がないと、
挑戦も出来ずに思いが
後悔として残る人たちも多いと思います。

場所があれば、腕を磨いたり、
応援者が増えたりと
地元で活躍できるチャンスが見えてきます。

私が願っているのは、
200万都市札幌で生きていく大スターがいて、
そのスターを観て、また子供達が憧れる。
という素敵なループです。

そのための第一歩となるのが、
【札幌10区の住宅街にエンタメホールができること】
だと思っています。

無理難題に聞こえるかもしれませんが、
豊平区の平岸にすでに一つ、
ダルマホールという
住宅街のエンタメホールが完成しました。

この場所を1人でも多くの共感者が増えて、
楽しんでくれる人たちが増えていけば、
どこかの区でやりたいと
思ってくれる人が出てくるかもしれない。
一緒にやりたいと言ってくれる人が
増えるかもしれない。

どんな大きな目標でも一歩踏み出せば、
世界は変わると信じて。

皆様、そんな夢が詰まった
ダルマホールでお待ちしております!

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