タイミングを見計らっている

ぼくから生まれた存在のにせものは
ぼくを入店禁止にはできないらしいな。

あの娘はあれ以来、
入り口を見つけられなくなったみたいだが
ぼくは入り口の近くまではいける。

だが、扉が開かない。
扉が閉まっている時には、
手前のパワースポットの「しるし」より
先に近づけないようなのだ。

例のパワースポットは今はKカフェの中ではなく、少し外に出たところに存在します。
床に印をつけてあります。長い廊下のずーっと先、開かずの扉の1メートルほど手前の位置です。　#中野ブロードウェイ pic.twitter.com/N6REul3IOZ

— 渡辺浩弐 (@kozysan) December 16, 2022

あれからずっとどうやって店の中に入ろうか
考えている……

金曜日か
土曜日か
日曜日か

今週こそ、扉が開いたタイミングで向こう側へ滑り込んでやる。
土曜日のイベントの時がいいかな…

そこは、ぼくの場所なんだよ。

かならず取り返さなければ……

しかし…
Xのアカウントにも、にせもののあいつは
いまのところ手出しができないようだが
いつ凍結するかわからない。

うまく使えたらいいのだけれど。

あと、ブログの編集権限くらい取り戻せたらいいんだけど・・・・・

※この記事は、とある電波を受信して書いています。
※フィクションだと思いますが、自己責任でお読みください。
※詳しくは以下のマガジンでご確認ください。

【小説】或る妄想、闇に沈み眠れ｜駆動トモミ/工藤友美｜note