#118 2022夏。最初の失恋【恋活日記】
婚外恋愛希望のLINE友達
約1年位前から、ほそ〜くゆる〜くLINE交換している既婚男性がいる。この人のことは過去にもチロッとブログに書いたが、シニアのSNSで相手からメールが来たのがきっかけでやりとりが始まった。
いつもなら既婚者には絶対返信はしないのだが、メール内容がドラマの話題が中心で、特に既婚者にありがちな下心丸出しでもなく、人畜無害だったこともある。あともう一つは、医療従事者ということで、コロナの情報など聞けるかなと思ったのもメール交換を続けた理由の1つだ。
しかし、やはり私にメールを送ってきたのは、それなりの下心があったのだということが徐々にわかってくる。所詮、ただのスケベな男だった。いつだったか、写真交換したいというので、まぁこの人と会うことはないだろうと思ってサングラスをかけた全身の写真を送った。彼から届いた写真は…なんか衝撃だった!なんていうか…想像以上に肥満だったこともあるけど、顔的にも全然無理って感じのグループに入る。
この人とラインしてたんだなと思うと、ちょっと・・・😔
ま、ただのLINE友達だし、何の恋心もなかったのが幸いだ。
お相手は私とあわよくばどうにかなりたいと思っていたようだが、私が恋人を探すための出会い活動をしていることも話していたし、既婚者との婚外恋愛には全く興味がないということを伝えていたので、お互いの近況報告をするだけのLINE友達として続いている。
そしてつい先日、この人から「いい出会いあった?」という連絡が入り、全然ないと返事する。ヤリモクのあーちゃんに片思いで苦しんでいることを話すと、
「情があるなら、思い切って付き合っちゃえば?」と返事が来る。
なんかみんな同じこと言うよね。彼は恋人をつくる気はないのだから、付き合うってつまりは、エッチしちゃえば、ってことでしょ?
そういえば、私の部屋にあーちゃんが遊びに来たときのエピソード。
バランスボールで背中のストレッチをしていると、近くにいたあーちゃんの目が、何か面白いものを見つけた猫のようにきらっと光った。
子猫のように私のバストトップを目指して飛びかかろうとしてきたので、さっと避けた。
「触らせてよ〜」と、子供のように駄々をこねるあーちゃん。
「だめに決まってるじゃん!」と答える私。
「僕のことをブログに書くのはずるいよなぁ。何にもできないじゃ〜ん。ブログの僕の評価が下がるから迂闊に手が出せないし…」
ブ、ブログの評価まで気にするんだ😅個人の特定されてないのに。
こんなあーちゃんのセックスを想像すると…ちょっと幼稚っぽいのかもしれないな。ロマンチックなムードは期待できないかも。
話を元に戻すが、どうやらこのLINE友達には出会いがあったらしい!!
えぇ〜っ?!マジか〜!!(注:不倫です)
なんだか先をこされたようで、ちょっと悔しいかも笑
どうやって知り合ったのか聞くと、私と出会ったシニアのSNSでメール交換から始まったらしい。相手の女性も、婚外恋愛を望んでいるらしく、お互いの目的が一致したようだ。(注:W不倫です)
まぁそれならお互いの条件は一緒だし、このLINE友達もずっと妻とはセックスレス夫婦で冷え切った関係だったようなので、よかったねとは思うけど。
「写真交換はしたの?」と聞くと
「したよ!容姿より性格がいい❤️」との返信。
このLINE友達の容姿でオッケーということは、相手もそれなりなんだと思うけど。なんだかそれがとっても羨ましかった。
外見をあまり気にしない人は、うまくいく確率も高いんだなぁ〜。
昨日のブログじゃないけど、ストライクゾーン広い人は出会いのチャンスも多いということか。
実際の初デートはまだ2週間位先のようだが、LINEできっと盛り上がってるから、初めて会ったその日に体の関係までいきそうだな。
まぁ〜、人のことはどうでもいいや。想像したくないし笑
不倫の結末は・・・
不倫についても以前ブログに書いたような気がするが、ただの浮気やセフレ関係のような擬似恋愛でもなく、これが本気の恋愛で不倫となると、その代償は覚悟しておかなければならない。
芸能界でもそうだけど、本気の不倫や略奪愛の場合、失うものはたくさんある。例えば、自分自身が癌などの命に関わる病気になったり、相手が若くして死んでしまったり。私の身近では、小学生の子供が他界した人もいた。法的には問題ないかもしれないが、人の道に外れる行為は必ず天罰が下ると思っている。
まぁ〜、これも私には関係のないことだけど。
恋活・・・一番初めの恋
最近までは、あーちゃんのことで頭がいっぱいだった私だが、今から1年前は別の人で頭がいっぱいだった。
元彼と別れてから、最初に好きになりかけて、おそらくこの人と恋愛が始まるだろうと予感していた人がいた。
