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#275 出会いは、ある日突然…(前編)

2024年7月1日(月)の日記

「出会いは探すものではなく、自然と訪れるのを待つもの」

そんなような言葉を耳にしたり、目にしたりするが、どこの組織にも属さず1日のほとんど家にいるひなたぼっこにとって、訪れるのを待っていたらほぼ出会いはない。
結局は能動的に動かないと。


これまでの恋活の経過

出会い系マッチングアプリやら、婚活アプリやら、友達募集のSNSやら、シニア向けSNSのメール交換やら、サークルのイベント参加やら…ちまちまと頑張ってかれこれ1年半くらい?
マーと恋人関係を解消してから、「またゼロから関係構築をしなくてはいけないのか😥」という面倒くささもありつつ、再び気力を振り絞っていくつかのアプリに登録してみたものの…。

出会い目的のアプリ→案の定、既婚者や体目的の連中が中心となっていて、自分のニーズと合っていないので即退会。

真面目な婚活アプリ→いいねがついたとしても、タイプでない人やお爺さんばっかり。あるいは、ほとんど反響なしなので退会。

友達募集のSNS →たまに覗いてみるけど、募集している人は年齢制限があったり若い人が多かったり、地域が広範囲なので見送り。

シニア向けSNS →まず独身の人を探してメール交換から始めなくてはいけないのだが、返事が突然来なくなるパタンがほとんど。そしてログインがめんどくさい。お互いに顔も知らないので、どんな人が現れるかわからない。効率も悪く、ある意味ギャンブル的要素あり。

独身男女のサークル→年に数回参加しているが、誰かと出会うというより、同年代の人とのおしゃべりや散策が目的となってしまった。理由は、そもそもこういうところに参加する男性陣は、圧倒的に女性に縁のないモテない系がほとんど。女性は小奇麗にしているまともな人が多いのに、なんか残念。

婚活パーティー、カップリングパーティーなどは、1対1で参加者全員と話すことの大変さや、よく知りもしない人たちとの食事会に3千円以上の参加費を払うことの無駄さを考えて、参加せず。自分には合ってないと感じた。
結婚相談所、お茶飲み友達の紹介などは言わずもがな。サークルと同様、モテない系やひなたぼっこのタイプでない人ばかり。

結婚できない男

生涯未婚率が年々増えているので、50代過ぎても独り身の人は全く珍しくもなんともないのだが、結婚をあえてしない男女と、結婚したくてもできない男女に分けた場合、後者の理由は何かなとふと考える。

最近、シニア向けSNSで5回ぐらいメールのやりとりをして会った人のケース。

W(57歳、自営の運送業らしき職業、賃貸に一人暮らし)

6月27日(木)神代植物公園周辺 散策。

居住地が比較的近かったので、とにかく1人でも多くの人と会うことを優先しているひなたぼっこは、特に交流が深まってはいないが散策に誘ってみた。

背がすらりと高く細身で、清潔感のあるWは現在まで未婚。眼鏡をかけており、細いつり目で爬虫類系の顔。外見のイメージから家族がいても全然不思議ではない印象なのだが、なぜ独身なのか?

①収入が低いっぽい→美術品の搬送業務をしているらしいが、今も仕事があったりなかったり。

②積極的に婚活や出会い活動はしていない
→こういう人は多いと思うが、婚活パーティーの類やサークルのイベント、マッチングアプリ等は何もやっていないらしい。それでも誰かと知り合いたいWは、シニアのSNSで新規女性登録者にメールを放ち、返事が来るのをひたすら待つ方式。
あるいは、そのSNS内のサークルに参加して出会いを期待する…。
ただ、Wの話を聞くと、どういうわけか参加申請をしたサークルは軒並みお断りされたとか。
男性主催者だと女性との出会い目的なので男性はあまり歓迎せず、女性主催者だと人数調整や好みもあるからわからない。

③恋愛に対して奥手で消極的
いわゆる草食系男子。これはもう、自分にいいよってくる女性を待つしかないのか?でもただ待つだけだと、独身のまま生涯を終えることになりそうだ。

④面白みがない、話がつまらない
Wの場合は、おそらくこの理由が大きいかな。
見た目がドン引きする感じでもなく会話もできなくはないが、とにかくつまらない😥
まず、趣味がない。
そしてリアクションが薄い。

