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幸せになるために大切なこと。それは、幸せの周波数を意識することだった…。

私は理科が苦手です。
物理学なんてもってのほかです。

でも、最近よく見聞きする
物理学の量子論の話は
理科の苦手な私にも
とても興味がそそられる内容なのです。

それは目に見えない世界の話。

地球上の全ての物が
素粒子からできていると言います。

私たち人間もしかり。

その素粒子は
粒子であると同時に
波でもあるのだそう。

つまり
私たちも
不確かな存在として
常に揺らいでいるということ。

この体も、
思考も感情も
常にさざ波の様に揺れ動き
幾重にも広がっていて、
たくさんの可能性が
たくさんの世界が、
同事に存在しているということ。

そしてその揺らぎを
粒子として確定させるもの、
現実化させるもの
それこそが
私たちの意識。

これが最新科学の話。
目に見えないの世界の真実が
科学の世界で
証明されているなんて
何だかワクワクしませんか。

私たちが普段使っているスマホは
Wi-Fiで周波数を同調することで
使用が可能になりますよね。

これと同じように
私たちは
自分と同じ周波数のものを
受信している
つまり
引き寄せている…。

つまりそれは
私たちが意図した世界が
そのまま目の前に現れるということ。

昔から言霊と言って、
言葉には魂が宿ると
言われていますよね。

言葉には
波動の高い言葉と
波動の低い言葉があって
例えば
ありがとうを意図したら
目の前に
ありがとうの周波数帯が
現れるのだそう。


さて、
つい先日
何気なく見たユーチューブで
斎藤一人さんが天国言葉の話を
されていました。

天国言葉のことは
随分前に
本で読んで知っていたのですが
いつの間にか
忘れてしまっていて…。

ユーチューブをきっかけに
「毎日唱える」ということを
意識してやってみようと思いました。

車の中
家事や仕事の合間
とにかく気付いた時に
8つの天国言葉を
ひたすら呪文のように唱える…。

天国言葉を唱え始めて
10日程過ぎた頃。

家族でスキーに出かけました。

若い時には
数えきれないほど転倒して
それでも平気でした。

けれど
40代も半ばを過ぎた頃から
決して無理をしないこと
怪我だけはしないようにと
何度も自分に
言い聞かせながら
滑るようになりました。

今は更年期。
骨密度も心配です。
ささいな転倒が
骨折につながるかもしれない
そう思うとやっぱり不安で。

その日
たった一度の滑走で
私は想像以上に疲れてしまいました。

「すごく疲れた…」

思わず弱音を吐きました。
(一人さん曰く
 最も言ってはいけない言葉なのだそう)

すると
主人が言いました。

「力が入り過ぎてるんじゃない?」

その通りでした。

私は滑っている間中
絶対に怪我をしない…
そう自分に言い聞かせ
これでもかという程
体に力が入っていました。

こんなに力んでいたら
疲れるのも当たり前だよね…。

よし。
もっと楽にいこう!

そう決めた後
「あっちに行ってみたい」
という息子の希望で
上級者コースへ向かいました。

主人と息子は
既に経験済みのコースでしたが
私は初めてでした。

リフトで山頂に向いながら
横目でコースを見ていたら
急に不安になってきました。

その傾斜は
明らかにこれまでのものとは違っていて、
よく見ると
こぶという程ではないのですが
斜面のあちこちが畝っていました。

こ、これは、やばい…

不安に押しつぶされそうになった私は
何度も何度も
天国言葉を唱えました。

山頂に到着し
リフトを降りると
目の前に
すばらしい眺めが広がっていました。

「これはやばいね!」
今度は、いい意味でのやばいです(笑)

息子は
スマホを取り出し
景色を撮影し始めました。

壮大な景色を見ていたら
さっきまでの不安が和らぎました。

楽しみながらゆっくり行こう。

そう自分に言い聞かせ
ゆっくり滑り始めました。

そ、
し、
た、
ら。

あら不思議。

初めに滑った初・中コースよりも
楽しく滑ることが出来たのです。
不思議と疲れもなくて。

そこで
2回目は
もっともっと
楽しむことにしました。

さっきよりも
スピードを上げ
思い切って滑走していきました。

凸凹の激しい難所に
差し掛かったその時です。

一瞬過った不安を振り切るかのように
私はこんな言葉を叫んでいたのです。
(お恥ずかしいのですが…)

