[MUP ウサギさんweek2] 未来把握について
竹花貴騎さんが運営する
社会人のためのビジネススクール
「MUP」
で学んだことをアウトプットします。
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□国も企業も面倒を見てくれない時代
「うちの会社は大企業だから、自分の雇用を守ってくれるだろう。」
「日本政府がなんとかしてくれるだろう。」
もはやそんな時代は終わった。
○国の意見
記憶に新しい、老後2000万円問題。
これは年金頼りにせず、自力で生活費を稼ぐ必要性を訴えている。
すなわち、国は年金の支給保証などしてくれないのである。
そして、国は資金面での保障を「企業」に対して求めている。
「終身雇用を保障するように」と。
○それに対し多くの企業の意見は
「終身雇用を保障することはできない。」と相反している。
日本を代表する会社 トヨタ自動車の豊田社長も
「今の日本をみていると、雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」
と発言するように、企業はもはや雇用の保障をしてくれないのである。
□日本人の価値が下がっている
近年では、企業の戦略室にまで、外国人が入り込んできている。
すなわち、日本人のビジネスにおける価値が下がっているのである。
その背景を知るには3段階の説明が必要である。
○人口減少による市場縮小
皆さんは、人口と消費が減少している市場に参入しますか?
無論、参入しないでしょう。
そうなると企業の市場の目は、人口が増えている海外に向いていく。
よって、企業は海外に進出し、新たなレールを敷こうとしているのである。
そこで求められるのが、「グローバル人材」である。
○グローバル人材の本当の意味
「グローバル人材」になるのに必要な要素は何か。
多くの人が、英語などの
「外国語を話すことができる」という要素を挙げるだろう。
しかし、竹花さんのいう今求められている「グローバル人材」とは、
「新たに仕組みが作れる人材」である。
○仕組みが作れない日本人
日本人は、幼少期から10数年間「前にならえ」で過ごしている。
私自身の中学校時代に関して言えば、靴下は白色限定であった。
今思えばおかしな話だが、当時は
決められたレールを出ないようにすることが当たり前だと思っていた。
そのため、自分で新たにレールを敷くこと、仕組みを作ることはなかったのである。
このように、日本人の前にならえの心がけが、
新しい仕組みを作る力を生むことを妨げている。
そういった仕組みを作る能力のない日本人は、
企業の海外市場の新構築という流れの中で追いやられ、
仕組みの作れる外国人が幹部の座を占めることになるのである。
□まとめ
企業も国も、私たちの国民のことを保障してくれない。
家族、兄弟、パートナーを守ることができるのは、自分自身しかいない。
そこで大切になるのが、自分自身のスキルアップである。
□感想
自分しか、自分自身と大切な人を救えない。
この言葉が日々の学びを加速させるだろう。
そして、今求められる「仕組みが作れる人材」になるよう、
日々の行動に「なぜ」を問いかけることで、
新たな仕組みを構築するための気づきを得よう。
お読みいただきありがとうございました。