見た目が冴えなくてコミニケーションが得意ではない(ボロい)建物が好きなマクドおじさんとは、なぜか3回も町歩きに行ってしまったけれど、ちょっと変なもの同士で意外と波長が合っていたのかもしれない。
それに、古い家や大きな木を見るとめちゃくちゃ喜んでテンション上がっていたのだが、共通の趣味もなく、一緒に歩いていてもリアクションがないWとはつまらない。

人畜無害な男だったが、もう一度会ってどこか行きたいとか、ご飯食べたいとかいう気にもなれず、それっきり連絡はとっていない。

余談だが、2年前の夏、同じSNSで知り合って(アキヒコと別れて以来)久しぶりに恋に落ちたメル友さん(当時60歳)がいたが、文字交換の印象と実物にギャップがあり付き合うには至らず。
デザイナーだったので身なりもおしゃれなイケおじだったが、会った瞬間にピンとくるものはなかった。
しかし私が交際を断った後、自分で飲みサークルを立ち上げてどうやら1年がかりで彼女をゲットしたようだ。現在はすでにそのサークルもなく、本人も全くログインしていないようだから、おそらくそういうことなのだろう。

この人ぐらい積極的に頑張らないと、なかなか出会いってないのかもしれないな。

簡単に誰かしらと出会えていた30代の頃とは違い、SNSでメール交換やマッチングアプリをやっても鳴かず飛ばず…ほんとに苦戦を強いられてきた。
私から直感的に「いいな!」と思った人からは、遊ばれたり体目的だったり結局友達止まりだったり…、要は失恋?😢
そして、自分の身の丈に合った人と恋人らしきものになれたのかなと思ったら…結局は自分しか愛せない偏屈で風変わりな人だったり。

もっとまともな独身者だっておそらく世の中にはたくさんいるはずなので、ストライクゾーンを広げて自分を想ってくれる人を好きになれば、少しは成果も出るのかもしれないけど、やっぱり直感的にぴんとくる人じゃないとその先に進めない😔。

自分が相手に興味を持ったり、ある日突然「好き」のスイッチが入ってときめきを感じたり、そういう人じゃないと頑張ろうという気持ちにすらなれない。
だって、これまでの恋愛ってずっとそうやってきたのだから。

条件とか相性とかを優先して少しずつ愛情を積み重ねて、相手に興味を持っていけばいいじゃない(マー方式)、とか、この年齢なんだからある程度妥協するしかないじゃない、と自分に何度か言い聞かせたけれど、やっぱりそういうタイプではないのだな〜、私。

散策イベントに参加

そんな中、週末は、以前から申し込みをしていた独身男女サークルの散策イベントに参加した。
男女10人ずつ位が集まり、それぞれABCの3チームに分かれる。

チームごとにまとまって歩いていくのだが、こういったお出かけ企画のいつものパターンで、女子同士が固まってしまうことが多く、消極的な男性陣はその中にわって話しかけることもできないので、結局男同士で歩くことになる。
ひなたぼっことしても、女子トークもいろいろ情報収集になって楽しいのでそういう回もあるのだが、今回は比較的まともそうな男性が多かったこともあり、コミュニケーションがとれる男性とおしゃべりしながら歩いた。

散策コースの中にとある有名神社があったのだが、主催者さんの話によると、南海キャンディーズの山里もここにお参りして、今の奥様をゲットしたというエピソードもあるくらい、都内屈指の縁結び神社とか。
いつものひなたぼっこなら、写真だけ撮ってお参りはしないのだが、そうと聞いたら参拝するしかない!!
ちゃんとお賽銭を入れていい出会いがあるようしっかりお願いした。

途中で2度ほどメンバーチェンジをするので、最初は彼の存在に気づかなかったのだが、いわゆる真面目でつまらなそうな(ひなたぼっこ的に興味を抱かない)オジさんばっかりいる中で、1人の男性が異彩を放っていた。
もしや早速、強運を呼ぶパワー神社の効果か?!