「私は雪」
「私は風」
「私は地球」

咄嗟に出た言葉に
不思議と
気持ちは前へ前へと向かい…

こぶに乗り上げるたびに
スキー板は
ふわっふわっと浮かびましたが
恐れるどころか
むしろその感覚を楽しみながら
軽やかにかわしていく自分がいました。

もちろん
恐怖感が全くなかった訳ではなくて
好奇心が
はるかに上回っていたのです。

無事に滑り降りた時
何とも言えない爽快感がありました。

そんな私に向かって
息子が言いました。

「さすがだね!」

「えっ?!
 お母さんうまい?!」

息子がうなずきました。

息子に褒められて
嬉しくてたまりませんでした。

ふとマザーテレサの言葉を思い出しました。

思考に気をつけなさい。
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい。
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい。
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい。
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい。
それはいつか運命になるから。

マザーテレサの言葉より

怖い
気を付けよう
怪我をしないように
そう思って
力んで滑っていた時と
楽しもう
自然と一体になろう
そう思って果敢に挑戦した時とでは
体の疲れ方も
心地よさも全く違いました。

前者と後者で
私は全く違うエネルギーを
放っていたに違いありません。

だからこそ
目の前に現れる世界が
これほどまでに違って見えたのでしょう。

現に
この日も
極度の恐怖に襲われた瞬間があって。
怖い!
そう強く思った瞬間
体が硬直し
目の前の景色が
一瞬にして
恐ろしい崖に変わりました。

何か物事に取り組む時
その時の思考、感情が
パフォーマンスに
大きく影響していくことを
改めて実感しました。

良い波動を放つことは
自ずと良い結果に
つながっていくのですね。


私は雪国の生まれですが
どういう訳か
私の住む地域では
スキーはあまり盛んではなくて
周りにもスキー経験者は
ほとんどいませんでした。

私が初めて
スキー板を履いたのは
短大生の時でした。

私の通う学科では
体育は必修科目で
2度のスキー合宿がありました。

もちろん
私は初心者班。
一からスキーを教わりました。

スキー板の履き方も知らなかった私が
この2度の合宿で
どうにかこうにか
ボーゲンらしいことが
出来るようになりました。

幼稚園に勤務して
4年ほどした頃
同じ園で働く40代のIさんに
家族でスキー旅行に行くから一緒に行こう
と誘われたことがありました。

初心者中の初心者であること
何より
家族旅行に同行するのは申し訳ないと
何度も断ったのですが
「うちのお父さん(旦那さん)
 教えるの大好きだから、大丈夫!」
そう何度もIさんに言われ
結局根負けして
その家族旅行に同行したのです。

その時一緒に行った
Iさんの次女と三女は
リフトから降りると
ボーゲンなんて嫌と言わんばかりに
さっさっと
直滑降で滑り降りて行ってしまい
そんなこんなで
Iさんの旦那さんは
一日私に付きっ切りで
指導してくれたのです。

おかげで
私は、この日一日で
急成長しました。

その後
当時付き合っていた主人と、
主人が仕事の日は一人で、
スキー場に通うようになりました。

振り返ればあの頃
毎週のようにスキー場にいました。

とにかく
楽しくて楽しくて
たまらなかったのです。


Iさんの旦那さんは
私にスキーを教えてくれた数年後に
おそらくまだ40代だったと思いますが、
まだ小学生の小さな子どもたちを残して
突然亡くなりました。


あの旅行に誘われていなかったら
一緒に旅行に行っていなかったら
私は今
スキーをしていなかったと思います。

息子が生まれてから
もう行くこともないかな…と
思ったこともありましたが
息子が
スキーをやってみたい
と言ったことをきっかけに
再び雪山に行くようになりました。

主人は多忙で
私と二人で行くことが多かったのですが
普段は苦手な雪道の運転も
なぜかその時ばかりは
それほど怖いと思いませんでした。

Iさんに教わったことを
息子に繰り返し伝えました。

たくさん転んで
たくさん怖い思いもして
泣きべそをかいたこともありましたが
それでも
息子は
スキーが嫌いにはなりませんでした。

ハの字を描いていた
二本のスキー板は
いつの間にか
綺麗に揃うようになりました。


その日
ひとつ前のリフトに座る
息子と主人の後ろ姿を見ながら
家族でこうして
スキーに来ることが出来るのも
Iさんそして旦那さんのおかげだな…
と思いました。

この日
私はIさんを
とても近くに感じました。
感謝の気持ちが溢れてきて…
胸がいっぱいになりました。

その時は分からなくても
神さまが
こうして私の人生を
幸せへと導いてくださっている…


神さまとか
ハイヤーセルフとか
超意識とか
人によって
表現は様々かもしれませんが
そのような
目に見えない存在とつながることで
私たちは
幸せを引き寄せていくことが
出来るのだなと
その日改めて思いました。






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