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キャラクターデザイン(1)

現在、卒業研究を進めている大学四年生です。
卒業研究のテーマに「キャラクターデザイン」を選択し、今はキャラクターデザインについて、自治体・企業の具体例を参考にしながら勉強中です。

手始めに「成功するキャラクターデザインの法則」を読みました。その感想を上げていきます。


背景や性格の設定

造形的なデザインの前にやること!そして一番重要なこと!!

私は歳を重ねるにつれて好きなキャラクターがだんだん変わっていきました。しかし、その中でもずっと好きなキャラクターだってもちろんいます。自分なりに好きなキャラクターベスト20をつくりましたが、半分くらいは小学校の頃から好きなキャラクターでした。

共通点を見出そうとしましたが、モチーフの動物はバラバラ、作画もバラバラ、出典も違えば、誕生した日も違う。
どこに共通点があるのか、、、。でも好きなものは好き。

そこで、一つ出たのが、”見た目の問題ではない”ということ。
私がそのキャラクターを好きになる瞬間は、そのキャラクターのもつ性格や声、言葉、表情、物語性、世界観などに魅かれることが多いです。
みなさんはどうでしょうか。
ぱっと見て好きになるよりも、アニメ、漫画、絵本、雑貨屋のキャラ紹介POPなどを読んで、キャラクターの内面や物語を知ってから見た目の可愛らしさかっこよさが目に入るのではないかと思います。見た目だけで一目惚れしたキャラクターはあまりいないかも、、?

例えば、私が好きなリラックマ!
緩い感じが好き。ほのぼのしてくだらない会話をしているリラックマたちの会話が好き。
リラックマがテキパキ行動していたら好きになっていなかっただろうし、そもそもテキパキ動くキャラクターだったら「リラックマ」という名前じゃなかっただろうし、見た目も全然違うものになっていたのかな。

理屈っぽくデザインすると魅力が下がる

これは本を読んで「なるほどな」と思ったこと!

例として、NHKのキャラクター「どーもくん」はNHKらしくないものを意識して作られているそうです。確かに、テレビやアンテナなどのモチーフがなく、構造自体はシンプルで独特な世界観がありますよね。

理屈が見えるキャラクターは魅力を感じないと載っていましたが、確かに、もし「どーもくん」にアンテナがついていたり、顔がテレビ画面だったらいかにもテレビのキャラクター!という感じでテレビ界隈以外では有名にならなかったのかなとも思います。

どーもくんは綿密なキャラ設定やあらすじがしっかりしているので、NHKのキャラとして定着したのではないかと思います。どーもくんが一人でテレビを見ている、寂しげな後ろ姿もなんとなく想像できます。
どーもくん調べてみるといろいろ面白かった。実は悲しい過去を持っているとか、、

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