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2月とJay Dee a.k.a J Dilla

最も好きなヒップホップ・アーティスト、J Dillaは2月7日に生まれ、2月10日に亡くなりました。そのためか、毎年2月になるとJ Dillaについて、話をしたくなります。

J Dillaは、今や大人気のファレルやカニエほど一般的な知名度はないと思います。ただし、Dillaの硬質でファットなドラムと、独特の“間”が心地よいビートは、R&Bやジャズも含めた現在のブラックミュージックシーンに大きな影響を与えています。

ハッキリと、「J Dilla以前/以降」の区切りが発生している点で、個人的な感覚では、マイルス・デイヴィスやジェームス・ブラウン、マイケル・ジャクソンなどのレジェンドと同じくらい、J Dillaのサウンドはブラックミュージック史にとって重要な転換点だと思っています(今、ジャズシーンの中心人物になっているロバート・グラスパーも明らかに「J Dilla以降の人」)。

では最後に、J Dillaが生前残したビートに、彼の盟友であったCommonとD'Angeloが命を吹き込んだ「So Far To Go」を貼付けておきます。


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