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ハダカデバネズミくん

大好きな動物と絵を組み合わせられないかと思い,
動物紹介イラストをかいてみました。
初回は,ハダカデバネズミくんです。

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ハダカデバネズミとは?

名前の通りはだか(体毛が基本的にない)で,出っ歯なネズミです。
地中生活をしており,ほとんど目が見えません。
東アフリカに生息しています。

ハダカデバネズミが注目されている!

とても不思議な見た目のハダカデバネズミですが,
今,とても注目されています。
その理由は,大きく2つあります。

① 階級があり,分業している!
② 寿命が長い!

注目理由① 階級があり,分業している!

約100匹ほどの群れで暮らしており,1匹の女王が階級トップです。
その下に,王様,兵隊,雑用と続きます。

メスのなかでも,子どもを産むことができるのは女王のみです。
女王におしっこをかけられると,他のメスは子どもをつくれなくなります。

女王のお相手になるオスが,王様たちです。

おもしろいのは,雑用階級のふとん係です。
生まれたばかりの子どもをあたためるために,ふとん代わりになるのです。

注目理由② 寿命が長い!

ハダカデバネズミの仲間であるマウスやモルモットは,寿命が数年です。
対して,ハダカデバネズミは約30年です。
基本的に,体の小さい生き物は寿命が短いので,30年は驚異的な長さです。

さらに,老化もしないのです。
若いまま,長生きするということです!

理由は,病気にかからないからと考えられています。
研究所で長年飼われているハダカデバネズミでは,
ガンを発症した例がないのです。

そのため,ハダカデバネズミの寿命の研究は,現在も続けられています。
いずれ,医療に応用されるかもしれませんね。

ハダカデバネズミに会いに行こう!

ハダカデバネズミの生態はいかがでしたか?
魅力あふれるハダカデバネズミがいる施設をご紹介します。

○ 札幌市円山動物園(北海道)
○ 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)
○ 上野動物園(東京都)
○ 伊豆シャボテン動物公園(静岡県)
(日本動物園水族館協会HPより,検索日: 2020年5月30日)

現在,開園している施設は,伊豆シャボテン動物公園のみです。
残念ながら,新型コロナウイルスの影響で,他の施設は休園中です。
ぜひ,今後,機会あったら,ハダカデバネズミに会いに行ってみて下さいね。


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