ほんとに久しぶりに…約1年ぶり?に、鬼太郎の妖怪アンテナのごとく、ひなたぼっこのアンテナがピーンと立った!
ひなたぼっこ好みの男発見!!😆
直感的な出会いまで、ほんと長かったなぁー😩。

今回ひなたぼっこが「これはもうどんどん押すしかない!」と思ったこの男性は、笑顔がうっすらオダジョーに似ている(あくまで個人の見解です)、いかにも女性にモテそうな甘いマスクの柔らかい感じの人だ。
遊び人…と言えばそうにも見える。
見た目が若々しかったのでてっきり40代かと思ったが、マーより年上でちょっとびっくり。

ほんとにも〜、面食いの自分が嫌になってしまう。
でもそれがとっかかりだから仕方がない。
とにかく、その相手に「興味を持つ」ことが大前提だ!どんなに条件や性格が良くても、私が興味を持てない相手だとその先に発展しないのはわかっている。

まだこういったサークルに慣れてない頃のひなたぼっこは、興味を持った男性がいても(昭和のJKなので)ドキドキしてしまい、連絡先も聞けずに玉砕していたのだが、さすがにこれじゃダメだと積極的な女性を見習うことにした。

その後1人だけ、昨年の夏にタイプではないけど気になった人(アルコール依存傾向の電車運転士)とLINE交換した時もあったが、自己肯定感が低かったり、女性に対しての愚痴や偏見も強い人だったので、LINE交換も続かずデートすることもなく終わってしまった。

その時のブログはこちら⬇️

自由奔放な酒好き男

川崎市在住(54歳、酉年、木星人マイナス)

ひなたぼっこのハートをつかんだこの男性、ここでの名前を「ジョー」と呼ぶことにする😅。
グループ替えをして散策イベントが終了するまでの30分近く、とにかくこの人とお近づきにならなくてはいけないと、必死に横のポジションについていく。

ちなみにこの組にいた他の男性は、1人は小岩菖蒲園のイベントに参加して、その時LINE交換した関西弁の訪問ヘルパーのN(40代後半)。
恋愛対象ではないが、ひなたぼっこと波長がなんとなく合うので、LINEが来れば返信はしている。いちど週末お誘いがあったけれど、予定が入っていたのでお断りした。

そしてもう1人の男性は、以前にもひなたぼっこのブログに出てきたのだが、千葉県在住の長身の人。電車男と知り合ったイベントに同じく参加していた人だが、ちょっと気まずい関係になったので顔を合わせづらいなと思ったが、相手は私のことを覚えていなかった。
とりあえず興味がないので、この人とも話をせずスルー。

ジョーと話して収集した情報は以下の通り。

①バツ3で子供は4人
× 3の内訳は、若い頃に結婚した最初の妻と離婚して、その後またよりを戻して再婚するも結局離婚。
そしてもう一つは、30代の時に、入籍はせずに一緒に暮らしていた女性の間に2人の子供(認知済み)ができ離別。戸籍上に×はつかないけれど、とりあえずカウントに入れておく。
酒好きで自由奔放な性格のため、ほとんど家にいなかったことにより、嫁から愛想つかされて離婚されたらしい。子供たちとも会う権利をもらえず、相当なダメンズだったのだろうな。

②以前の職業は飲食業だったが、コロナ禍になってから病院で看護助手の仕事(夜勤のみ)と、他の夜勤のアルバイトのダブルワークらしい。安定している仕事とは言えない感じ。

③夜勤明けに酒を飲むのが日課らしい。とにかく酒命!

④住まいは神奈川県川崎市。ひなたぼっこ宅からは90分位ある。

⑤離婚後の恋愛歴。
ふたりめの妻と別れた後、相当心の傷を負ったらしく、それ以降は特定の彼女は作らずにずっとフリーらしい。
このサークルには3年位前から参加しているようだが、飲み会でLINE交換をして仲良くなった女性はいても、生活リズムが昼夜逆転している人なのでタイミングが合わず、相手から消えていくらしい。

直感を信じるべき?

