けものフレンズ2が第二のけものフレンズになれなかった理由を簡単に説明する

けものフレンズ2が第二のけものフレンズになれなかった理由を簡潔に説明するならけものフレンズ1期にあった魅力が一切なく、作品としての基礎すらまともに出来ていなかったというだけの話であり、ストーリーも世界観もキャラクターも全然ダメでした。
けものフレンズ(1期)のストーリーは主人公の一人であるかばんちゃんの正体を知る為に道中の問題を解決しながら「としょかん」に向かうだけであり(物語後半ではかばんちゃん以外の人間を探すという目的に切り替わるけど)やっていることは極めてシンプルであるがそれを極限まで丁寧に描写したことでけものフレンズ1期における世界情勢、定住している種族、残された遺産を含めた文化などを明確に提示して視聴者に「優しい世界」として情報を共有させることに成功した名作であるわけだから第二のけものフレンズを生み出そうと考えるなら先ずは品性良好の腕利きのスタッフで製作陣を編成することから始め、時間を掛けて何の変哲もない背景やキャラクターのさりげない僅かな動きすらも細部に渡って作り込み、幾重にもチェック体制を設けてでも作品に関する粗や矛盾を炙り出して排除するぐらいは最低限必須といえるでしょう。
しかしけものフレンズ2は最低限必須であった条件すら満たせず、公式の不祥事や現行ファンにして過激派の真フレの存在などのマイナス要因が積み重なったせいで評価は最低記録を樹立する程の最悪なものになり、けものフレンズの続編として認知も評価もされなかったのです。

というか伏線未回収が多数あるのは流石にダメだろ

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