上記のLINE友達と同じシニアのSNSで知り合った、1歳年上のデザイナー“K“だ。
「さびしい、さびしい」を連呼する自己紹介文に引き寄せられ、私の方からメールを出したのがきっかけだ。
数回のメールのやりとりで、仲良くなっていくのにさほど時間はかからなかった。
「最近、ひなたぼっこさんからのメールを楽しみに待つようになってるよ♪」そんな彼の言葉に、私もときめきを感じていた。
共感を得たのは、お互いの家庭事情や抱えている問題もある。
「僕、もしかしたらアスペルガーかもしれない」とか、20代の息子が正社員ではなくアルバイト生活をしていることとか。
別れた妻に何か精神疾患があったのかはわからないが、育児放棄をするような感じで、デザイナーのKがずっと子育てしていたらしい。
この人もこの人で、どっか私と似ているところがあり、人の面倒をみたがったり、好きな相手に尽くしてしまうタイプらしい。
「僕って、優しいから☺️」そんな言葉が彼の口癖だった。
お互いのLINEを交換して、日常的にやりとりが始まった。
わりと忙しい人だったので、会う日程は知り合ってから1ヵ月半後。知り合って最初の2週間くらいで気持ちがすごく盛り上がっていたから、それまで待つのはとても辛かった。
私の写真は送らなかったが、彼の画像はマスクをした横向きの写真と、目をつぶっている前向きの写真。なんとなくの雰囲気はわかるが、いずれも漠然としている。フリーだが、デザイナーという職業にすごく誇りを持っており、ファッションセンスもこだわりがあるようだ。
世にいう「イケオジ」的な感じ。
私はこの時点でかなり好きになっていたので、実際に会ったときに、顔が好みであろうとなかろうとその辺は気にならなかったと思う。
新しいメイク道具を買ったり、デート用の服を買ったり、1年前の6月の私はまさに恋する乙女のような感じだった。
「そうだ、勝負下着も必要かな?」そこまで考えたけど…さすがにまだ会ったことないのでやめておいた。
転機が訪れたのは、初顔合わせの2週間くらい前からだろうか。
それまではわりとテンポよくLINE交換していたのだが、突然KからのLINEが冷たくなった。頻度もそうだし、内容もなんか突き放すような感じ。理由はさっぱりわからなかったが、明らかに拒絶されている感じだった。
こんなに態度が急変するなら、いっそのことブロックするか、私と会うのを断ればいいのに…と内心思っていたのだが、そこはなぜか予定通り私に会いに来るという。
この頃の私の気持ちは、Kによって持ち上げられたり、突き落とされたり、まさにジェットコースターに乗っている気分で本当に振り回されてしまった。「最近冷たいよね」とLINEで聞いても何の返答もなく、なぜ急に彼の態度が一変したのか困惑していた。
私自身、相手から突き放されたら、すっと気持ちが冷めるタイプなので、それをきっかけに私の気持ちも徐々にKから離れていった。
それでも彼は会いたいと言うので、そのまま約束の日を迎えた。
初顔合わせ当日
2022年7月13日。
スケジュール帳をさかのぼってみたら記録があった。まだ梅雨だったが、雨は降っておらずわりと蒸し暑い日だった。
地元の小さな駅で待ち合わせだったので、すぐに彼だと分かった。
当時私が住んでいたのは埼玉県の大宮の方で、Kは神奈川方面から私の住んでいる町までやってくる。それは相手から申し出たことなのだが、遠くからこちらまで来てくれるというのは嬉しかった。
その感謝の気持ちを伝えたいと思い、自己紹介したあと、笑顔で
「今日は遠くから来てくれてどうもありがとう」
とお礼を言った。そして、Kの口から出た言葉は
「LINEより全然印象いいよ!」だった。
話をしていくうちにわかったのだが、Kにとって私のLINEの印象がすごく自己中心的に感じたようだ。あまり言われたことないのでなぜそう思ったのか疑問だったが、大きな理由はこうだった。
自分がわざわざ私の住んでいる大宮の方まで行くと言っているのに、感謝の気持ちがあまり伝わってこなかったから、だそうだ。
そこまでは気がつかなかったけど、そもそも相手から言い出したことだし、そんなところまで求められていたんだ〜。
そういえば風呂屋でランチしていた時、あーちゃんにこのエピソードを話したら、あーちゃんがKのことを「ちっちゃい男だなぁ~」と言っていたのが笑えた。
お前が言うか・・・
私が、「急にLINEの態度が冷たくなったので、もう会うのもやめればいいのにと思ったんだけど」みたいな話をすると、Kは
「アスペルガーだから(態度が変わったことに)気がつかないと思った」と、さらっと言ってのけた。
はっ?!何言ってんの、この人?
