ヨガはジャンルではなく現象である【八支則の真髄がわかった】

ヨガはジャンルではない

ランニング、トレーニング
などなどと同様にジャンル分けされがちなヨガであるが、ヨガはジャンルではない。

ヨガとは現象であり、真理と繋がることそのものを指す。

ヨガのプラクティスとは、真理と繋がる訓練のこと。

八支則のレクチャーをしながら降りてきたことは

八支則の3つ目のアーサナを身体を使うヨガの実践アーサナと混同されることが多いけど、ヨガの実践としてのアーサナは最初の2つ、ヤマとニヤマのところに該当し、不動の姿勢・坐法か確立できた状態がアーサナなんだ、ということ。

講義で喋っているのは私の口なのだが、なるほどーと

翻訳され解説されたフィルターを通したヨーガ・スートラなどの文献に書かれていることは学びになるが、時には言葉による錯覚を生む。

まるでチャネリングのように、時折真実が降りてきて私の口を通して喋ることがしばしばある、

一般的にいう八支則は
ヤマ(禁戒)→非暴力、正直、不盗、禁欲、不貪
ニヤマ(勧戒)→清浄、知足、苦行、霊的書物の研究、神への献身
アーサナ(坐法)→瞑想する姿勢
プラーナーナーマ(呼吸法)→プラーナのコントロール
プラティヤーハーラ(制感)→感覚器官の制御
ダーラナー(集中)→集中すること
ディヤーナ(瞑想)→集中が持続した状態
サマーディ(三昧)→悟り

これはヨガとは何かを知る上で必ず見るプロセスだけど、上記のような言葉による錯覚で誤解も多い。
でもしっかり読み解いていくと、パズルのピースが合わさり、真実が分かる。

読み解いたものに私に降りてきたものを合わせて言い換えたバージョンは下記
⬇︎

真理と繋がることを妨げる障害を最小にする在り方【ヤマ】

真理と繋がる為の具体的な準備として
場を清め、足るを知り、〈熱を伴い苦痛を受け容れる修練をし、自己探究し、最後は至高のものに身を委ねる〉←これが実践のヨガ(クリヤ・ヨガ)【ニヤマ】

不動の姿勢を確立することで真我を覆い隠すヴェールが外れる【アーサナ】
※つまり身体のアーサナプラクティスはニヤマであり、アーサナはその結果なのだ

呼吸を用いてエネルギー(プラーナ)を動かし調整する【プラーナーヤーマ】

感覚器官を内に引き入れ制する【プラティヤーハーラ】

ヴェールが外れて顕になった真我に焦点を定め集中する【ダーラナー】

真我へ焦点を定め集中した状態を維持する、つまり瞑想【ディヤーナ】

真我と一体化、つまり真理と繋がるヨガの状態【サマーディ】

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