【夢の叶え方】一度、あきらめてみる

夢を叶えようと走り出したのに続かなかった。そんな経験ありませんか？
私にもあります。それも何度も。

走り出して苦しくなった時、人生を変えるような大きな目標を立てようとしている時。
夢を叶える前にやっておいて欲しいことがあります。

一度、あきらめてみる

それは、一度夢をあきらめてみることです。

スピリチュアルで流行の「あきらかにながめて見る」ではないです。
本当に一度諦めてみて欲しいのです。

なぜかというと、自分の夢と他人の夢をふるいにかけるためです。
幸せにならなくちゃと思っているとき、そして夢というものを叶えようと思いっ立った時、最初の時、まだその夢はたいてい他人の夢です。

他人の夢とは

例えば「１０００万円貯金」という目標を掲げているとします。

すごいですね。ところでそのお金で何をするんですか？
なんとなく登る山にしては１０００万円はちょっと高いんじゃないかなと私は思います。苦も無く行けるとかいうんだったら止めないですけど、苦労して腐心の上貯めることを目標としているんだったら燃え尽きがちょっと心配です。

途中で挫折したらそれ自体が心の傷になりますしね。

その夢他人の夢じゃないですか？

なぜ考えて欲しいのかというと、他人の夢を追いかけていると叶っても幸せになれないからなんです。

実際にやってみると分かりますが、他人の夢を叶えてもちっとも嬉しくないし幸せじゃないですよ。苦しいだけです。

なぜ夢を叶えたいのか？幸せになりたいからじゃないですか？

夢を叶えて叶った瞬間のアドレナリンやドーパミンを脳に摂取させて多幸感を味わいたいとかいう人は夢叶えスト上級者で、初心者は単純に今よりも幸せになりたいから夢を叶えたいのですよね。

で、あるならばですよ。その夢が叶うと本当に幸せになれるのか。

その夢を叶えたらどんな気持ちになれるのか。それでどうしてどうなって自分の人生どう変わるのか。

行動に移す前に一度考えて見てください。

自分の価値観と真剣に向き合う

登る山としてはちょっと高いんじゃないのかというのはつまり夢を叶えるのに犠牲するものがおおきすぎるのではないかという事です。

夢を叶えるのってただじゃないんですよ。

お金も、まあかかったりしますけど、一番は時間ですね。その次に自分の体力とか、精神力とかいろいろ消耗するものがある訳です。

その夢をあきらめたら叶えられる別の夢が必ずあるんです。

例えば「老後はのんびり過ごしたい」とか

悪くないですけどその為に今を犠牲にして本当に良いのですか？

若いうちに死ぬかも知れないですよ。もしかしたら宝くじが当たって今までの全部の貯蓄額を超えてしまうかもしれませんよ。

それでも今を犠牲にしますか？本当に老後のんびり贅沢に過ごしたいと思うならば今から結構ちゃんとやっておかなければいけませんが、やりますか。

やるならやるでいいんです。あなたの人生ですからあなたの好きにしてください。

それがあなたが良く考えて出した結論ならば私は何も文句は言いません。

時間は有限です

それならそれで早く始めた方が良いです。複利の効果とか言いますよね。財テクは時間との勝負の部分少なからずあります。

さてそうして真剣に考え始めると欲しいものを諦めたりしなければいけないこともある訳です。

例えば今年はコートを買うのをやめてみようかとか、週２だった外食を週1にしてみようとか。

当たり前だけれどあきめたら手に入らない未来があるんです。

例えば新品の素敵なコートを着ておしゃれなレストランでデートする未来、今あきらめた訳です。

お金をもっとたくさん稼げばいいんじゃないか。稼ぐための時間が犠牲になります。その時間で出来たこときっと沢山あります。

人生は一本道でAの道を選んだらBの道へは進めないのです。

だから夢を叶えようと行動する前に一度その夢をあきらめてみて欲しいのです。

一度全部ほっぽり投げてみて小さなものから大きなものまで「本当にその夢叶えたいの？」と自分の胸に聞いてみて欲しいのです。

一度捨ててみて、やっぱり必要だったと拾いに行った夢ならばそれは間違いなくあなた自身の夢です。

そして本当の夢を叶える

そうして取捨選択して厳選されていった夢は本当の夢です。

最初の時よりずっと叶う確率は上がっているし、たとえ今考えている形で叶わなかったとしても必ず何らかの形であなたの元にやってくるでしょう。

そうやって本心からの夢を叶えたらあなたは必ず今よりも幸せになれます。

人生は山に例えたら大きな連峰です。たくさんの山が連なって出来た山脈です。ゴールは、死かもしれません。みんな最後はそこにたどり着く。

だからこそ、どの道を通ってどの山を登るのか、あなたにとって何が本当の幸せなのかを今考えてみませんか？

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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