学生落語大会案2021夏編を考えました


國學院大學落研出身、卒業して3年目になりました尾奈家粋太です。
現在はウーバーイーツで生計を立てながらYouTube編集をしております。昨年は学生落語会の企画団体巨大ラッコ企画を立ち上げ、BLUCK GOXや地下伝大賞などの会を主催しました。

さて、今年は落研の大会がないらしいです。そこで新たな大会のルールを考えました。
学生間で大会を考えてるとも聞きましたので、なるべく学生たちだけでも運営を回せるようにしましたので従来の岐阜で行われる大会とはかなり異なります。

採点方式について

これまでの大会との一番の違いは採点方法です。
冬の策伝大賞、夏にあった旧てんしき杯はどちらも審査員制です。審査員は落語家、落語に造脂の深い方、地元の方 etc...です。この方式自体に不満はありません。ただ問題は夏冬どちらも決勝が審査員制でいいのか、という点です。他には客席投票も考えられます。予選は客席投票でいいかもしれません。しかし決勝となると組織票で左右されるのではないかという懸念があります。落研は規模が小さいので完全な投票制にするには1票が重い。そこで考えたのが決勝審査員は準決勝敗退した10人が審査する、旧キングオブコント方式です。無記名でそれぞれ10点満点、計100点での審査となります。審査員が全員学生なのもあって審査をスマホ使ってやればスムーズかなとも考えたりします。
また決勝は一人2席確定です。これも旧キングオブコントのやり方です。
1席だけで審査は難しいですし、てんしきのように3席は演者の負担が大きい。2席がちょうどいいと思います。
予選は客席投票、得票率制を取ります。学生お笑いの大会予選で行われている方式です。得票率にすることによってブロックを超えての順位を決めやすくなります。
お客さんに審査をゆだねる以上、ルール説明&進行のためにMCが必要になります。現役の気持ちが分かる落研出身のお笑い芸人、落語家に依頼できればなと考えております。

予選について

続きまして予選3日案です。
懸念点としましては、予選3日間、準決勝と決勝がそれぞれ1日あるため地方組には厳しいスケジュールとなります。もしこの大会の規模が大きくなれば東京予選、大阪予選ができます。コロナの影響もあり落研の総人口が少ない現時点では、小規模ながらも大会として成立させることが大事だと考えております。それを踏まえて今回の予選は関東だけでも成立しそうな60人に設定しました。

また予選1日落研は一人一人がプレーヤーである以上、学生スタッフの確保は難しくなります。
演者であっても自分の高座が終わらない以上、他の演者を安心して観ることはできません。予選3日間なら余裕をもって残り2日間の予選を見ることができます。

最後に

以上、僕が現段階で考えている大会案です。もし今年の夏にやるならば急いでやらばければなりません。それでも僕はスケジュールにかなりの空きを作れる個人事業主のためいろいろ無理することができます。落研から離れて3年になります。学生と社会人の間くらいの気持ちではあります。
学生運営でやるのか、企業を挟むかまだまだ僕自身決まってないこともありますが、現時点での考えを記しました。現役の皆さん、今年は自分たちの手で熱い夏を一緒に作りませんか?

以下、考えてるメモ書きです。
現状の考えなので変わる可能性はあります。


メモ

コンセプト
旧キングオブコントのように準決勝敗退した学生が審査員の大会、予選、準決勝は得票率制。

予選60名
3日間 各日20名→5名準決勝進出
得票率制
昼の部夜の部10名ずつ→投票で2位まで確定、3位同士は得票率の高い方が決勝へ
持ち時間8分(8分30秒過ぎると出囃子、強制退場、失格無し)

準決勝
1日
15名→5名決勝進出
得票率制
前半6名→2名
後半9名→3名
持ち時間10分(10分30秒超えると強制退場、失格無し)

決勝
5名×2席
準決勝敗退した10名が審査員、各10点満点×10、計100点×2=200点満点
合計得点で順位を決める
持ち時間10分程度
・LINEを用いることで迅速に集計が可能


MC 落研出身の芸人、落語家を起用

予選、準決勝会場
お江戸両国亭
公民館


決勝
バティオス
ユーロライブ
公民館ホール

木戸銭
予選500円
準決勝1000円
決勝1500円(審査員を除く)

エントリー費
2000円(Tシャツ付き、めくり無し)

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