上記の情報を読んだだけでも、「あ、この男はダメンズだな」と気づいてしまうが、ひなたぼっこも「またこんな感じか〜😔」と少々自信を失う。
特に、「酒好きで自由奔放な人」だと家にいつかないわけだから、ほっとかれる可能性が高い。
ひなたぼっこは寂しがりだし、恋愛のスタート時はなるべく信頼関係を築く意味で一緒にいたいと思うので、その辺からまず不安になってくる。
果たして恋愛がスタートしたとしても、ついていけるのかどうか?
それ以外にも不安要素はたくさんある。

昼夜逆転しているので、デートできるの?
デートの頻度はどれくらいなの?
家が近くではないので、どうやって会うの?
酒を飲むから車は運転しないと言われ、ドライブデートは諦めなきゃいけないの?
当然こういう感じの人だから、国内旅行すら期待できないかも?
お金も裕福そうではないから、なおさら旅行とかおいしい食事とかは無理そうだし…経済的に大丈夫なのかな?
あんなに水のように酒を飲んでるけど、健康状態は大丈夫なの?

ジョーと会話していろいろ考えを巡らせてはみたものの、なかなか自分好みのタイプの人と出会うチャンスもないので、とにかくもっとこの人のことを知りたいという欲求はあった。

彼の仕事や過去の話を聞いても、ひなたぼっこは引くこともせず、ひたすら自分をアピール😅。そして、最後の散策スポットに行った時に、思い切ってLINE交換を申し出る。
「今度、ご飯とか一緒に食べに行けますか?」
確かそんなことを言ったような記憶が…。

会った瞬間アンテナが立つ人と出会うって、1年に一回あるかないかなので、このチャンスを逃してはならないと必死。
相手が私に興味を持っているかいないかはこの時点ではわからなかったが、とにかく当たって砕けろ!
後悔しないようにやるだけの事はやっておく。

二次会

そして、大きなチャレンジ!!

こういったサークルのイベントでは、解散後に二次会と称して、飲みだったりカフェでお茶だったりランチだったりに参加者の多くは流れていくのだが、ひなたぼっこは今までずっと断り続けてきた。

理由は、やはりコロナ禍ということで、不特定多数の人と飲食はしたくないというのがあるのだが、もう一つはあまりそういう場が得意ではないということ。
この人と2人だったら行くのになぁー。
ということも何度かあったけど、誘い出す勇気もなく…。
だけど今回、ジョーともっとお近づきになるためには、飲みが好きなジョーとともに飲み会に参加するしかない!😤

今回のケースでいうと、約20人の参加者は4つぐらいにばらけてしまい、5人ぐらいで固まって帰って行く女性陣、「お酒は飲めないのでカフェに行く」と言って去っていった数人の男女?、ほとんどの女性が2次会に行かないと知り帰っていった男性陣。
結局残ったのはひなたぼっこ含めた女性2人と、ジョーを含めた男性3人。
しかしこの5人というバランスが、多すぎず絶妙によかったかもしれない。

主催者協力のもと飲み屋さんを探してくれて、適当な店に入る。
ひなたぼっこが飲み会とかに参加したのって…職場の忘年会や暑気払いを除くと一体何年ぶりだろう?
社交的なアキヒコのオタクグループの集いに参加したのは20年位前?🤔
その後、自分主催でBB Qを企画したこともあったけど…。
とにかくアキヒコと出会う前の30代後半は、オフ会などでワイワイ集まることをよくしていたのだが、初対面の人と居酒屋なんてほんとにひさしぶり!
おそらく軽く20年は経っているかも?
知らない人たちとの飲みもチープな居酒屋も新鮮で、とにかく感動して超楽しかった😆

そこでは主に、ひなたぼっこがブログで書いているような下ネタトークを普通にして、驚きと笑いを誘っていた笑。
でもおかげさまでか、参加者みんなが「楽しかった!」と言って喜んでいたことと、ここでもひなたぼっこワールド炸裂というか、外見と中身のギャップにみんなが驚いていた😅

寂しくてしょうがないとこぼしていたアルコール依存系の男性が「これから時々、ひなちゃん会と称して集まりましょう!」なんて言い出したけど…飲みができない私は、チープな居酒屋はどうもねー。
美味しいお食事メインならいいんだけど。

晩御飯を食べたら1時間位で退散しようと思っていたが、あっという間に2時間経ってしまった。
(後編に続く)

今日の1曲

今期のナンバーワンドラマ。
あーあ、ついに終わっちゃったか😔



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