他で聞けない政治の話/税務署増税この国の形/立ち上がらない庶民が置いて行かれる理由
#税務署増税この国の形
税務署増税ってご存じだろうか?
税務署の役人はこの国の他の仕事をしている役人より
仕事熱心=税金を集めることに熱心だ。
その熱心さが余って、
ついつい、法律を拡大解釈して
時には法律を逸脱して、自分が正義だとばかりに
法律で決められた範囲を超えて、
国民や企業から
税金を取り過ぎてしまうことが有る。
税務署ににらまれると、
予期せぬ追徴課税や重加算税などが降りかかってくる
と思い込んでいる個人や企業などは
触らぬ神に祟りなしと、
税務署員のご機嫌を伺い、
諦めの気持ちで、不当な税金を支払うことになる。
これを税務署増税と言う。
増税は国会で法律が通らなければできない。
しかし、税務署の小役人が自分の権限をかさに着て、
税務知識の薄い庶民や企業にこれを行うのである。
#立ち上がらない庶民が置いて行かれる理由
税務署増税ではない(かもしれない)が、
酒税法でも、似たようなことが行われる。
ビール会社が、デフレ下でも売れる商品を創ろうと
一生懸命開発した発泡酒とか第3のビールとか言う物も、
最初は税務署増税を行い、
金持であったり、金持ちの小間使いの与党議員や政党に、
同じく金持ちの一部である財務省高級官僚がその部下を使って
酒税法の別表などを見直し、
庶民の酒(発泡酒や焼酎)を増税し、
それほど売れない高級酒は減税する。
庶民がするのは、増税前にほんの少し買いだめをするぐらいで、
きちんと政治に文句をつけたり、
デモや署名活動や
公聴会やパブリックコメントに意見を言うことをしない。
政治や選挙や国会や政府や官僚を使える
こまめに金を少し払ったり、人脈で使える金持ちと、
そんなことをつゆとも知らず、
知っていても何の行動も連帯も起こさない庶民は
なすすべもなく、
今まで以上に追い詰められていく。
自らが招いていることに気づけない、
気づいても行動できない
そんな庶民は置いていかれるしかないよね?
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