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2024年岡山国際サーキットSUPERGT GT300クラス過去データ分析
今年もBOP発表でいよいよ開幕までのカウントダウンが始まった感があります。今年も過去分析からGSRを中心にSUPER GT GT300クラスの予想をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
岡国大得意のYH
先ずはタイヤメーカー別表彰台数。あれだけ雷雨で荒れた去年でさえYHを履いたUPGARAGE18号車が1位。しかも2021年から3連勝中で岡国を得意中の得意としている。
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そのYH勢の中でも今回台風の目となりそうなのがフェラーリ296の6号車。 去年クラス5位でSUGOの違反さえなければ総合優勝も見えていた18号車はYHのミッドシップ。YHは特にミッドシップ車に対する車のマッチングが良く、同じミッドシップでYHを履く6号車は18号車とともに今シーズン要注目の一台。
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その他にも今年はアストンマーティンやフェラーリ296、フェアレディZ(出場するのかな?)や去年はまだ出ていないウラカンEVO2(去年第四戦より登場)も新規で登場するので、一気に勢力図が変わるかもしれない注目の年である。
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ではGSRはどうよ?
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正直このBOPを見たとき頭を抱えたのだが、自分的に予想外だったのがLambda値(空燃比)がマイナスされたのが痛い。この空燃比のBOPが取り入れられてからGSRというかLEONも含めたAMGの調子が悪くなってきているような気がするのである。
2017年にGSRがチャンピオンを取った翌年の2018年から空燃比が減らされ0.93のときの2018年はLEONがチャンピオンを取ったものの、その後さらに空燃比が減らされるにつれてGSR/LEOM共にAMGは苦戦続き。
去年ようやく0.91から0.92に引き上げられて、今年は0.93に引き上がるかと期待していたらまさか逆の0.91に…
GSR2つの希望
今年も苦戦が予想される中、GSRに上位入賞の希望があるとしたら1つは特別BOP。去年は無かったものの今年は復活。ただ今年と一昨年の2022年で参戦しているマシン同士で比較すると、表を見ていただければ分かるように、22年はJAFGTが明らかに重さで有利があったが、今年は特別BOPを含めた車重を見た際にかなり均衡した車両重量になっていると思える。
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また、去年からのGT-R速すぎ問題にメスが入ったのは今年も継続しており、日本車以外のGT3勢が活躍する土壌は整ったと見ていいだろう。
もう1つはYHのレインタイヤが好調っぽい事。先に行われた雨中のFSWの公式テストで、まさかの同じAMGでYHを履く9号車が一番時計を出したのはある意味衝撃的であり、これがテクニカルな岡国にもマッチするかといえば微妙かもしれないが、ただでさえ岡国で強いYHなだけに期待が高まる。
これらは同じAMGでYHで痛車のPACIFICチームにも言えることであり、痛車勢として2台が上位入賞ということも有るかもしれない。
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ちなみに2022年のGSRはドライコンディションで7位。一昨年よりLambda値が-0.01低いのが気がかりだが、雨になるとその点は幾分かは軽減されるので、確実にポイントを持ち帰ってFSW(春)に臨みたいところである。
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