新聞を読むね。：右体22
近代人の弱さというのは、新聞を読むね。新聞に書いていることで自分に関することはたいてい嘘が書いてある。それだのに、ひとの事が出ていると誰でもそれを信ずる。
この一週間、たくさんインスタが動いていた。
インスタは自分の知らない人が自分が意図しないうちはまったく飛び込んでこない。それをいいことだと言ってきたのはあるけれど、かんがえればあたりまえのこと。twitterやYouTubeなんかの環境がどうしようもないだけだな、と。
インスタはおしゃべりが少なくなるから、おしゃべりがなくてもたのしいときはインスタがよく動くようになる。動かしているうちにしゃべりたくなってくるから、すこし進みが悪くなる。でもこうしてこっちでしゃべるインスタをやればいいなと思った。
どうやったら口を噤んでいられるかな。
今週末引っ越す。狭くて心地がいい部屋だった。新しい部屋に越せば、大阪にいる子や東京にいる子を一週間くらい泊めてみたいな。何度言っても、つくばには何もないのだということが、伝わっていない気もするけれど。部活できてそのとき連絡くれた子とは、なにもないね、森じゃんか、と話したのだけれど。
NHK将棋トーナメントを熱心に観ていたことがあって、僕が実家からいなくなったあともずっと録画されつづけている。いま、ほんとプロ棋戦は追いかけてないんだけど、タイトル戦は藤井名人が1シーズンに何敗するかっていう話でしかないっていうのはなんとなく知っている。準決勝の羽生藤井戦をみた。
祖父母の家に遊びにいって、帰るとき、表の植物の説明をしてくれるんだけど、このあいだは綿の花、きれいにドライフラワーにできたっていう綿の花が玄関に置いてあった。
いちばん信頼している子が、ずっと、ガチャガチャとライブとライブグッズを際限なく買ってしまうからもうずっとこの先も貧乏じゃんかって言ったらそうだよと言われた。この喪黒福造は一発で引けたらしい。
帰るたびになんとなく撮る。僕が中学生の頃は400円だった。誰もかれもが文句言ってる。
YouTube、まじでこの人たちか、将棋の実況ばっか観てる。twitterはやめたんだけど、ブラウザでクリップしてる人は何人かいて、鬱明けて帰ってきてくれた坂口恭平のツイートはぜんぶみている。サークルのアカウント使うのはあんまよくない、というか、けっこうよくない。
古館祐太郎が、これどこなんだろうベトナムとかあたりを二か月強ひとり旅してるっぽくて、毎日あがってる日記が面白い。この画像の回のアクシデントや、長年の潔癖症たる自分がそんなの構わず必死に生きてるって話とか、なんというか独特の迫力がある。ベトナムからラオスを越境した日の日記を「俺は今、日本に恋をしている。」と結んでいて、笑ってしまう。THE2も解散しちゃったし、どうなるんだろうか。それは僕も熱心なファンも、彼自身も思っていることだろうから、言っても仕方ないけれど。こういう旅行に惹かれるタイミングって、世代とか人によってぜんぜん違うのかな、僕は中学の頃、辺見庸のグルメでガッツで気取るところのない紀行文に夢中になったのだけれど（『もの食う人びと』）、みんなはどうだろう、すきな紀行文があったら教えてほしい。いま久しぶりに辺見庸のことを思い出したなと思って調べたらブログがあって、ほとんど毎日書いてあるっぽかったけど、どの国に住んでるのかわからない。日本かしら。小説とかも読んでみようかな
ああ、Time for Bedが終わってしまった。。。
POPLIFE the Podcastは気合いあるときにまとめて聴くって感じだったけれど、TFBはほんと月二回たのしみにしてた。勇希の出産以後音楽オンリーの放送もあったから予想はしていたけれど、やっぱり、好きだから、かなしいな。最終回あと2回は聴くだろうな、どうしようほんとどうしよう。
弟が高校を卒業して、受験もないからこの数か月ほど日々バイトしていて、ずいぶん僕とはちがった生活だなと思う。おめでとう。恋人と花束を渡し合って、ずっとそのもらったのが居間にある。なんてうつくしいんだろう、と思う。
音楽を聴いてて、時刻とともに、スクリーンショットをなんとなくストーリーによくあげる。ほんと二か月くらいしつこく繰り返し聴きたくなる曲があって、去年の今頃はたぶんカネコアヤノの明け方だった。いまはこれと、インディゴの邦画。サビに入るまえの雰囲気に、いつも感心する。
弟とほとんど同時に下に降りてきて朝ごはん選んで食べるときのテンションがすごいちょうどよかった。
アイスコーヒー久しぶりにゆっくり飲めたな。しかも22時半に。去年の夏、今日はどのタイミングでアイスコーヒーが飲めるんだろうって毎日考えていた気がする。ふつうに依存のコースに乗っていて、でも、いろいろと仕方がないというのもある。ずいぶんとお金を使ったな。
この喫茶店、煙たかったし、チーズケーキおいしかったし、すごくよかった。喫茶店によくあるこういう低さの机が欲しい。それに合う椅子も。
インスタ、交換してちょ
＊小林秀雄×三木清対談「実験的精神」『直感を磨くもの 小林秀雄対談集』
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