私は人の顔色もそうだけど、普通の人以上にめちゃくちゃ敏感に気持ちを察知するんだよ。気付かないわけないじゃん!!
何をひとくくりにそんなことを決めつけてんだ!
このひと言にカチンときて、わりと決定打になった。
恋愛は実らなかった
デザイナーKとは、大宮公園の中にある博物館を案内した。遠くから時間と費用と労力を遣ってきてくれたので、私の方から「わざわざ遠くから来てくれたので入場料は私の方で払うから」と言うと、またKは目を丸くして「いや〜、ひなたぼっこちゃん、実物の方が全然印象いいよ〜!LINEのままの自己中心的な人だったら、会ってすぐに帰ろうと思っていた」との発言。
この人がどんなLINEを求めていたのかわからないけど、私なりにかなり気を遣って返事をしていたのだが、(他の人から言われたことないし)彼が何をもってして判断していたのかはさっぱりわからない。
結局その後、カフェでお茶を飲んで3時間ぐらい一緒にいたのだが、こういう結末になった。
彼はひと目見て、私に対して「直感的に、この人だったら付き合える」と思ったことと、実物の私の方が全然印象が良かったので、次回も会う気満々だった。
私はといえば…。
LINE交換の時点で急に態度が冷たくなり、そこから私の気持ちも急速に下がっていきつつも、会ってみて変わるかもしれないと思い、わずかな期待をかけて会ったのだが。
なんかイメージと違う・・・
あらかじめ送ってもらっていた写真のイメージともちょっと違ったし、喋り方とか声が想像と全然違った!!
なんていうか、物腰柔らかい感じのLINEだったので、もっとソフトなわりと高めの声で優しい感じで喋るのかなと想像していたのだが。
(最近、ちょくちょく名前が出てくる、中村倫也的な)
実際は見た目もおじさんだったし、声もおじさんだったし、喋り方もちょっと期待はずれ。
つくづく、事前に通話して声や話し方を確認しておけばよかったとこの時痛感した。
具体的なイメージとしては、顔も声も喋り方も、俳優の利重剛にそっくりだった!個人的には、利重剛さんは好きなので全然オッケーなのだけど、自分の中で勝手に膨らんでたKのイメージがガラガラ崩れて、あれっ?て感じになってしまった。
おそらく、LINEで相手が態度を変えず、会う日までずっと私の恋心がテンション高い状態だったら、会ってすぐに恋愛に走っていたと思う。
そして今頃は、もしかしたら幸せだったのかもしれない。
わたし的には、直感的に「微妙〜」だったのだが、しばらくお友達として何度か会っていくうちに、関係性も変わっていくかもしれないと思い、2回目以降も会ってもいいかなという気持ちになっていた。
しかし、彼から来たLINEは
「次回は手つなぎデートしたいな❤️」
だった。
もう次回から恋愛モードにスイッチが入るのか😔。
お友達からではなくて…。いや、それは…無理。
結局私の方からお断りして、この人とはそれっきり。
あ、でもこの人はとにかく早く彼女が欲しいらしくて、自ら飲み会のサークルを立ち上げて、出会いを求めて頑張っているようだ。
その後いい人ができたかどうかわからないけど。
この人と恋愛していれば、セフレとかではなく真剣に彼女を探していたし、とても優しくしてくれると言っていたし、もしかしたら大事にされていたのかもしれないが…。世の中そううまくはいかないものだ。
そういえば30代の時、三股男のトモヤのことで相談していた男性のメル友さんに言われたことあったっけ。
「恋愛は、最初がうまくいかなければ長続きしないと僕は思うよ」
ん〜。今となっては、この言葉がしみるなぁ〜。
デザイナーKしかり、ヤリモクあーちゃんしかり。
なんにしても、出だしが肝心なんだね。
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