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人材人脈発掘/候補者と政策ブラシュアップをするために/世問う国民党/代表小田々豊

2022年参議院選挙で国政に挑戦するために

この半年余り、2022年7月の参議院選挙で10人以上の候補を立てて、政党扱いされながら、国政に挑戦するために、メモなどにラジオなどで聴くに値する話をしている人の名前を書き留めている。
今日そのメモの一つが見つかった。

書いてある名前は小峰隆夫・大正大学

今調べてみると、#経済学教授 のようだ。
うっすらとした記憶だが、世問う国民党が言っている内容に近い主張をしていたように思う。
そこで、小峰隆夫氏の次の本の書評がヒットした。

『ドキュメント 強権の経済政策 ──官僚たちのアベノミクス2』

岩波新書 860円

彼の書評の冒頭に

#根拠なき政策決定プロセス #綿密な取材を通して解明

とある。
その書評に以下の下りがある。
「これはちょっとひどいな」と思ったのが、15年9月に発表された「新三本の矢」の中の「名目GDP(国内総生産)600兆円」という目標についてだ。本書によれば、マクロ経済の数値的検討を担うべき内閣府の幹部たちもこれを知らなかったという。「内閣府の幹部たちにとってショックだった」と述べられているが、私もショックだった。経済政策の数値目標がほとんどエビデンス(根拠)なしに決定されていたことを意味するからだ。

 結果が良ければその決定プロセスは注目されない。結果が悪い時にも、責任論が中心になりがちで、やはりプロセスには話が及ばない。しかし、透明性や理論的な裏付けを欠いた政策決定プロセスを続けることは、長い目で見て必ず国民全体に大きなコストを強いるはずだ。本書を読んで多くの人がそのことに気が付いてほしいと思う。

と、こうだ。

私は、アベノミクスなどと中身のない旗を挙げ、「3本の矢」を一本づつタイミングを外して打ち、3本目は出さずじまい。と先人の教訓の真逆をする安倍首相率いる安倍政権を「コピーライト政権」と呼んでいた。
トリクルダウンなどとの言葉を使い、何万年たっても国民には雫が下りてこないことを勘違いさせるのもうまかった。

そのことをこの本は書いてあるのだろう。

透明性や理論的な裏付けを欠いた政策決定プロセスを続けることは、長い目で見て必ず国民全体に大きなコストを強いるはずだ。

世問う国民党はこの真逆を行きたいと思う。


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