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他で聞けない政治の話/#世問う国民党の行政改革/道路交通法

#道路交通法運用の問題点

道路交通法(以下道交法という)の周辺には様々な問題点があり、その問題点を検証し新たな提案をすることは、単に道交法のみならず、日本の行政組織の在り方や運用の問題点にも共通することが多いので、事例研究として、具体的事例で、現状の問題点と、本来ならどうあるべきかと言う観点で見ていきたい。

全ての法律には目的があるはずである。通常第一条でそれを謳っている。

道交法の場合は

第一条 この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。

とある。

道交法の目的のために働くべき行政機関が #都道府県公安委員会#警察 (道交法4-6条など)であるが、はたして皆さんは公安委員会や警察がその目的を果たしていると感じるだろうか?

道交法を語る上で欠かせないのが、標識や信号機の設置など交通の規制法方と警察の違反取り締まり方法である。

免許を持って運転を実際する人の中には、交通違反取り締まりと称する警察にやり方に、苦々しい思いをした人も多いだろう。

先程、久しぶりに #道交法の目的 を読んで、私は違和感を感じた。

通常の法律には、「国民福祉の向上の為にある」と言う文節が目的に書き込まれている。

例えば自然環境保全法

第一条 この法律は、自然公園法(昭和三十二年法律第百六十一号)その他の自然環境の保全を目的とする法律と相まつて、自然環境を保全することが特に必要な区域等の生物の多様性の確保その他の自然環境の適正な保全を総合的に推進することにより、広く国民が自然環境の恵沢を享受するとともに、将来の国民にこれを継承できるようにし、もつて現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする。

ではこうである。

強調した部分のことを言っている。

道交法も数十年前に運転免許を取った時の私の記憶では、

第一条 この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することにより、

広く国民が円滑な道路交通の恵沢を享受するとともに、経済活動を活性化し、もつて現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的

とする。

と言うような「広く国民が・・・ことを目的」 の2行のような文言があったように思うが、思い違いだろうか?

国民のための法律が、規制当局のための法律になっているように感じる。

#なぜ規制当局のための法律か についてはまた後で触れる。

#道路交通法運用の問題点

上記とセットで問題になるのが、実際の運用である。

例えば、 #一時停止の停止線の問題

交差点の相当手前に停止線が引いてあって、そこで止まっても、交差している道路の安全は確認できないところは相当ある。

事故を防止するために一時停止があるのに、一時停止すべき場所で、安全が確認できなければ、法律通り従えば、停止線で一度止まり、もう一度発進して、見晴らしのいいところでまた止まって安全確認をすることになる。

この実務としては全く無駄なことを省いて、交差点の手前の交差交通の安全を確認できるところで止まると、影に隠れていた警察が出てきて、「 #交通違反です 」と言ってくる。

道交法の主目的、「安全な交通を確保」しているのに、それが交通違反と言うのは何のための法律なのか?

通常は理不尽な警察の対応が有れば、裁判で争うことはできる。しかし、それには膨大な時間と費用が掛かる。自分の正当性が裁判で認められても、生身で成業をしている人間にとっては、失うものはあまりにも大きい。

そこで用意されているのが、交通切符という奴で、反則金と言う名目の罰金を期日までに収めれば、 #刑事事件にはならない というものだ。

取り締まる側には旨くできた仕組みで、自動的に国庫に収入が入ることになる。

運転者にとっては、

1 刑事事件になる代わりに、もし本当に悪いことをしていたとしても金で済ませることで裁判等の面倒な手間が省け、前科にならない可能性や、

2 本当は無罪であるとしても、ヤヤコシイことで時間と労力を使うくらいなら、金さえ払えば煩わしいことに関わらずに済む。

という事を計算すると、「ええい、金で済ませ!」という事になる。やくざのみかじめ料のようなやり方だ。

問題はその金がその先、何処に行くのかです。

反則金は国の一般会計に入り、もっともらしいところに使われることになっている。

河野氏のブログには黒字部分「」内にこう書かれています。

「こうして交付される特別交付金は、次の使途等に使われます

信号機の新設(公安委員会)
道路標識・道路標示の新設・補修(公安委員会、道路管理者)
横断歩道橋・歩道・ガードレールの設置(道路管理者)
救急自動車・交通安全教育用施設の設置(市町村・都道府県)
カーブミラーの設置(道路管理者)

この特別交付金は人件費には使われません。」

このうち

救急自動車・交通安全教育用施設の設置(市町村・都道府県)

救急自動車は意味があるでしょう。

しかし、交通安全教育用施設の設置って何でしょうね?

そして、問題の多そうなのが以下の4点

1 信号機の新設

2 道路標識・道路標示の新設・補修

3 横断歩道橋・歩道・ガードレールの設置

4 カーブミラーの設置

まず 1 信号機の新設(公安委員会)であるが、

その信号機では警察OBの天下りが絡んで以下のようなことが平気で行われている。

次に 2 道路標識・道路標示の新設・補修 でも、

3の 横断歩道橋・歩道・ガードレールの設置

4の カーブミラーの設置

も、同様の構図が透けて見える。

横断歩道橋・歩道・ガードレールの設置・カーブミラー

どれをとっても、民間企業が簡単に参入できず、適切なコスト競争が行われているかは疑問だ。

横断歩道橋・ガードレールの設置・カーブミラーや道路に書いてあるいろいろの道路標示を新設改良工事には、必ず警備会社がガードマンを配置し、一本数万円以内のカーブミラー設置でも、何人もの人間が働いている。

その警備会社、警察の管轄する業態で、警察が認めない人たちはそこには就職できない。

だから、ガードレールをちょっと擦って、正直に警察に届けたり、見つかったりすると、数十万の請求が来るという事が起こりうる。

#信号機の問題点 を見てみよう

私が特に気にかかって不便だと思うのが、T字路や五差路以上の道路の場合だ。

T字路は普通の十字路用信号プラス「左折可」などの道路標識の組み合わせで十分だが、←信号との組み合わせで、十字路より5割ほど待ち時間が長くなる仕組みだ。

交差する道が少なくなった分シンプルになるはずが複雑になる。




とりあえず書きかけで投稿します。




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