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#100 答え合わせと検証【恋活日記】

2023年5月19日の日記

今日は雨の金曜日。本当だったら昨日は酒好き図書館司書と2回目のデートのはずだったけど…遊ぶ相手もいなくなり、いろいろと予定が変わってきてしまった。
まだ引きずっているのかと言われると、正直モヤモヤしている。別にヤリモクのその男を好きになったわけでもないけど、心の中で渦巻いているものがある。

なぜモヤモヤしているのかちょっと整理してみよう。
・最初に会ったときに本性が見抜けなかった自分に少し腹が立つ。
・惚れたわけではないけれど、恋に恋していた自分の気持ちを踏みにじられたようで(というより予定を台無しにされたから?)ちょっとむかつく。いろんなとこに遊びに行きたい、いろんなお店に食べに行きたい、おしゃれな服を着てデートしたい…などなど妄想や夢が膨らんでいたのに、何一つ実現できなかったこと。
もしかしたらその人が私の部屋に最初に来る「お客様」かもしれないので、自分の部屋の片付けとか考えたりして。来客が誰もいない一人暮らしの部屋ってやっぱり味気なくて、誰でもいいから遊びに来てくれたら嬉しいな〜っていう、そんな気持ちがあったんだけど…。木っ端微塵に打ち砕かれた感じだ。少しときめいていた自分が馬鹿みたい。

そういえば、イベントで会話した56歳の男性が言ってたな。
「年上でも何でもいいから早く相手がほしい」
「いい年したおじさんがときめきを求めるなんて気持ち悪いでしょ」
そっ、そうなんだ。
確かに、恋愛にときめきを求める男は女脳に近いかもしれなくて、男はほとんど本能だろうから相手さえいればいいのかもしれないが。結果ではなく過程を楽しみたい女にとって、ときめきのない恋愛ってつまらないんだよね。

話を戻して、もう一度よ〜〜くその男とのメッセージのやりとりや、最初に会ったときの会話、気づいた点等を振り返ってみると、見落としたところは多々あったかもしれない。
答え合わせをしてみよう。

①会う前までは程良い分量のメッセージが1日に1往復くらい。来ない日もあった。会ってからのLINE交換は、既読がついてから返信までわりと遅かった。そんなにウキウキした感じでもなく、焦っているわけでもなく、ちょっと素っ気なかったり本心が読めないところあり。
(答え)→おそらく、 LINEのやりとりとか、そこに労力を使いたくなかった。とにかく目的さえ達成すればいいってことか?
②図書館司書なのに、酒呑み。なんか職種のイメージと違うんだけど、前職が何かを最初会ったときにちゃんと聞かなかったことが悔やまれた。
(答え)→居酒屋を経営してて、周りが飲んでいると一緒につい飲んでしまいたくなるとか。体を壊しかけるくらいまで飲むということは、自制心が少しない人なのかも。
③マスクも服装もいまいち、おしゃれとは言い難かい。なんというか、少しよれよれした感じで、清潔感が少しなかったような印象。
マスクも何度も使っているような感じのくたびれ感。
(答え)→部屋の様子を見ていないからわからないけど、性格もあるかもしれないし、生活が若干苦しいのかもしれない。
④そして1番気になったのは歯並び。多分前歯が差し歯だと思うけど、乱ぐい歯で前歯がガタガタだったのがすごく気になった。歯科矯正とかしなかったんだろうけど、歯の色もちょっと黄色い。喫煙者かもしれないし、もしかしてこの人、不衛生なの?って感じたりもして。
(答え)→居酒屋商売で時間も不規則な生活だったし、酒で体を壊しかけた話を聞くと…。まぁなんとなくその辺も繋がったりする。その辺の事はあまり気にしない性格なのかな、うっすらとバックボーンがイメージできる。
⑤会話や女性の扱いが上手。初対面の女性に「きれいだ〜」、「マスクをとるとさらにきれいだ〜」とか歯の浮くようなことも平気で言えるし、わりとどんな話でも途切れることなく会話が弾んだ。女性の扱いも慣れているように思った。
(答え)→もともとの性格もあるだろうが、接客業をやっていたから、いろんな人との会話にも慣れているだろうし、女性の扱いも自然と身に付いていたのかもしれない。私も最近、会話のキャッチボールができない人とばっかり会ってたから、久しぶりにまともに話せる人と出会って嬉しくて調子に乗ってたかも。
そういえば若い頃から、それまで全く無関心の同僚や仕事関係者から自分の容姿を褒められると、急にその相手に好意を持ったりのぼせたりしてしまう悪い癖がありましたなぁ〜。
⑥話した内容もでヒントもあった。
27歳で結婚して30歳で離婚。結婚生活はわずか3年。子供なし。その後もあまり恋愛が続いた様子もなく現在に至っているようだけど、結婚も恋愛もパートナーとの関係が続かない人って…やっぱり何か原因があると考える。
(答え)→直近まで付き合って2年前に別れた彼女とも、3年間のうち、最後の1年はセックスレスだったという。家族みたいな感じになってしまい、そういう気持ちがなくなってしまったとか。(これって、まんまドラマ「あなして」の陽ちゃんじゃん!)そういう感情はよくあることだからいいとして、結局は長続きしないということだ。

でも話していて、これだけはよくわかる。
この人はひとりでいることが好きなのだ。あまり人と寄り添えないタイプだし、さびしいと感じることも少ない。おそらくそういう人だなと電話で話して感じたので、恋愛は難しいタイプかなと思った。

さびしいと感じるか感じないか、ここは大きな違いだ。
さびしさを感じる人は、多分人を愛せるし相手を大事にできる人のような気がする(あくまで主観)。
孤独とか、さびしさを感じづらい人は… 1人で平気なわけだから人に寄り添わないだろうし、人を愛するってこともあまりしないのかも。
パートナーを愛せない人は、結局相手からも愛されない。
別にそれは悪い事でもないし、性分もあるだろうし、人それぞれだからいいんだけどさ。さびしさを感じない人でも結婚してる人はきっとたくさんいるだろうし、結婚生活に愛があろうとなかろうと関係ないこともあるからね。結婚は生活共同体なわけだから。
ただ私はそういう人は無理かな〜。
冷たい人のように感じてしまうし、そういう人とは続かないだろう。

この人のために何本もブログ書いちゃったけど、正直それほどの小難しい人でもなくて、中身は実に単純だ。
だって電話であんなに正直に本心を話せる人なんて、そんなに悪い人じゃないと思うよ。いや逆に、愛おしさすら感じる笑。
特に年齢詐称問題は切実で、50男の哀愁すら感じた。メッセージの時点から自分のことを40代と書いていたが、50歳になってから相当辛酸をなめたのだろう。「マッチングアプリは絶対やらない!」という男性は、ほとんどがそこで相手にされなかったか、いい思いをしなかったからだと思うが、彼も年齢のところで引っかかったようだ。
だから40代だとサバを読んだ。
私にも年齢を聞かれて45歳と偽った。
なんかこれって、今思うとちょっと可愛いんですけど笑。
50代になってから相手にされず、いろいろあったんだろうなぁ〜、なんて考えると、ヤリモクとか恋愛できない体質はさておいて、男の必死がちょっぴり切なく、胸に刺さるものもある。
もう顔も思い出せないし会うこともないだろうけど、こういうわかりやすい人、うん、人として嫌いじゃないな笑。

もうちょっと会って、根掘り葉掘り、いろいろ昔の話とか過去の恋愛体験とか聞いておけばよかったな。ブログのネタになるからって?
いやそういうわけじゃなくて、とにかく人のこれまでどんなふうにして生きてきたかとか、「人に歴史あり」的な話を聞くのが単純に好きなだけ。

2023年5月21日の日記

あーだこーだ書いてはみたものの、久しぶりに既婚男性にLINEをして、こんなことがあったと話してみると「いい大人のマッチングアプリなんて、ヤリモクばかりでしょ。恋人探しなら結婚相談所とかの方がいいかも?」とあっさり斬られた。
結婚相談所はなんとなく敷居が高く、私にはちょっと違うなって気もするし、そこに登録している男性が魅力あるかっていうと…やっぱりいまいちなんだよね。ちょっと遊んでるっぽい人の方が魅力的で、惹かれてしまうから困りものだ。
「私は絶対浮気しません!風俗やキャバクラにも興味ありません!あなた一筋です!」ん〜、逆にちょっと真面目すぎてつまらない。

深夜にやってるディープドラマ「夫婦が壊れるとき」でいいセリフがあった。
「男には二通りしかない。浮気する男と、浮気がバレない男」
正確な言葉はうろ覚えだが、要するに浮気しない男はいないということらしい。浮気してもバレないようにやれば家庭も安泰ということだ。

もう一度チャレンジの意味で、わりと中高年の多い「○の会」というマッチングアプリに入会してみたら、そこは独身者限定では無いらしく、既婚男性がセフレやら婚外恋愛の相手やら求めているあからさまな募集がわんさかあった。
「大人の恋愛」だの
「疑似恋愛」だの
「本気にならないでください」だの
特に70歳以上のじじいが、卑猥な内容でセフレを募集している投稿を何件か見て、「キモッ!」と思い、即刻退会した。
いや、でもね、これだけはっきり書いてくれれば、最初から応募しないから良いのだけど…課金や有料のマッチングアプリではなく、普通のSNSだと「性別関係なくお友達がほしいな〜」的な感じで掲載されているから、ついそれを信用してしまったりするわけだ。
ネットで友達なり出会いを募集している男は、恋人探しをしているのか、単純に友達募集なのか、単にヤリモクか。
そこを最初に見抜かないとなー。ていうか、直接聞こう。





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